本日の女子校マインドは、ふと思い出したことを書いてみようと思う。
あなたの周りでも、ど真剣に先生とお付き合いしようとした人はいなかっただろうか?
学校内で人気の先生っていたと思う。
特にそれが、男子校や女子校なら異性の先生が人気になる。
ある生徒が、ふとしたことから急接近して、禁断の関係が始まる…なんてドラマにありがちな設定を期待してしまうが、私が知る限りでは、こうなるのは50:50だと思う。
ちなみにうちの女子校では、先生が卒業生と結婚する。というのが結構多かった。
しかし、それは言わずもがな先生が独身であって、妻子持ちの先生を奪い取ったということはない。
が、私の同級でど真面目に、既婚者の先生を奪おうとしている子がいた。
ちなみにその先生は当時40代半ば。お子さんも結構大きくて、愛妻家な先生だった。
そんな先生とわかっていながら、好きな気持ちが止まらずにいろいろアプローチしていた。
その子は決して卓越した美貌の持ち主ではないし、男を手玉にとるような子ではない。
しかし、大好きすぎるその思いを伝えるために、職員室に話に行ったり、こまめに手紙を書いていたなぁ。
結果、当然なにもなかったが、
その子のアプローチによって生まれたものはよく自分を見てくれる恩師だった。
つまりは、
恋仲にはならないものの、その子が気持ちを必死に伝えていたから、その先生は当然その子を可愛がって良くしてくれた。
その先生は、私たちが高校を卒業して2年後くらいに亡くなった。
くも膜下で即死だった。
お葬式にはたくさんの生徒が来ていた。
でも、熱狂的なその子とはその場で会わなかった。
きっと、嗚咽出るくらい泣いたんだろうな。
先生と生徒の間柄でも生まれる恋はある。
もちろん、生まれない恋も。
しかし、もし恋が成就しなくても、
恩師と生徒という関係になることもある。
淡い恋は実らなくても、
なにかしらあなたの想い出に残る。
爪痕がつく。
あなたの青春を彩る1ぺージになることもある。