ポッドで駆け引き | 井上正幸のブログ

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ポッドを使うと相手の防御も攻撃側と同じように動かずレシーバーにプレッシャーをかけて防御を有利にすることを考えるがテトラポッドでは、シェイプのようにユニットを移動させることができる。
具体的には、真ん中に2つあるフォワードのユニットがタッチライン方向へ移動していくことで、相手の防御を誘導、コントロールした後、バックスのユニットはオープン側に移動する。
順目側に防御を誘導し、物理的に間に合わない状態にコントロールできれば、防御を崩すことができるし、防御がブレイクダウン周囲に集まれば(ラックチェイス)、外側のチャンネルを攻撃することもできる。
この時、両サイドのタッチライン際のチャンネルを攻撃することもできるし、逆サイドにユニットを集めて大きく逆サイドに展開し攻撃することができる。
攻撃側はフォワードのユニットとバックスのユニットが入れ替わるようになるが、相手の防御がもし同じように入れ替わろうとしなければ、攻撃側のフォワードに対して防御側はバックス、攻撃側のバックスに対して防御側はフォワードという状況、ミスマッチの状況になり、攻撃側にチャンスがうまれ、入れ替わるのが遅れれば、どちらかで数的有利の状況が生まれる。
このようにテトラポッドではトライポッドと違って、ユニットを移動させることで防御を誘導、コントロールすることができるのも大きな特徴である。

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