最近の若い人は歌詞を聴きすぎ。
ある番組で甲本ヒロトがいってた。
いやいや、聴くし、歌詞。読むし、歌詞。読んで感じて、勝手にいろいろ考えるでしょう。あなたの歌詞にどれだけ影響されたか、どれだけ感動させられたか。勝手にな。
ブルーハーツの青くさい歌詞好き。
ハイロウズの説教くさい歌詞好き。
でも、なんかクロマニヨンズは違うんだ。
好きな曲あるけど、歌詞がイマイチピンとこない。デタラメで歌詞を気にしないで楽しめるのはB-DASHだけでいい。ヒロトにそれは期待していない。
最近の若い人は歌詞を聴きすぎ。
この発言を知ったときは正直ガッカリしたし大反対だった。
だったが、最近テレビで、歌詞が泣ける歌が紹介されてた。中学生だか高校生が歌詞が泣けるといって紹介。モニタリングで誰々が歌って初めて聴く年配の人が泣いてた。歌詞がいいからなけると。
ごめんだけど、ぜっっっんっぜん泣けない。
歌詞の良さがわからなくて感動できない。
で、俺の泣ける歌を考えて一曲思い出した。
ハイロウズの映画という歌だ。
そして頭の中で再生してみる。
口ずさむ。
ヒロトの声、曲、最高だ。泣ける。目頭が熱くなる。
歌詞は…歌詞は…。
あれ?歌詞を思い出すが、泣けるフレーズが一個もない。歌詞だけ読むと泣ける箇所がまったくない。
そのときやっとヒロトの言ってることが、
少しわかった気がした。
最近の若い人は歌詞を聴きすぎ。