【思い立ったら即決断!好きなことをやるのに年齢は関係ない。を実践してみた(笑)! 】 | カメランナー&文具コンシェルジュふなばしの朝から激写日誌

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50歳を迎えたふなばしは、井の頭公園の朝の光を浴びながらジョギングを始めた。
ふと、走りながら、刻々と変化する公園の四季の風景に心を奪われ、いつしかデジカメを持ちながら走っていた。


~元バンドマン、20数年ぶりに演奏!かさこバンド初ライブ成功秘話~
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撮影:よしだひろふみ


バンドっていいよね。
本当に今回のTHE PINK HEARTSをやってよかった。
終わってすぐに想像以上の達成感を感じたこと。

今、メンバーや来てくれたみなさんが書いてくれているブログでの感想や
写真を見てじわじわこみあげてくるものを感じながらこれを書いている。


今年の抱負の一つに【バンドをやりたい】と思っていた矢先の1月5日の朝。

かさこさんからメッセが来た!かさこ曲バンドを作ろうかと思い、ベースを探している!と。


奇跡である。
自分なりに構想はあった。
「かさこ曲フェスティバル」
かさこ曲を楽器のできる人たちが集まって、バンドやグループを作り、
それぞれがかさこ曲をアレンジして1年に一度発表会的なライブ祭りを行う。
そこでベースギターでも弾ければいいなあ。ぐらいに思っていた。

したらば!いきなり本家からのお誘いである。

とはいえ正直迷った。去年のお盆に盆踊りバンドで久々にベースギターを触ってはいたが、
ステージとなるとまた勘を戻すために練習が大変だ。
また、年齢的問題もある。
決定していたメンバーを聞くとドラムのぴーちゃんなんて25歳、
自分の息子に近い歳で30歳も離れている。
ギターのひじきさんにしても20歳近くは離れているであろう。
しかも彼は現役のプロミュージシャンである。
かさこさんにしてもまさに今、全国弾き語りツアーで各地を回っている
現役シンガーソングライターである。ついていけるのか?
それよりなによりビジュアル的問題もあろう。
「なんで一人だけおっさん混じってんの?」
ってならないだろうかと(笑)。

しかし実際にそんなことは、ちょっとよぎっただけで、
速攻でやりたいですメールを送った記憶がある。


メール履歴を見てみると
8:12かさこさんより打診メール
~(ちょっとしたやりとり)
8:29お願いしますメール送信

とわずか17分後には決定している(笑)。

これは何といってもやりたい、やってみたいというその気持ちに従っただけ。

9:19 「調整さん」でメンバーが全員集まれる練習日の調整メール受信


このスピード!わずか1時間ですでに下準備が(笑)。

この時、本当にやりたいことに従ってよかったと思う。
3か月前の自分に感謝したい(笑)。
それよりなによりかさこさんにふなっしーがベースを弾けるらしいと紹介してくれたひじきさんと
それを聞いて誘ってくれたかさこさんには最大級の感謝を述べたい。
ありがとうございます。


とはいえ、やはり音楽的にはブレーキ的存在になったのは否めない。
普通、ぶっちぎりの年長者を入れるなら、その人の経験でいろいろなことを若い人に教えたり、
何かとリードするものだろう。
しかしこの年長者ってば、人に教えるどころか教わることばかり。
足を引っ張ることばかり(笑)。
いや~やっぱり音楽は現役に聞け!若い人に聞け!ってね。
スタジオに入るたびにいつも勉強になった。

やっぱり現役と20年ぶりにはとてつもない差が出来ていた。
最初の練習時2/18、なんとかそれなりにできる限り練習したつもりなのに、
実際に音を出してみると、音はモコモコで1音1音はっきりしない。
きっちり曲を覚えきれていない。とにかく演奏になっていない(笑)。

ただ1曲だけ「承認欲求」は、かさこ曲のアレンジャーでもあり、
ベーシストでもある岡山のぶんさんのかっこいいベースラインお手本動画が
あったので何とか形にはなっていた。
その後、そのぶんさんサウンドに近づきたくてせめて弦だけでも一緒のものをと
ぶんさんに相談したらクルーズの弦と教えてくれて
しかもとある楽器店にしか置いてないということで
お店も紹介していただき入手。
で、弦を変えたら音も変わっていい音が出るようになった。
ぶんさんにも感謝です。

ただ、これだけは思ってた。
最初の練習時はグダグダでもあと2か月あるし、
このメンバーならおそらく大成功するだろうという予感はあった。
一人一人がこのライブ成功に向けて、楽しみながら、
同じ目的を成し遂げようと同じ方向を向いていたから。
最高に楽しいステージにして、お客さんを楽しませようという思いがバンバン感じられたから。
仲間意識もどんどん芽生えていった。特に舟橋なんて、
「こんなに最高に素晴らしいかけがえのない若い仲間が出来たぞ!」
って胸張って言える(笑)。


そして、集客に、撮影会をやればカメラマン集客にメンバー皆が頑張った。
タイムラインがピンクで染まるほど(笑)。
練習も相当してると思う。実際舟橋も仕事が終わったら練習を習慣づけた。
何しろみんなに追いつきたかったし、ただの足引っ張りじじぃで終わりたくなかったから(笑)。
そして、50過ぎてもこんなに楽しめるんだよってことを証明というか、伝えたかったから。

実際この3か月、本当に楽しかった。とても充実していた。

この場を借りて、そのメンバーのみんなにお礼を言いたい。


撮影:よしだひろふみ


ひじきさん
バンド部マスターお疲れさまでした。練習でのムードメーカー、サウンド作り、
音のバランス調整、いい仕事っぷりを見せてもらいました。
特にバンド宣伝のパフォーマンスにはプロを感じずにはいられなかった。
そして最初の練習の時、舟橋の初心者以下のあまりの下手さ加減に
目を点にさせてしまってすみませんでした(笑)。
心の中で「次は、次こそはうまくなってくるから。」ってずっと思ってました(笑)。
ベースのことも色々教えてもらってありがとうございます!
本番ではあの体調不良の中、あれだけ頭振って体全体を使ってノリノリでパフォーマンスをして。
感動した!いや~本当に勉強になったなあ。ひじき最高のロックンローラーだぜ(^^)!


撮影:よしだひろふみ


なこちゃん
かさこ曲にはキーボードも入れてみてはと、紅一点のなこちゃん加入もよかった。
場を和ませたり盛り上げたり笑わせたり。ひじきさんとはまた違ったムードメーカーで。
最初にかさこ曲を弾いてみました。って動画を見たときはびっくりした。
いとも簡単にすごいフレーズを弾いてたから。
で、そんなにすごい演奏ができるのに、コード進行という概念がないのにはもっとびっくり(笑)。
譜面を見ながら難しいクラシック曲も弾きこなせるのに、
一見初心者でも弾けるであろうと思われるコード弾きに手間取るなんてこちらから見てると不思議でならなかった(笑)。
本番では、なこちゃんのピアノであのライブハウスを愛ある空間に作り上げてました。
最高の演奏でした。なこちゃん、最高のピアニストだぜ(^^)!


撮影:よしだひろふみ

 

ぴーちゃん
ぴーちゃんのドラムはかっこいい!
とにかくベーシストとしては、演奏中はドラムの音しか聞かなくてもいいぐらいドラム大好きっこなので、
ぴーちゃんのはじけるリズムメーカーにしびれっぱなしでした。
ノリノリ気分になれたよ。
そのうえ、練習終わった後のフルの仕事とか、みんなも感動の神幹事っぷりはすごかったね。
ああいう手間な仕事を自ら引き受けてくれて、本当にありがとうございました(^^)!
ぴーちゃん、最高のドラマーだぜ(^^)!



撮影:よしだひろふみ

 

かさこさん
こんなに最高な曲演奏と仲間に引き合わせてくれてありがとうございます!
かさこさんの詩にはどれも感動、同意出来るものばかりで、
曲もコードが気持ちよく流れるので、演奏が本当に楽しかったです。
特に、以前は「承認欲求」や「stay in barance」のような8ビートが主で得意としてましたが、
今回、カミサマや明日には~のミドルテンポものの気持ちよさを味わわせてもらいました。
ひじきさんも言ってましたが、サイボーグの仕事っぷりを間近で体感できたのと、
最高のクリエイターの作品に直接触れることができたのが何よりの宝。
また一匹狼軍団招集してください。
で、いくら楽しむのに年齢は関係無いっていっても、あまり劣化しすぎもバンドとして成り立たないので(笑)、
まずは健康でいることに取り組みたいと思ってます(笑)。
かさこさん、最高のメッセージシンガーソングライターだぜ!むしろミュージシャンだぜ(笑)!
そして最高の仲間だぜ!


撮影:よしだひろふみ

ライブハウスまで足を運んでいただいたお客さん、花スタンドを贈ってくれた久次米さん、
カメラマンをやっていただいたよしださんととべっちさん、新曲をすぐに形にしてくれたパンジー関さん、
ライブハウススタッフの皆さん、facebookで応援してくれた皆さん
本当に本当にありがとうございました!心より感謝します!