今が一番、好きだよ。 | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


「パネリストの1人になってください」と
お話をいただいた時から、

どきどき、
そして楽しみにしていた、
水俣食べる通信創刊記念イベント。





風邪もちゃんと9割がた治して♪、のぞみました。


何度か着られる機会はあっただろうけど、
やっぱり、今日という日に、初めて着たかったんだろうな~。

小濱田さんに選んでいただいた、
赤ワンピ。


夫も、これを気に入ってくれています。

親友がプレゼントしてくれた、
手づくりのネックレスは、お守り代わりに。




全国で、もう20か所以上で発刊されている
「食べる通信」の元祖、
東北食べる通信の、高橋さんの講演後

水俣の海、山、街を代表して
4人のパネラーと
もじょか堂の諸橋さんで、パネルディスカッションが始まりました。


ちょっと、手に汗がにじんでいたけど^^;

ちゃみさんのお話会の時ほど、バクバクはせず
わりと、落ち着いていられました。


みんなが、スマホやカメラで、
たくさん写真を撮っていたので、どこを見てよいか分からず・・(笑)
めっちゃ、芸農人気分☆


いろいろ、何をしゃべろうかな~ということは考えていたけれど、
会場に入ったら、出てくる言葉を話そうと腹が据わりました。


自己紹介後、
確か2つ目の質問で、
仕事や暮らしの中で、何を大事にしているか?
だったかな?


以前は、「がんばること」だったけれど、
いい嫁、いい妻、いいお母さんをやろうとして
疲れたり、不機嫌だったこと。

こんな状態で、人にも農業いいよ~、とは言えないなと思っていたこと。

でも、最近変わってきて、
「男性のように、かっこいいことは言えないし、
お花畑の中にいるようなお話ですが」

(本当は、すごく大事だと思っているけど、
場も場だったので、一応前置き)

家の中で、自分の気持ちを満たしていることが
私の大事な役割の一つで、
そうすれば、家族も、仕事もうまく廻っていく


というようなことを、短くですが、話した気がします。


それでもって、言うつもりもなかったのに、

がんばっている時は、
がんばらない夫とぶつかって、
夫が嫌いでした。

私のブログを知らない人は、
びっくりしたかもしれないけど、
笑いが取れた気もするので、まあ、よし(笑)





最後にひとこと、とマイクが回ってきたときに

「高橋さんのお話の中で、
今、身近に死がないから、
生きてるリアリティが感じられない、

死が隣にあると、今を生きることにリアリティがある、というようなお話がありましたが

私も、正反対の気持、
夫が嫌いだったのに、大好きになれて、
私はそのことが、すごくしあわせだから
人にのろけたくなります。

水俣も、いろいろな歴史の中で
「水俣が嫌い」と思う人はたくさんいたと思いますが、
それを「好き」にできたときに、
すごい惚気になると思います。


(略)・・・」

嫌いだと思うのは、
強い思いがあるからです。

興味がなかったら、
嫌いも好きさえもない。

本当は好きになりたいのに、
なれないから、嫌いになるんです。


そのために、私もしてきたけど、
正面から向き合うことが必要です。

本音で話すことが必要です。

過去のことに、素直にごめんねや、ありがとうを言えることも
大事だと思います。

言えるから、癒える。


そこが、素直な「好き」や愛情への入り口です。

ストーリーを持った、実体のある惚気は、
必ず人の心を打つし、
人が来てくれるようになると思います。





今日はちょっと報告が長くなりますが、

会場には、
たくさんの知人、友人が来ていました。

どの顔も、あったかい顔で
見守られている気持ちでした。

一人は、ちゃみさんの熊本のお話会の時に
たまたま隣に座っていた方で、
今日私が話すことを知って、八代から来てくれました。


水俣で友達ができずに、いじけていた頃。。
そんな私も、いたんだよね。



イベントが終わってからも、
ずっと笑顔でいられました。

水俣には、たくさん良か男がいます。

私があげまん道に出逢ってから、
男のよさ、
不器用さも含めて、懐深く持っている愛情や照れや
まっすぐさに気づけました。


それ以降、私はますます、男好きです。


昨日は、本当にいい男たちがいっぱいだったーーーーー!!!
しあわせ♡


だから、そんな良か男性たちから、
感想を言ってもらったり、

私が開いたことで、
(日々書いているブログを読んでくださってる方も、
今回はじめて「夫が嫌いだったのに、好きになった」の発言を聞いた方も)

これまでにない、話ができたりして
こういう話が、一番好きです。

男女の話、家族の話

それも、突っ込んだ話が、一番おもしろいです。



応援の気持ちで見守ってくれた皆さんの気持ちが嬉しい中で、

大分に出張に行っていた夫。

なんとか、パネルディスカッションの途中に間に合ったようで、
でも私が緊張するかもしれないと思って、
会場には入らず、舞台裏で私たちの話を聴いてくれていたようで。


懇親会にもふらっと行ってきた私、
帰りは午前様ぎりぎりだったのに、
寝ないで待っていてくれました。

しかも、とってもやわらかな表情で待っていくれてました。
にこにこ、嬉しそうでした。


私は、夫に一番見守られ、応援され、大事にされていることを
しみじみ感じました。


夫にいろいろ報告しながら、
そのまま自然とつながりました。。

ただただ、
今日この素晴らしい日の最後に、
夫の呼吸と体温と
同じ波の中にいること

それだけが、とにかくしあわせでした。




「今が一番、好きだよ。」

夫も、私も、
分かっているから、
あらためて「好き」なんて、なかなか言わないんです。
普段はね。

でも、伝えたくなった。


そして、「時間かかっちゃったね。」

結婚してから再び、こんな風に思えるまで、
こんな風につながれるまで、
時間がかかった。

たくさんたくさん、お互いに嫌な思いをしてきました。

「ごめんね。」


罪悪感でもない、自分を責めるでもない、
もうその気持ちは昇華してしまったけれど、
でも、これは夫を大事にする気持ちから、自然と出た言葉。

お互い、よいことも、そうでないことも
五分五分に原因があるとしても、
私は、自分から今は折れたいの。

それすら、幸せに感じる。


気づいた。


「今が一番、好きだよ。」は、
私が私を、今が一番、好きだから。

それが、よく分かった日だったから。

だから、夫も今までで一番好きになれているんだなと。



ちゃみさんへ

父も母も、子どもたちも、
水俣でつながってくださる皆さんへも
感謝の気持ちであふれています。


「今が一番」の気持ちは、
これから、もっともっと、大きくなっていくはず。
あふれていくはずです。


不安はことごとく、
信頼に変えて、今を楽しむ力にしています。




葉 葉 葉 葉 葉 葉 葉 葉
 
お茶で一福、心ふぅわり  桜野園
~家族でつくる、無農薬のお茶 @ 熊本県水俣市~

無農薬栽培シリーズ(肥料分として、圧搾の菜種油の絞りかすを肥料として少量施したお茶)
無肥料栽培シリーズ(肥料、農薬、一切を使わずにつくったお茶)

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