『RADIO パンボンズ』第271回 | パンジャーボンバーズ

『RADIO パンボンズ』第271回


「あんべともかずのSONG FOR YOU 2」

今聴いていただきたい曲をたっぷり
ノンストップMIXCD風味でお届け致します。

第2回はサウンドトラック「楽屋物語〜故郷篇〜」をあなたに!



https://www.youtube.com/watch?v=ddoPg-PrIlA


<全曲解説>

1:総合環境政策推進課 課長 西川光一

2:こもももももももものうち
一番最初に出来た曲です。最初にイメージしたのはノスタルジックで吉本新喜劇(口笛とミュートトランペット)でした。廣瀬家の愛犬「小桃」が甲州市塩山を散歩しているイメージ。今回のPV(https://www.youtube.com/watch?v=HGkV2CcuWE8)にも使われています。

3:ラフ奪取
1場から2場への転換で使用。これも「2.こもも…」と同じノスタルジックで吉本新喜劇の流れで作った曲で、ディキシーランドジャズ風味が出せたらなぁ〜と作り始めたものの、みんなからは、スーパーマリオみたいと言われる。途中「もわーい」と意味の無い言葉でボイスエフェクトを音にして入れてあるので確認してみて下さい。

4:弁当大盛りと罰当たれ
2場ラスト、弁当を食べる「マネージャー・ゆき子」と「みのる」の噛み合ない会話のシーンで使用。この何とも言えない掛け違いにリンクするように、台詞を頭で読みながら一発でアコーディオンを録音。タイミングとかもわざと直さずにいるので微妙に走ったり遅くなったりしてところがいい味となっている。

5:女の勘と何とやら
3場ラスト「社長・範子」と「みのる」のシーンで使用。「2.こもも…」での口笛フレーズを元にピアノで構築した一曲。ピアノの曲は、ときにシーンが臭くなりがちになるので、そのギリギリを目指した。他で使ったフレーズを使う事で、全体の統一感を狙ってもいます。(良くありがちな手法)

6:しげーるJAPAN
3場ラストから4場の転換で使用。見習い芸人「繁」のネタに合わせ、「8.くず鉄 魂のテーマ」のリズムだけを使用し、琴と尺八をサンプリングした和曲になりました。それもこれも、とにかく繁よ世界へはばたけ!とエールを贈った1曲です。

7:土下座でもしいや
「さとる」の怒りをそのまま音にした1曲。劇中は、さほどボリュームを上げていないので、リズムしか分かりずらかったと思うのですが…。低音が強いリズム主体の音楽の中、細かなフレーズが入れてあるので、是非確認して欲しいです。

8:くず鉄 魂のテーマ
楽屋物語のテーマ曲のつもりで書き、エンディングで流すつもりで作ったけれど、演出にはピンと来なかったようで、1度ボツになった曲。で、別の所で、仮で流す事になり、気づけばそんまま、拾われることに。最初は、ベンチャーズみたいな曲を想像して作り始めたんだけど、所謂あのトレモログリサンド奏法(テケテケテケ…)をモロ入れたかったんですが、上手く弾けなくて(笑)結果こんな青春真っ盛りみたいな曲になりました。

9:お笑いドリーマー
「8.くず鉄 魂のテーマ」がボツになった事により、出来た曲。くず鉄凱旋公演のOPテーマにこれが流れていると想像してつくりました。エンディングらしい開放感が見えるサウンドで、途中学校の鐘が入っているのは、ラストの回想シーンに繋げたいという演出意図(キッカケを作る)を入れ込んだ為である。あと、実はこの曲も「2.こもも…」の口笛メロディーを入っているので、最初と最後でブックエンドになっている形です。これこそ舞台音楽の醍醐味なのです。

-bonus-
10:塩山を散歩しよう
パンジャーは、毎回会場に入ったときからその世界を味わって欲しいという事で会場作りをしています。客入れ音楽も、その世界を表したいと、OPにかかる「2.こもも…」と同じモチーフで、この曲が産まれました。

11:小桃曇りの昼
「4.弁当大盛りと罰当たれ」を当てたシーンに、まずこの曲を書いていましたが、スチームドラムの音色が異国要素を醸し出してしまったので、一旦、演出OKが出てはいたんですが、音が強くなってしまうのでは!?と落とした曲であります。結果客入れ用となりました。

12:塩山祭り
今回、会場のコンテンツとして、綿飴機があり、縁日感とでもいいましょうか!?塩山祭がその先でやっているというイメージでつくりました。

13:雨降って・・・
「5.女の勘と何とやら」のシーンに最初に当てた曲でしたが、あえていれた生ギターのノイズが五月蝿いとボツ(笑)。

14:去りし日々
「ゆき子」がくず鉄3人に説教をしているシーンに当てて作ったんですが、音はいらないと判断。ボツに。