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妊娠から死産までのざっとした経緯はこちら


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仕事関係者に、定期的に度顔を合わせる男性がいます。

 

 

仕事終わりに時々プライベートな雑談をすることがありました。

 

私たちは同じような時期にそれぞれ恋人が出来、私が先に結婚、その男性がその後に結婚しました。

 

「結婚生活っていいですね~」とお互いの幸せっぷりを語ることもありました。

 

 

 

 

そして先日のこと。

 

「ぱんぽこママさん~!!

 

僕、ぱんぽこママさんに報告したいことがあるんですよ。」

 

と笑顔で言われました。

 

 

 

ピンと来ました。

 

 

これはもしや奥様の妊娠、又は出産報告では?と。

 

「どうかこの先どうなるかわからない妊娠報告ではなく、無事に生まれたとの出産報告でありますように!」

 

ととっさに思いました。

 

 

 

それでも一応、

 

「報告?何ですか?」

 

と聞いてみると、

 

 

 

「僕、半年後にパパになりま~す~~~!!!」

 

 

 

 

やっぱり。

 

妊娠出産に関することだった。

 

 

 

 

色んな思いが頭をよぎりました。

 

 

気になったのが「出産予定日が半年後」ということ。

 

もしかしたらまだ安定期にも入っていないのでは?

 

不安定な時期なのに報告しても大丈夫なのかな?と心配になりました。

 

 

 

仮に安定期に入っていたとしても。

 

私は7ヶ月で突然の死産をしています。

 

胎児に異常がなくても、私のようになることもあります。

 

 

妊娠に安定期はないと私は思っています。

 

出産は奇跡だと思っています。

 

 

何か起こった時に最も傷つくのは奥さん。

 

 

子どもを亡くしたショックもありますし、妊娠を知っている人が多ければ多いほど今回の妊娠のその後を報告しなくてはいけない数も増えてきます。

 

それって何かあった時に奥さんの心の負担になるのでは?

 

喜びの妊娠出産はともかく、妊娠後の流産死産は知られたくない話になるかもしれないし……。

 

 

しかも私と奥さんは顔見知り。

 

 

順調に出産までいくのが一番望ましいけど、万が一を考えるともっと慎重になってもいいのでは?

 

 

 

 

なんてことをごちゃごちゃ考えてしまいました。

 

 

 

 

奥さんのことを考えるのなら、

 

 

「半年先?!身内ならともかく、私程度の関係の人にはまだ言わないほうがいいと思いますよ。」

 

 

が、本音です。

 

 

がそんなことを言えるわけもなく。

 

そもそも縁起のいい話をしてくれているのに、水を差すようなこともしたくありません。

 

 

 

幸せいっぱいそうなその男性に私は、

 

「おめでとうございます~!」

 

と返すしかありませんでした。

 

 

 

きっと彼も、その言葉を最も求めているでしょうから。

 

 

 

私のこの「おめでとうございます」には、単純に「妊娠おめでとう」という気持ちよりは、

 

「おめでとうの先払いをしたので、絶対に無事に生まれてきますように!地上のパパになれますように。」

 

という願いの意味合いの方が近いかもしれません。

 

未来を見据えて先に「おめでとう」と言ったんだから、神様お願いします!というか。

 

 

 

 

 

でもよく考えてみたら、周産期で死産するという私の方が統計的に見ると少数派なんですよね。

 

死産は0.33%の確率だといいますが、普通はそんな数字が自分に巡ってくるとは思いませんもんね。

 

 

でもまだ周産期には入ってなさそうなので、それもやはり心配ですが……。

 

 

 

 

ちなみに「おめでとう」の言葉を言うのに、抵抗は全くありませんでした。

 

私の死産直後に生まれた友人の出産報告にも、お祝いのメッセージを送っています。

 

その時はぱんぽこのことがあった直後だったので「おめでとう」の言葉は控えたものの、無事に生まれて嬉しい気持ちをそのまま伝えました。

 

 

 

一方で、私は親戚の子どもの誕生日パーティーには抵抗があり、死産後のパーティーには欠席しています。

 

親戚は身近な存在だからだと思います。

 

自分の娘が亡くなって数ヶ月なのに、娘と血の繋がりのある子の誕生日祝いをするのが娘に対してとても不謹慎に感じたのもあります。

 

 

そして1年経った今でも親戚の子どもの誕生日祝いに抵抗がないといったら嘘になると思います。

 

でもそれは、純粋に「死産」だけに関するものから来ているのではなく、その後の親戚との人間関係で私の気持ちが少しもつれたからなのかもしれません。

 

 

だから、抵抗のある「おめでとう」と、抵抗のない「おめでとう」が私の中にはあるのかもしれません。

 

 

死産から1年経ち、言い方は変ですが「喪に服した期間は終わった」という感覚があるので「おめでとう」という言葉に抵抗はなくなったかもしれません。

 

 

何にしても仕事関係の男性が無事に地上のパパになれますように。

 

奥さんもこの男性も悲しむことが起こりませんように。

 

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このブログは、可愛いぱんぽこの思い出と、自分の心の整理と、情報が少ない死産後のことが少しでもお役に立てばと思って更新しています。

私はまだ精神状態が不安定で、人に気が使える状態ではありません。

このブログは、死産・流産・不妊などで悩んでいる方が多く読んでくださっているかと思います。

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