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妊娠から死産までのざっとした経緯はこちら


ラミナリアの痛みを最大限排除した方法はこちら



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もうすぐ子宮内胎児死亡から丸2年が経ち、3年目を迎えようとしています。
 
 
2年前の今頃は、色々なトラブルを感じ始めた時でした。
 
でも1つ1つが小さなトラブルだと判断されたのか、産科ではまともに診てもらえませんでした。
 
 
 
今思うと
 
「気がついて」
 
のサインだったのかな。
 
 
そう思うと胸が締め付けられるような思いです。
 
 
 
 
2年という歳月は、思ったよりも濃くて、重たくて、忙しくて、心の変動もとても大きなものでした。
 
 
平坦ではありませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
死産後は、2年後の生活も気持ちも想像がつきませんでした。
 
 
 
なんとなく、今よりは平穏な気持ちになれているような気はしました。
 
 
確かに2年前よりは穏やかな生活をしているし、笑うことも多くあるし、動きが鈍く考えることを拒否していた頭も、最近になってようやく動き始め、視界がクリアになったような気がします。
 
 
 
でも死産前の生活は未だに取り戻せていません。
 
まだテレビ、特にバラエティなど娯楽がメインの番組を見るのは不謹慎のような気がしてしまうし、あの賑やかさをストレスに感じてしまいます。
 
痛ましい事件事故が報道されるニュース番組も、やはり自分自身に重ねてしまう恐怖から観る気が起こりません。
 
 
よってまだテレビは観られない状態です。
 
 
ただ、死産後鬱になって読むのが苦痛だった活字を読む作業は、苦痛ではなくなりました。
 
細かい字でびっしり書いてある書類を読んでも苦痛を感じなくなりましたし、新聞にも興味を持てるようになりました。
 
 
友達付き合いは、数人に連絡をとることが出来ました。
 
片手ほどの数ですが大きな進歩です。
 
その内死産のことを話すことができた友人は、これまた少ない。
 
といっても焦っても仕方のないことなので、気の向いた時でいいかと思っています。
 
 
 
振り返ると、私の心に大きなダメージを与えたものはいくつかあって、それが2年経った今でも尾を引いています。
 
 
・産後にぱんぽこの顔を見たことにより、別れが惜しくなり悲しみが増したこと
 
・火葬場を自分たちで選び、骨を拾ったことにより、悲しみがトラウマになってしまったこと
 
・死後の検査から、死の直前は苦しんだということが判明したこと
 
 
 
どれも避けようと思えば避けることの出来た行為です。
 
死産後、赤ちゃんと対面したくないと希望すれば、顔を見て別れが惜しくなることはなかったでしょうし、火葬も病院から直接業者に渡してしまえばトラウマになることもなかったと思います。
 
死後の検査だって私たちが希望しなければ、「苦しんだ」という事実を知ることはなかった。
 
 
でもこれらの行為に対し、私は一切の後悔はありません。
 
私の場合はこれらをして良かったと今でも言い切れますし、今後もそれは変わりません。
 
 
自分が苦しくなる行為だとある程度わかっていましたが、それよりもぱんぽこのためにしてあげられるわずかな時間を自分なりに有意義に過ごしたかったし、ぱんぽこのことを少しでも多く知りたかったから。
 
おかげで苦しみを少し共有することが出来たと思っています。
 
2年経った今でも苦しく辛いのは、ぱんぽこの苦しみを共有出来ている証拠なのかもしれません。
 
 
だから日常生活が死産前に戻らなくても、友達付き合いが大きく変わってしまっても、自分自身が人と深く関わることを避けてしまっていても、それが今の私にとって自然なことのように感じています。
 
 
なんにしても死産前の自分に戻ることはできない。
 
 
新しい自分をつくっていくしかないんでしょうね。
 
 
 
ぱんぽこは私に色んなことを教えてくれました。
 
今でもそれを実感する日々です。
 
 
当たり前の日常に感謝しながら毎日を過ごしていきたいです。
 
 
二回目の命日が近づいています。
 
今日もお空の上が、平和で楽しいところでありますように。
 
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