僕はMAD3のアルバムは24~25歳に買ったファーストアルバムのLPだけ所有と思ってら、カップリングの7インチを当時I.H君に教えてもらい買っていたこと忘れてた。
「KING OF LIZARD SESSION」
この7インチシングルはジャケを見ると1999年になってる。
僕が27歳~28歳の時だ。
実はこの頃はドラムンベースとビッグビート、エレクトロのレコードを中心に買ってた。
どうして僕がこの7インチレコードを購入したのはTHE DOORSの名作「LIGHT MY FIRE」をカバーしてると聞き、絶対欲しいと思ったのが購入動機。
当時は試聴という行為が皆無な為、常に資本を使ってから初めて聴くパターンがほとんどで、もしくは友達のテープで聴かしてもらうくらいが当時の状況。
しかも、この7インチはカップリングになっていて片面がMAD3のカバー「LIGHT MY FIRE」裏面はABNORMALSがELVIS PRESLEYのカバー「VIVA LAS VEGAS」を収録。
7インチシングルの裏ジャケはこんな感じ。
これも今回初めて気付いたことがあったんだけど、どちらもSIDE Aになってるのは狙ってるのかな?
SIDE AでMAD3
裏面もSIDE AでABNORMALS
当時は常にレコード購入=冒険という大枚を叩いて大人買いし、その中に当たりがある様な、大損は当たり前的な買い方が普通だった。
しかし今回紹介するMAD3のカバーはかなり良い。
「MAD3 - LIGHT MY FIRE」
インストガレージのイメージが強いMAD3の中では変速的な曲になるが、逆から言うとインストガレージ系でない人、ドアーズ系の音が好きな人は好みの音だと思う。
かなり忠実にカバーしていてアレンジに飛んでないこのカバーはMAD3の中で隠れた名作だと思う。
僕がイベントでかけてたファーストアルバムは踊る曲ではなく薄暗い感じのSIDE ONEの4曲目に収録されてる「FIRE BALL」という曲で洋画のサントラで起用されてもおかしくないくらいお化けっぽい、不良の溜まり場っぽい曲。
僕はファーストと、このシングルしか持ってないのでその後の作品は聴いてないけど恐らく皆がイメージするMAD3はスピード感ある曲の方が認知度が高そうだね。
僕はどんより系とまさかのドアーズのカバーの2曲は今でも大変気に入ってる。
さすがに40歳を迎えると音に対して聴き方が変わると思ってた。
親父達がいう年を追うごとに揚げ物系や肉系より、さっぱりしたものが好きになると言っていた親父は毎日ステーキを喰っている。
僕は40歳になってもこの2曲は過去形でなく今も好きな曲。
当然、聴き方や音楽に対しての姿勢は30代のiPod出現により一気にレコードを全くコレクトしなくなり、また音楽に対して毎月何万円投資することが無くなった。
恐らくレコードの付加価値や情報が無いことが逆に楽しかったかもしれない。
試聴できないし、生産数も少ないし情報が貴重な時代だったから夢中になってた可能性はある。
現在は焦らなくて良くなった分、音楽を掘り漁る熱意は映画と同じくかなり半減した。
それでも40歳を迎える僕は焼肉や揚げ物系が大好きで、インストガレージもウチコミも好きだ。
50歳になったらどんなものを好んでるのかは想像付かないが、今とあまり変わってない様な気がする。
過去に買ったレコードを再度聴き直すと発見が多いので、多分そんな感じだと思う。
ちなみにこの7インチの音源はニコニコ動画でしか発見できなかった。
同じ人がアップしてると思うんだけどABNORMALSのエルヴィス・プレスリーのカバー「VIVA LAS VEGAS」も発見したので、こちらもどうぞ。
「ABNORMALS - VIVA LAS VEGAS」
ABNORMALS の事は詳しく知らないけどプレスリーのカバーっていうよりデッド・ケネディーズがカバーしたビバ・ラス・ベガスの感じに聞こえるね。
M君が20歳くらいの時にマフィーズ・ロウの曲バーベキューとデッケネで繋いでいたの思い出した。
僕がその時22歳。
そして現在40歳を迎えようとしている僕はさっぱり系意外にも焼肉(直火に限る)的なのが好みなんだと痛感する。
60歳でも焼肉(直火に限る)は変わってなさそうだ。
ちなみにドアーズのあの名曲は意外な人がカバーしてるんだけど、それは機会があるときに紹介したい。
あと僕のサブBLOG「SUPER BARBARIAN的な日常生活」も宜しくです。
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以上。
ベリサンキュ。