あのリフティング・リストバンドを再度検証 その3 | MUDAMUDA DAM

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今回はダブルバックルタイプのリストバンドの件で。



リフティング・リストバンド、ファッションではなく実際にスポーツで使用されていたのかが、いまだ気になり、色々調べたらこんな画像があった。


PARANOIA TRAINの日々-あのリフティング・リストバンドを再度検証 その3
画像元URLhttp://www.roguefitness.com/media/catalog/product/cache/1/image/0dc2d03fe217f8c83829496872af24a0/r/i/risto-sports-wrist-strap-2.jpg



現在ここで販売してる。


PARANOIA TRAINの日々-あのリフティング・リストバンドを再度検証 その3


Rogue Fitnessというファッションではなく完全にスポーツ、本格的なウエイト・リフティング(重量挙げ)をするためのアイテムを扱ってるサイト。



価格は22.9ドル。凄く安価。


気になったのはまず、革が黒ではなく茶色。


僕が10代の時に名古屋ア・ストア・ロボットで購入したダブルバックルタイプのリストバンドは黒色。

あの頃、逆に茶色でパンクアイテムとしてリリースしてるものを全く見たことがない。


しかも価格が今回紹介してるものとあまり変わらないのも気になるよ。


そして着用がバックルが下、ストラップが内側。


このリストバンドが実際にどこまで重量挙げに対し認知がありメジャーかマイナーかは分からないが、現在も購入できるということは機能として役割を果たすってことだよね。



記憶に残ってるのは僕が当時購入したダブルバックルも今回紹介した画像と同じく、貫通した穴があり一枚革仕様で制作されてた。



ここはうろ覚えだけど、そのリストバンドは確か貫通した穴が2箇所(全4つ)あり、当時は謎だったあの穴、サイズ感をMサイズからLサイズに変更できる仕様だったのかな。



ダブルバックルのリストバンド、元ネタがリフティングだということは今回の画像でも、また以前紹介した件でも立証できた。



過去の関連記事。


2013-10-07
SEX PISTOLS あのリストバンドのバックルは上?下を検証


2013-11-03
あのリフティング・リストバンドを再度検証


2013-11-04
あのリフティング・リストバンドを再度検証 その2


2013-11-10
カジュアリティーズ CASUALTIES OF WAR


ここ最近になってダブルバックル、またシングルバックルを使用し、時計が付属できるリストバンドはベトナム戦争で見かけたが、ショーン・ペンが着用したものは一枚革に大きなシングルバックルに時計を着け、ジョニー・ディップが映画や現在も着用してるものはダブルバックルで一枚革ではなくストラップはカットしリベットで打った仕上がりになってた。



面白いのはショーン・ペンは軍曹役、戦争で着用し、何故か時計の向きが内側になりバックルが外側に来るよう着用してた。


戦争.....命に関係する際にわざわざ、そこにこだわる意義はファッションなのか機能性重視だったのかも気になったよ。


プラトーンに出演したジョニー・デップ、確かベトナム語を通訳する役で出演し、またベトナムの子供を背負って歩くシーンが記憶にあるが、彼はそのときリストバンドはしていても時計が付属されてないことがものすごく気になった。


戦争で時間が分からない状況を自ら選択することが許されたのかまで勝手に思ったよ。



プラトーンのパッケージになってるウィレム・デフォー 、通常のアーミー時計に右腕には細いシルバーブレス着けてた。


カジュアリティーズでも細いシルバーブレスは他の兵士がしてたり、ショーン・ペンみたいにゴツ目のシルバーブレス、他の兵士は普通にアーミー時計を正常な着け方など.....が気になって観てた。



戦争でだよ。でも映画だし.....




なので僕の勝手な見解ではベトナム戦争で見かけた時計が付属できるリストバンドはリフティングからの流れではなく、ファッションからきてるのでないかと思う。




先のダブルバックル・リフティング・リストバンドに話は戻るが、あれを実際に着用する説明動画も発見。



New Risto Sports Wrist Wraps



非常に気になったのがストラップの向き。



この動画では着用最中はやはり内側に引っ張り、その後外側にストラップが行ってる。



だが、もう1つの動画では僕の定説、内側になる着け方を説明。



How to wear leather wrist wraps and a cute Bluetick Coonhound - Risto Sports


この2つの動画、リストバンド着用をわざわざ説明してるのは手首を痛めないことをサポートしたくてだと思うと、やはり重要な役割だったのかな。


腰を痛めた人がコルセットしてる理屈と同じ?




それが何かの拍子.....というか、それをファッションとして着けた方が面白いと思った人がいて、約50年経った現在の状況があると思うと非常に興味深い。



今回紹介してるものはリアルタイムで販売してる訳だから、実用性、スポーツから見たリスト・ストラップ、ファッションから見たリスト・ストラップは現在も同時進行で存在してることが理解できた。




時計を着けること可能なリスト・ストラップみたいなリストバンドは、元々、発端はなんだったんだろうね?



そういうことばっかり考えてると、スタッズ、鋲とかも元々は何のために制作されたのか気になるよ。


カテゴライズされて当たり前になってるもの、それの発端と過程を気にすると沢山出てくる。




本気仕様とファッション仕様は現在も同時進行中。



もし仮に僕が重量挙げするんだったら、革ではなくハイテク素材でベロクロを仕様したものを使う。



また戦争でリストバンドを着用するのであれば絶対に時計を付属させる。



アーミーウォッチではなく日本が生んだG-SHOCKを活用するよ。



命に関係する場合のコーディネートとタウンユースを意識したコーディネートでは当たり前だけど選択するアイテムはガラリと変わるよね。





ちなみに本格派リフティング・リストバンドではピンク、イエローも見かけた。


そして何故かそれはスエード仕様だったのも意外。





あと僕のサブBLOG「SUPER BARBARIAN的な日常生活」も宜しくです。



以上。


ベリサンキュ。