閲覧いただきありがとうございます。
先日の記事に書いたボスの手術に向けたCT検査は、月曜日に予約をとっていたのですが、日曜日に、またカテーテルが抜けてしまいました。
急きょ、かかりつけの先生に紹介いただいた大きな病院に行くこととなり、そのまま1日繰り上げて、検査もしていただくこととなりました。
まず、大手術に向けた全身麻酔に耐えられるかどうかの血液検査の結果は、
問題なし。
ということで、続いて全身麻酔をして、CTスキャンをお願いする事になりました。
その結果ですが、
素人の私が画像を見ても、よくわかりませんが、
結論からいうと、
かなり難しい。
というより、
残念ながら、絶望的と言ったほうが適切なようです。
保護した時から、ボスの排尿障害はあり、その時に他病院で徹底的に検査をしてもらっています。
その時に、宣告された診断結果にまちがいはなく、そのまま今に至っただけということになりました。
ボスの元気な様子に、
私たちが勝手に希望を持ち、
もしかしたら。
もしかしたら。
と一喜一憂しながら最善策を模索し続けていただけです。
結局のところ、
排尿障害の原因となっていた前立腺の腫瘍は、進行はゆっくりながら悪性のもので、位置的に手術で取り除くことが困難な場所にあるそうです。
腫瘍に圧迫された尿管自体も異常に腫れ、カテーテルが入り難く、数日で抜けてしまうのも、そこに原因があるそうです。
そして腎臓です。
もう、ほとんど機能していないとのことです。腎臓という臓器は、一度悪くなれば、絶対に回復しません。
ボスの場合は急性腎不全ですから、その進行は早く、腎臓の機能が完全に停止した時、尿毒症となって死に至ります。
県下でも最新の医療機器を誇り、最高の医療技術を持つ病院ですら、ボスの検査結果からくだした診断は、
外科的根治は不可能。
カテーテルを通すのもそろそろ限界。
「今から急激に悪化していくと思いますから、覚悟が必要です。」
とのことでした。
オシッコさえ溜まらなければ、
ボスにはまだ、
ご飯を楽しみにできる食欲も、
楽しげに駆け回る体力も残っています。
残された日が短いならば、せめて、みそかちゃんのように最期の瞬間まで、この世を謳歌させてあげたい。
そう思っています。
ところが昨日。
またボスのカテーテルが抜けてしまい、病院に駆け込んで、1日入院することになりました。
1日すらも持たず、軽い腹圧で抜けてしまうようになってしまいました。
私たちにはもう、ボスに楽しい時間を与えてあげることすらできないのでしょうか。
保護犬を救いたいと言いながら、何もできない無力さがただただ歯がゆいです。