殺処分ゼロは動物を愛する人なら誰でも願うことですよね。
じゃあ殺処分ゼロにするにはどうしたらいいのか。
保健所への持ち込みと繁殖の規制(ブリーダー)。
現状を知り、拡げ、
そして一番は、家族を大切にする!
これがいずれ殺処分ゼロに近づける方法です。
Facebook hugさんの記事を引用させて頂きます⬇
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「殺処分ゼロ」を越えて。
最近様々な場所で「殺処分ゼロ」が取り上げられています。
雑誌やSNS、TVの地上波のゴールデンタイムでも取り上げられるようになり、
「殺処分」と云う「非道」に対する国民の認識が上がってきたのはいい事だと感じています。
今こうして「殺処分ゼロ」が多くの人に知られる様になっているからこそ、
「殺処分ゼロ」を越えて、
「人と動物たちが共生する社会」を作る事こそが重要である事を
多くの人たちに伝えなければいけないと思っています。
その為には、
今の「保護譲渡の拡大」での
「ゼロ」には限界がある事を認識する事はとても重要な事です。
当たり前です。
ペットショップやブリーダーから年間80万頭もの「商品」が「市場」に供給され続けている現状で、
どれだけ「保護譲渡の拡大」が行われても、
それには限界がある事は誰が考えてもわかる事で、
既に神奈川県などの自治体では「保護ボランティア」に大きなしわ寄せが来ています。
また、「命の期限」に追い立てられた「譲渡」は
適正でない「譲渡」を生みだす原因にもなります。
簡単な事です。
風呂の水が溢れて次々と排水口に流れ込んでいます。
普通、最初にする事は「蛇口」を閉める事でしょう?
「蛇口」を閉める事無く、
バケツで水を汲みだす事を続けていても、
それを永遠に続けなければ水は溢れて排水口に流れて行くし、
バケツの中の水も淀んでしまう事にもなりかねません。
「殺処分ゼロ」イコール「動物達の幸せ」にしたいのならば
「保護譲渡の拡大」はあくまでも対処療法との認識を持ち、
「生体小売業の規制」と云う形で「蛇口」を閉める事と、
年間20000頭にも及ぶ「飼い主からの持ち込み」に表れている、
「飼い主の意識と責任」と云うもう一つの「蛇口」を閉めなければ
本当の意味での「動物達の幸せ」は訪れない事を私たちが知らなければいけないのです。
そうしなければ「殺処分ゼロ」が
犬や猫達を更に苦しめる事にもなる可能性すらあるのです。