「強み」というのは一体何なのか?ということだった。
鳥ははじめから飛ぶことができるように、強みははじめから「できてしまう」という特徴があった。
「強み」ははじめから「できてしまうこと」。
「能力」は「できるようになること」だ。
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虎がもともとから強いのと同じである。
「できるようになる」というのは、はじめはうまくできないけれども、
努力と訓練でうまくできるようになるということで、スキルや技術などはここに含まれる。
人が能力を身につけるのは、その人が属する社会がそれを求めているからで、
社会の荒波をうまく泳ぐために「できるようになる」必要がある。
「手に職」や「資格」などがそうで、
コーチングなどのコミュニケーションや営業のプレゼンテーションスキルも同じである。
ところが「強み」はできてしまう特徴があるので、いつも「自分から」はじまる。
社会で必要かどうかとか、誰かに評価されるかどうかとか、偉業を残すかどうかとか、
そういうことはひとまず関係がない。
だから強みにはストレスと競争がない。
全部自己完結してしまう。
能力は自分からはじまるのではなく、外の世界の求めに応じて身につけるものなので、
たとえ自分でそれを選択したとしてもストレスとその結果としての競争にさらされる。
たとえば、エジソンの話を聞いたことはないだろうか。
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エジソンが白熱電球を発明したとき、フィラメントの素材が決め手になった。
フィラメントは白熱電球が輝くまさにその部分のことで、
エジソンはこのフィラメントに適した素材を探すために実験を重ねた。
その回数実に12000回だという。
その実験の途中でエジソンが「失敗ばかりだ」と言われたことに対して
「またひとつうまく行かない素材を発見した」と答えた。
そして最後には日本の竹がフィラメントに最も適している素材として
採用されるに至った。
(注:正確には白熱電球の発明者はJ.W.スワンとされている)
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自己啓発書などにはこの例を挙げて「だからあきらめてはならない」とか
「できるまでやる」ことの大切さがよく説かれている。
だがもし、今白熱電球に変わる発明が自分の目の前にあるとして、
しかも12000回実験を繰り返せば必ず発明できるとわかっているとしても、
私ならそれをしない。向いていない。
もしやったとしたら、ものすごいエネルギーのストレスが生まれることは間違いない。
周囲にきっと迷惑をかけるだろう。
そして最初の1000回目できっと失神するに違いない。
能力を一生懸命生かすときにこういうことが起こる。
エジソンが生涯1300点に及ぶ発明に没頭し集中できたのは、それが強みだったからである。
12000回実験を繰り返して最後に日本の竹を採用したのもそれが強みだからだ。
「あきらめない」「できるまでやる」でやったのではない。
繰り返す実験が「できてしまう」から「できてしまった」のだ。
ストレスなどほとんど感じていなかったということは、彼のことを調べてみればすぐにわかる。
強みを使うとき、人はストレスを感じることなくそれが「できてしまう」。
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私は、ここ最近。扉が開いた。
これが、宮本プロデュースの「強み」なんです。
私は、赤ちゃんが大好き。
迷いも汚れも無く、「そこにそのものが在る」輝きの美しさに、人は、赤ちゃんに魅かれずにいられません。
私は、「強みが見えて、人を輝かし、長期的な展開を見てアイデアを産む能力」を人に褒めて欲しい!とあがいていた事に気付いた時、「わかるわけない」と思いました。
しかし、今までの実績と経験の積み重ねにより、私に何かが出来るんだ、と理解してもらえていれば、オッケー。
求めません。
さて、この玉ねぎになった部分を○に戻す作業は、基本的に、自分ではなかなか出来ません。
松原さんやウッチー先生に剥いでもらわないといけない。(私は、個人的には、「宮本プロファイリング」で行いますが、この部分はまだ今後極めていこうと思っています。)
つるっつるの○になった時、人は輝き、「幸せ」と思うのです。
「強み(魂)」を活かすお手伝いをするのが、私の使命なんだ、と気づきました。
しかし、私自身が、まず剥かないといけない。
この世の悲しみも悔しさも、あらゆる経験をしました。
神様は、なぜ、私にこんなにも過酷な状況に置くのか、どれほど、涙を流せば良いのか。
でも、そこにも意味があることがわかったのです。
人の世の、玉ねぎの経験がなくては、人の気持ちがわからないから。
使命として、様々な経験を与えてきたのでしょう。
そして、私は、つるっつるではありませんでした。
韓国籍であった事へのジレンマや色々な過去の悲しい経験を、告白できなかったのです。
それは、「人に愛されたい。でも、人がはなれていってしまって傷つくのが怖い」という弱さでした。
しかし、とうとう、あまりにも、最後の皮を剥かないので、病気になりました。
頭がハゲになりました。
後は、心をつるっつるにしなさいと言われたのです。
そして、「生きるのか?死ぬのか?」という究極の選択を用意され、私は、すべてをさらけ出したのです。
○と□のロジックがあります。
□のロジックは、また。
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お2人に感謝します。
「強み」を理解した後は、本人の作業になります。
それは、大切なものを「捨てる」のです。
本当に捨てるのではない。
愛してるから、卒業するのです。
それが、愛している人への最高のプレゼントだから。
小中高、と卒業式をしてきました。
それは、環境が用意してくれた玉ねぎを剥く作業なのだとわかりました。
大人の環境でそれが作れれば、とてもハッピー。
宮本が卒業式をやってあげるよ。
景色は上々です。
「大人」ってね、また○に戻ることだよ。
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http://hicbc.com/radio/kiramamacafe/
放送時間:毎週土曜日 12:30~13:00
パーソナリティ:平野 裕加里さん
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3月31日(土)/4月1日(日)10:00~16:30
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