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さて 
そこから また自分の考察が始まります。
 
私の育った環境とは。
 
こんな一面が 炙り出されてきました。 
 
 
☆  ☆ 
私が育った家族構成は。
 
私を含めた4人兄弟と 父と母。
 
母は専業主婦で、父が 大黒柱として
一家の生活を稼いできます。
 
稼いでくるので
我が家では 父が一番えらかったのです。
非常にワンマン。
 
今から思えば、母には発言権はありませんでした。
いつも母は父に
暴言を吐かれて ダメ出しばかりされていました。
 
母の自己肯定感は 満たされる事は
なかったように思います。
もちろん 子ども達である我々も
父に従わないと 
とんでもないことになりました。
 
 
今から思えば 
なんで母は父と離婚しなかったんだろう。
 
思春期には 
冷静にそんな事も感じたりもしました。
 
 
そういえば。今日の ニュースでも
 
家庭での虐待の事が上がっていましたね。
 
 
 
 
1.虐待の内容別では最も多かったのは、
 
▽暴言を吐いたり、子どもの目の前で家族に暴力を振るったりする「心理的虐待」が半数を占め8万8389件でした。


次いで、▽殴るなどの暴行を加える「身体的虐待」が4万256件

 
> ニュースより引用。
 
これによると我が家のパターンは
これに当たるなと思います。
 
数年前までは
男性の大きな叫び声を聞くと
父の怒鳴り声を思い出し
いても立ってもいられなくなる
 
そんなトラウマが残っていました。
多分私だけでなく
兄弟全員のトラウマでしょうね。
 
 
結局 
母には離婚するための
生活能力がなかったのだと思うのです。
 
 
実家は 当時は商売もさかんな村の名士でした。
世間体もあり 実家にも戻れず。
後妻の長女である母は 
全てを我慢しつづけて
ずっと父に連れ添いました。
 
(当時は父の実家も盛大に家業で稼いでおり
結婚してから 父の実態がわかり
祖父、母の父は のちに
こんな所に嫁がせて申し訳なかったと
母に謝ったと 母から聞いたことがあります)
 
もしかしたら夫婦にしかわからない
心のやりとりというか、
愛があったのかもしれないのだけれど。
 
子どもである私には
そんな深読みは出来ません。
 
 
お金を稼ぐ人は 力や権力を持つ。
 
今でこそ
起業して 私のサービス(撮影やセッション)を受けた方が
喜んでいただけた形がお金であると
 
仕事やお金の概念が変わってきたように
思っていたのですが。
 
 
 
 
それは奥にある
見たくないものを 
カムフラージュしていたものでした。
 
私の奥にあった 
 
お金を稼ぐ人=父=チカラや権力を持って
それ以外の者(家族)を 従わせる
 
そんな横柄な 父の姿を 
私は憎んでいたのです。
 
 
 
お金を稼ぐという事 や
お金を持つと 
父と同じ事になるのを
 
私は
認めたくなかったのだということ。
 
 
今回の出来事で
ようやく炙り出されてきたのでした。
 
つづく