2020.3.11
今野華都子先生の
名古屋古事記塾で語られた話に基づいて
文字起こしをしています。

前回はこちら


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さて

それでは 
日本の國體(こくたい)とは一体なんなのでしょうか。

そもそも國體(こくたい)って?

それは
たとえば 人に 人柄というものがあるように

国にも お国柄というものがあります。

そのように

 國體(こくたい)とは 
簡単に言うと
日本という国らしさ。




それでは日本らしさって
だれが為しているのでしょうか。



それは
私たち一人一人が作り上げているのです。




さきほど
古事記とは



国家を運営していく上で
古代から蓄積した知識の精髄をまとめたもの



と書かれていましたが。




その国家とは
そこに住む私たち一人一人が作るもの。




だから実は
私たち誰もが触れるべき
先代からの叡知なのです。



そして思い出すものなのです。










神話の世界の話と
思う人もいるかもしれませんが。

私たちは一人一人が
分け御霊と言われています。




実はここに語り継がれているものは
私たちが普段は意識していないが
何度も何度もDNAに細胞に情報として
残されているもの。




たとえば潜在意識のその奥、
日本人の集合意識に入っているものなのです。





そして

私たちは何万年もの間
あらゆるものを乗り越えて克服して
生き残った遺伝子のかたまりなのです。





だからこそ。
今のような情勢下に置いて
しっかりとそれを意識することが必要です。





では

日本らしさ。
日本に受け継がれてきたものとは、
一体なんなのでしょうか。





それが古事記を通して
登場する神々の出来事から読み解ける
日本人の判断基準なのです。




今野華都子先生の古事記塾