ペン(先)なブログ

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国際基督教大学の文芸サークル、ペン(先)クラブ。
小説・漫画・詩・イラストなどを書(描)いて発表しています。

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ICUペン(先)クラブは、文芸部と漫画研究部を足しあわせた感じの、国際基督教大学の文芸サークルです。
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「なんのきこのき」寄稿者インタビュー第三弾。今回は「灰の降る場所」の作者T.T.さんです。

 

ー作品のあらすじを教えてください

 

見知らぬ場所で目覚めた「私」は、管理者と名乗る人物と出会い、なくした記憶を探すことになる。

 

ーこの話を考え付いたきっかけは何ですか?

 

だいたいあとがきに書いた通りです。「生と死の世界の間に別の場所があったら面白くね?」的なノリで書き始めました。あと人間と人外の組み合わせが好きなのでこんな感じになりました。お互いに理解できてもできなくても、いい具合になる人外と人間好き。

 

ー登場人物の裏設定があったら教えて下さい!

 

管理者は見る人によって姿形が違います。動物だったり機械だったり化け物だったりするわけです。「私」じゃない人が見たら全く別のなにかになります。という設定をなんとか話にねじこもうとしましたが、そうする意味が特に見当たらなかったのであえなくボツになりました。ナムサン!

 

ー作品を描く上で意識したこと、使った技法などあれば教えてください。

 

ありません。心の赴くままに書きました。

 

ー好きな作家又は作品は何ですか?

 

なろう(筆者注:小説投稿サイト「小説家になろう」)発とは思えないほどの本格ロウファンタジー『コフィン・ディファイラー』をよろしくお願いします。ネットでも読めるので気になったら試し読みして下さい。無料公開のものと製品版ではわりと設定が違うので、読み比べてもいいかもしれない。

 

ー書くときにすることはありますか?(音楽を聴くとか)

 

音楽は必須。ただし歌詞入りは気が散るのでゲームのBGMをメインに流します。RPGとかシューティングのBGMを流すと筆が進むのでオススメです。

 

ー次回作への抱負をお願いします!

 

「私」が見た記憶の中にいた浅黒い肌の少年とその記憶の保持者についての話を書きます。なぜ彼が泣いていたのか、管理者がなぜ当該の記憶を妙だと言ったのかが明かされる……かもしれない。

 

ありがとうございました!

 

 

ICU祭も無事終了しました……。ペン先のブースに足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。

 

「なんのきこのき74」寄稿者インタビュー第2弾をお届けします!

今回は小説「茅山明日香の努力」の作者、街宮供詩さんです。

 

ー作品のあらすじを教えてください

 

私立探偵となった私の旧友、茅山明日香。再会に胸を躍らせる間もなく、事務所にノックの音が響く。無論、厄介な事件を携えた依頼人によるものだ。そして、私、初里唯有は意想外の形で事件に巻き込まれる事になる。

 

ーこの話を考え付いたきっかけは何ですか?

 

A. 生物学入門の授業中にダイイング・メッセージの発想が産まれ、探偵の造形は湯舟でまとめました。

 

ー登場人物の裏設定があったら教えて下さい!

 

A. 探偵:茅山明日香…ヴィオラを弾ける

  助手(?)初里唯有…フェルト・ニードルが趣味

 

ー作品を描く上で意識したこと、使った技法などあれば教えてください。

 

A. 「?、!、々」などの記号は使わないようにしました。会話文が多いので、話し方に個性が出るようにしました。読者に対するフェアプレーを意識しつつも、犯人当てをさせない為に、推理の道筋についてのミスディレクションを仕掛けたつもりです。もちろん、冒頭の叙述にまつわる仕掛けは、ちょっとした技巧です。

 

ー好きな作家又は作品は何ですか?

 

A. エラリー・クイーン、泡坂妻夫が特に好きです。好きな小説は「九マイルは遠すぎる」「亜愛一郎の狼狽」「Xの悲劇」「戻り川心中」「時計館の殺人」「ウォッチメイカー」など多数。

 

ー描くときにすることはありますか?(音楽を聴くとか)

 

A. 展開はノートにきっちり書きます。書くのに詰まったら、歌います(主に合唱曲)。

 

ー次回作への抱負をお願いします!

 

A.「密室」ものは一度書いてみたいです。出来れば「雪密室」。

 

ありがとうございました!

 

 

 

 

今日からICU祭が始まりました。ペン先クラブは本館3階ラウンジで部誌「なんのきこのき」を販売しています。

 

今回、新企画として「なんのきこのき」最新刊に寄稿した部員にインタビューをしました!

これを読むと、作品をさらに楽しめるかも?

 

第一弾はマンガ「灰色アリスと幻想王子」の作者、猫名さんです。

 

ー作品のあらすじを教えてください

 

メルヘン脳の少女に自称「吸血鬼」の少年が捕らえられて……。

 

ーこの話を考え付いたきっかけは何ですか?

 

A. 一番初めのページのシーンがまず浮かびました。アリスちゃんは当初の考えだともっとやば

  そうな子でした。

 

ー登場人物の裏設定があったら教えて下さい!

 

A. アリスちゃんはお腹のポケットにゼリービーンズの瓶を入れています。ロイド君は首輪っぽい

  チョーカーをしている設定でした。

 

ー作品を描く上で意識したこと、使った技法などあれば教えてください。

 

詳しいことはよくわかりませんが、とりあえず思い付いたシーンのインパクトが強い気がしたので、最初にもってきました。

 

ー好きな作家又は作品は何ですか?

 

A. 漫画「エリア51」「星のさみだれ」「バニラスパイダー」

 

ー描くときにすることはありますか?(音楽を聴くとか)

 

A.今回の作品を描いている時は「決戦!サルーイン」と「Dough-nut Town's Map」をヘビロテしてま

   した。何と決戦していたんだ……。

 

ー次回作への抱負をお願いします!

 

A. 絵上手くなる

 

 

ありがとうございました!

 

他4人の寄稿者へのインタビューも随時載せていきます。

 

明日もICU祭に参加します!是非お越しください。(バックナンバーは残り一冊のものも!?お早めに)

 

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