PERIOD FEATURES TRUNK SHOWのお知らせ | PERMANENT day by day

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こんにちは。
先日、お知らせしましたPERIOD FEATURES TRUNK SHOW。
今日はそのシャツや生地、作りについて。

PERIOD FEATURES TRUNK SHOW
2/25(土)、2/26(日) 12:00 - 20:00

at PERMANENT MODEN ,PERMANENT


KHADI
平織り(カディー)は、紀元前からの長い歴史を持つ代表的な手織りの手法。インドの手織りと言えばカディーですね。聞いたことがある方も多いかと思います。
縦糸と横糸を交互に交差されて最もシンプルな手織り物で、インド、ウエストベンガル地方ではその手法が脈々と引き継がれ、今もなお人々の営みに息づいています。


JAMDANI-DAHKAI
ジャンダニは平織りの過程に新たな糸を織り込んでいく技法。ひと織りごとに微細な棒針で縦糸に色糸を差しながら複雑な柄を創り織り上げてきます。
その中でも、王族の為だけに織られた最高の全面総柄のダッカイテクニック(DAHKAI)。この工程は熟練の技術と織り上げるまで60日以上の時間を要します。


JAMDANI
ジャンダニ織りは19世紀のイギリス植民地時代に東インド会社から欧州へ輸出され広く知られるようになりました。元々、王族の為だけだったこの技法は、輸出のため簡略化され、部分的に柄を入れる手織りものが生まれまし た。
PERIOD FEATURESのシャツはこの技法を使いオリジナルのシャツ地を織っています。一枚のシャツ地を織り上げるまでに3-4日が必要です。


JACQUARD
平織り(カディー)の技法+上から吊るしたガイドを使い、色糸を横方向に走らせて柄を織り上げていきます。


そんなインドに伝わる伝統的な技法を用いたシャツたちがこちら。

ジャンダニ織りのテクニックを使った裏地付きシャツ
ウエストベンガル地方の伝統的な平織りに、更に色糸を加える、王族のためだけに織られていたジャンダニ織り。一枚のシャツに使う生地を織るためには、2名の職人と2ヶ月間が必要です。
この総柄織りの生地をシャツに仕上げたPERIOD FEATURES最高峰のシャツ。


ジャンダニ織りのテクニックを使ったシャツ
所々に柄の入るジャンダニ織り。このシャツ20着分に使う生地を織るためには2ヶ月間が必要とのこと。そして、糸の選択、染色、糸のセッティング、織り(織りだけで3-4日かかるそう!)と続く工程を経て、織り上げられた生地は、モチーフを活かすために1着ごとのカッティングと縫製で作られています。


ジャンダニ織りとブロックプリント
インドの伝統的な手法を2種類使って作られたシャツです。木版でハンドスタンプするブロックプリントもインドの伝統的な手法。シャツのフロント部分右側をブロックプリント、左側と背中をジャンダニ織りで構成しています。こちらも織り上がった生地のモチーフを活かすために1着ごとのカッティング、縫製で仕上げられます。



インドの最高級綿を使ったシャツ
フロントの部分の160本にも及ぶ細かいプリーツは全て職人のステッチによるもの。1着のシャツを縫い上げるために熟練の技術と2日間という時間を要します。

いかがでしたか?
膨大な時間を使って織り上げられていく一つ一つの生地。インドの熟練の職人技が込められたシャツたち。ジャンダニ織りのテクニックなど、私も知らなかったことがたくさんあって、その魅力にぐいぐいと引き込まれていくようです。まさに、一つとして同じものがないPERIOD FEATURESの世界を体験していただけたらと思います。

皆さまのご来店お待ちしております。