井上先生のプログラム。
「CREATIVE POWER 60DAYS 12日目:データを捨てる:人はデータのカタマリ」
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【人はデータのカタマリ】
データ。
これが時に役立ち、
時に発想を鈍らせる。
何故なら、データに基づいて考えてしまうから。
先生は言う。
厳しい言い方になりますが、
人間の行動、思考、意思決定、特に消費行動には法則性などありません。
あるように見えるだけです。
ホントよね、先生。
私もそう思う。
データであてにならないのが占い。
私の友人で西洋占星術のエキスパートが言っていた。
「星回りで相性の良い人同士をお見合いさせても上手くいかない事が多い。」と。
そんなものなのよね。
ビートルズだって、どんな曲が聞きたいか市場調査なんかしなかったはず。
ジョブスだって、それを行ってiPhoneを作ったとは私には思えない。
データなど無視するから大ヒットも生まれる。
データとは、既に人の心に落ちているものだから、
斬新さも新鮮さも感じないのよね。
データを気にする人ほど、
過去にとらわれている。
だから発想力に乏しい。
でも、私はデータに感謝している事もある。
私は人をデータのカタマリだと見ている。
生まれてからついさっきまでのデータが、その人そのもの。
私は人に怒る事が無い。
何故なら怒っても意味が無いと思っているから。
今、目の前の人が怒っているのは、
今のその人が怒っているのではなく、
過去に持つその人のデータが何かに反応して怒らせている。
人はそれぞれが持つデータが違うから、
人によって反応する事柄が違う。
怒っている人を見たら、
この人はこういう事に過剰反応するんだな、、と思えばいいだけ。
そう思うと、人に対してネガティブな思いを持つ事が無くなる。
誰に何に対しても怒りが無くなると、
生きているのがトタンに楽になる。
人は、人を選ぶ時にも実はデータで選んでいる。
自分が欲しい、好みのデータに合わせて選んでいる。
恋や愛は、好みのデータに感情が乗ったものだと私は思う。
そういう発想だと言うと、冷めていると思われるだろうが、私の心は熱い!
人をデータのカタマリだと思うと、
人生は違った意味で面白くなる。
何せ、見方が変わるから。
一般データは、単なる過去の統計と傾向。
参考程度が丁度イイ。
ライフメソッドアドバイザー 山下純子
先生からの宿題12日目。 残り48日。