ふと気が向いて…
私の実家へ帰った主人と私
姪っ子ちゃんと遊んで、家族みんなでお鍋を囲んで団欒タイムを終え就寝時間に起きた陣痛!
リラックスしている時に陣痛が来やすいと何かで読んでいたのでまさかとは思いましたが…
12/30 22:44
生理痛のようなぎゅーーーっと子宮を握りつぶされるような痛み。
もしくは仰向けに寝ている下腹部に重い鉄球をドスンと乗せられた感覚の痛みが…
念のためとっさに時計を見て時間を記憶。
不規則ではあるが痛みが繰り返される。
これは前駆陣痛だなぁ〜と思い、主人には伝えずに朝まで耐えようと考えていたところ…
ちょっとずつ痛みも増してくるので深夜3時ごろ主人へ伝えお手洗いに立つと…
何か流れ出るものが!!
破水?!
と思い下着を下ろすと生理4日目くらいの出血が!!
これは!!と思い、朝方に実家をあとにしました。
分娩予約をしている病院までは高速を駆使して1時間。
初産なので時間的には余裕があると思い、車中から病院へ電話。
ところが大晦日の早朝な病院は塩対応。
いったん自宅にて様子をみてくださいと。。
結局自宅へ帰り横になり、一向に陣痛間隔も狭まらない。
陽ものぼり今日はゆっくり過ごしていよう。これは前駆陣痛で痛みがおさまってしまうかもしれないと思っていたところ、塩対応だったはずの病院から心配されたのか電話が…けれど容体変わらずなので自宅安静継続。
家事もなにも出来なかったので主人のはからいで主人の実家へ。
こちらでもずーーーっと横になって陣痛の間隔を記録。
※「陣痛きたかも」というアプリ使用
陣痛の最中でもちゃんと眠れる心理の私に驚きつつも夜まで相変わらずの不規則な陣痛。
そこで病院へ再度電話。
がまだ不規則なのでもう少し様子見で…と来院保留される。。
さすがにもう病院へ行くと決め。病院へ電話。行って返されてもいいと思いながらも、診察を受けると子宮口5センチ開いてます。と!!!
けどまだ全開でないので、赤ちゃんの心拍を確認したり、まだまだ10分おきの陣痛に耐える。
もう一度診察に呼ばれ、7センチくらいに開いてますね〜ということでLDRという陣痛室?分娩室ではない個室へ移されまだまだ経過観察を強いられる。
1/1 AM0:00 年越し
主人との初めての年越しは病院で(笑)
実家でない年越しを迎えた2018年。
現実へ戻るとまだまだ痛みに耐え続ける。
どんどん痛みは増してはいるものの、一向に破水なし。。
もう陣痛間隔も記録できないほどの痛みに…
ナースコールをして痛みを訴えても、本陣痛はもっと規則的に来るから!と返され一刀両断。
1/1 AM3:00頃
赤ちゃんの心拍を観ているモニターから、あかちゃんの心拍が弱まってる!!!!という診断が!!!!
急に慌ただしくなる病室内。
緊迫の空間。
コウノドリを観ていた私と主人は、、、
私と赤ちゃんに何かあったらどうしよう!!と不安にかられつつも病院の慌ただしい流れに流されて…
「陣痛促進剤打ちましょう!」と医師の指示。
考える間も無く同意書にサインを求められる。
私は痛みに耐えサインなんてする余裕もなく主人の代筆にてサインをし点滴にて促進剤投与。
1/1 AM4:00頃
点滴なので即効性ありすぎて、すぐに本陣痛開始。
痛すぎてどうにかなりそうなところ、痛みを逃す呼吸法を実践。
けれど肝心の赤ちゃんが降りてこない。。
「陣痛来てもまだいきまないでねぇ〜」とまだ呼吸法を実践中。
そして急に水風船を落としたような破裂音とともに生ぬるい液体が流れ出るのを感じやっと破水。
助産師さんか看護師さんかもわからない誰かが私のお腹を押して、赤ちゃんを移動させているのを覚えている。
ここからが本番!
「赤ちゃん降りて来たよ〜」と…
コウノドリの見過ぎで自分がドラマの主人公にでもなったかのようなちょっとした妄想をした私はまだ余裕があるのかも…と思ってしまった(笑)
陣痛が来るたびに「痛い痛い」と訴え、いきむタイミングを待つ私。
いきんでとGOがでたのでいきむと、
「赤ちゃんの頭見えて来たよ〜」とまた次の陣痛でいきむ。
そこで聞こえたのが、恐怖の…
「会陰切開しまーす」。。
え、やっぱり切られるの??
同意なんて求められず気づいたら切られてるオチ。
痛さに意識遠のきながらもいろんなことを考えられる私はなにもの。
メスを入れられつつも、
「もっと頑張って」「声出さないで踏ん張って」といきみつづけること数分。
「ご主人カメラカメラ〜」
主人も立ち合いだったのですがほとんど蚊帳の外状態だったところのやっとの出番です。
1/1 AM4:20
「目開けてお腹の方見て〜」
気づくと赤ちゃんが取り上げられている。
もうここから声を上げての大号泣!
痛みからの解放もあれば、やっとこの子と出会えた感動も相まってやりきれない気持ちでいっぱいでした。
抱っこさせてもらうとさらにさらにの大号泣です。
ここからはまた現実世界へ引き戻され、、、
「胎盤出まーす」
ニュルッと気持ち悪いものが通過後、切開された部分の縫合作業。。切られる時よりも縫われる時の方が痛い。。
その先には産声をあげる私たちの赤ちゃん。
しばらくは痛みも忘れて幸せいっぱいな時間を過ごし、体を休ませることとしました。
その後の続きはまた次回の更新でレポートします。