先日行った金沢は紅葉真っ盛りでしたが、

もう八戸はすっかり葉っぱが落ちて冬の景色です♡

 

 

近所の公園のイチョウ並木もすっかり落ちました!

 

 

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1ヶ月ほど前のお散歩

 

 

イチョウの木、

 

同じ場所に並んでいても、真っ先に黄色くなる木としぶとく最後まで緑を保っている木があって、その攻防戦が毎日楽しい。

 

そのせめぎ合いが、ウイルス感染のように見える時もある。笑

 

 

いざ黄葉が始まってしまうと、

 

緑色の葉が周りからじわじわと侵食していく様子は目が離せない。

 

 

 

 

ああっ

ああっ

 

 

と思わず声に出したくなる。笑

 

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じわじわと、

ついにどこにも緑がなくなっていく様子は

 

 

ああっ 食われる.…

 

ああっ さようなら…

 

 

って感じで。

 

 

 

 

宮澤賢治の

 

▶︎蜘蛛となめくじと狸

 

を思い出してしまう。

(宮沢賢治の中でもかなり大好き!この話!短編&無料なのでここで5分使って読んでみて。)

 

 

 

 

紙で読みたい方はこちらの全集5巻の一番最初に収録されていますよ〜!

 

 

 

 

 

 

育った土地柄、毎年秋になるとどうしても宮沢賢治に手が伸びます。

 

一貫して宇宙観、真理を書いていて

 

キラキラしているのに、無常の真っ暗さ、どうしようも無さが同時にどっぷりとある。

 

 

光も闇もない本質、

点の部分をいろんな物語で表現しています。

 

 

 

これは良くて

これはダメ

 

ここからは良くて

ここからはダメ

 

 

というような人間の境界線を「それは何?」と、自然界からの目線で揺さぶってくれるようなお話がたくさん。

 

 

 

 

 

 

 

この侵されていくイチョウの緑が

 

不安から解放されたトカゲのように、うっとり安寧の境地なのか

 

なめくじのように、悔しい!畜生!という心境なのか

 

狸のように、後悔なのか

 

 

 

…どれでもないですね

 

 

 

 

この登場するものたちの

 

それぞれの心境は人間だけがする

 

「地獄行きのマラソン」の話です。

 

 

 

 

自然はただ無、

 

あるがまま、

 

一体、ですもんね!

 

 

 

 

 

ただ一つの、丸っと宇宙の営みがあるだけ♡

 

 

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ただ、色が変わったり、

 

見えたり見えなかったりするだけだ。

 

 

 

それを人間だけが二極で見て

 

色々名づけて「地獄行きのマラソン」をしてしまう。

 

 

 

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天国と地獄といえば聖書ですけど、

 

「天国」VS「地獄」という意味じゃないんですよね。

 

 

間違った二極の世界こそが地獄で

 

その世界で生きることが罪である。

 

 

と書かれていると思ってます。

 

 

 

 

 

ついつい思考が走りそうになる時。

 

損得、勝ち負け、で

 

「地獄行きのマラソン」しそうになる時。

 

 

 

人間が作ったもの以外のものを10分でもいいから見る

 

 

というのは本当にオススメ。

 

分からなくなる時、目の前の自然がちゃんと教えてくれます♡

 

 

 

 

考えるのをやめて

 

ただ、自然を見つめてみて。

 

 

 

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地獄行きのマラソンから、抜け出すコツの一つです♡

 

 

 

何より、人間が考える制限の色々(時間や空間)を自然が真っ直ぐに、ドカンとぶち抜いているんですよ。この目の前で。ずーっと見せてくれてるわけですよ。宗教や国、時代、関係なくドカンと。

 

 

 

 

 

って言っても、

 

それでも救いは「地獄すら、天国の一部」ってこと。

 

 

 

地獄行きのマラソンすることすら、

 

「やりたいことをやらせてくれる」という自由意志の尊重。

 

「それも全て生きているという喜び」という神の愛。

 

この世界が天国だからこそ、させてもらえてること。

 

 

 

自分がやってることに気づく。

 

自分がやってることは

 

本当にこの「価値ある私」を使ってやりたいことなのか?

 

そうじゃないなら、やめる。

 

好みじゃないなら、やめる。

 

 

 

自然を前にすると、自分の中の自然をちゃんと思い出す。

 

絶対的な価値とは何か、を。

 

 

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金沢からの帰り、機内から見えた目の高さのオリオン座♡

 

 

 

そんな「絶対的な価値」の上で、この二極の星を

 

楽しむことができるんだから!!

 

 

 

 

 

 

 

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