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写真上達プロカメラマン写真撮影テクニックとヒント

写真上達のための撮影のヒントやプロカメラマンの撮影の仕事について。写真やカメラについても

イルミネーションの撮影!イルミネーションの撮り方!イルミネーション撮影方法!

お久しぶりです
本当に長いことサボっていました。
何年ぶりって感じですが、ブログを更新します。

きっかけは、こんなにサボっていたのに、
イルミネーションの撮影方法について、教えてくださいとメッセージをいただいたことです。

ということで、今回はイルミネーションの撮り方について解説します。

イルミネーションの撮影方法には、いろいろな方法がありますが、
イルミネーションの種類によって、狙い方や撮影方法は違います。

まずは、イルミネーションを撮影するときに、
こんな撮り方があるという種類について紹介していきます。

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①ピントを外す!
いきなり、小手先テクニックですが、
イルミネーションの明かりを撮影するときにあえてピントをずらしてみましょう。

ピントをずらすことにより、
イルミネーションの光がぼけて玉のようににじんで見えます。

もちろん、それだけではただのピンぼけになってしまいますので、
イルミネーションの光がぼけていても何かにはピントを合わせた方が
一般的に理解されやすい写真にはなります。

そこは、それぞれで狙いを定めてください。

例えば、人にピントを合わせて、イルミネーションの光はぼけていれば、
前ぼけ、後ぼけなどとして幻想的なポートレイトにもできます。

ちなみに、明るいレンズで絞り値を小さくすればするほど(解放にすればするほど)、ぼけは丸に近くなります。
逆に、絞れば絞るほど、ボケは角ができてきます。
まあ、絞りすぎるほどぼけなくなりますが・・・

②薄暮に狙う!
イルミネーションに限りませんが、夜の撮影をするときには、
薄暮の時間がシャッターチャンスです。

狙い方にもよりますが、薄暮の時間は空の色が刻一刻と変わり、
いろいろなバリエーションがとれますし、
イルミネーションをきれいに撮りつつ、ほかの被写体もそれなりに明るい状態でとれて、いろいろな狙いを作れます。

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③イルミネーションとの距離にバリエーションをつける!
イルミネーションの光がたくさんある場合や、広範囲に及ぶ場合は、
イルミネーションの一つ一つの光とカメラとの距離にバリエーションをつけてください。

少しわかりづらいかもしれませんが、
例えば、ある光はカメラのすぐそばにあって、
ある光は、5メートルくらい離れたところにあって、
さらに遠くには、たくさんのイルミネーションが群がっているような状態です。

カメラと光の距離により、ぼけ具合や映り込む光の数が変わってきます。
そうすれば、同じイルミネーションの光にもかかわらず、
撮影画像の中でバリエーションができます

そうすれば、写真に距離的な奥行きだけでなく、
深みが出ることになります。

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④シャッタースピードを極端に変える!
イルミネーションの撮影では、シャッタースピードを極端に変えることで、
見た目とは違った写真ができます。

長時間露光でも、3秒するのと、30秒するのでは、
全く映り方が変わるからです

長時間すればするほど、光は大きくなります。

ファインダーで点でしかなかった光の粒が長時間露光することで、
丸になってきますし、それがたくさんあれば、
写真が光であふれるような状態にすることができます。

また、長時間露光すれば、動いている人などが目立たなくなりますし、
消えていきます。車のヘッドライトなどは流れていきますし、
より幻想的にすることができるでしょう。

要は、三脚を使っていろいろシャッタースピードや露出を変えて、
試してみましょうということですね。

⑤フィルターを使ってみる!
イルミネーションの撮影では、フィルター撮影を試してみてもいいでしょう。
定番のクロスフィルターや、フォギーフィルター、ソフトンなどいろいろなアートフィルターがありますので、試してみても面白いと思います。




⑥多重露光!
イルミネーションを撮影するときには、多重露光も使えます。
単に多重露光することで、きれいに撮影すると言うだけではありません。

例えば、普通にイルミネーションを撮影した1枚と、
①で解説したようにピントをずらした写真を重ねることで、
ぼけの形の違うイルミネーションの光を同時にうつしこむこともできるでしょう。
かくかくしたボケと、丸っこい玉ボケがあると、それだけで不思議な世界ができあがります。

以上です。

ほかにも、イルミネーションの撮影方法にはいろいろなテクニックやこつがあります。
ぜひ、一度試してみてくださいね。

ありがとうございました!