今日は、自分の経験より、出会った先生の指導により、私の心にピアノの情熱の火が入った2つの経験を書きます
まずは、
❶ピアノの先生
私は、高校生の時に、月に一度、東京からレッスンに来てくれていた先生のレッスンでの指導を受けて、
もっと上達したい!
頑張って練習しよう!という気持ちが心の奥からあふれてきました
心の中にくすぶっていた情熱の火が燃えてきた感じになったのを覚えています
私のピアノを聴き、
即座に、明晰に、
こう弾いてみたらという提案
ここのペダリングはこうしたほうがもっといいというアドバイス
フレーズはこういうふうになっているからこう弾くのよ、という分析
をしてくださいました。
部分的に模範演奏もしてくださったので、「こういうふうに弾けばいいんだ!」と、気の重かった練習が、ちょっとワクワクした時間になりました
その先生ご自身が、自分のピアノというものを確立されていて、指導にも実績と確信と自信をお持ちだったようで、
常に
良いところをみつけて→伸ばしていくようなアドバイス
なおしたらいいというところ→的確に明確に少しだけ指摘…この「少しだけ」というのが重要だと今になり思います
というような指導でした
この先生とはとても気も合ったのですが
先生との相性の良し悪しもあると思いますので
、「ウマが合う先生」と思えることも大切なこととだなぁ…とも思います(*^^*)
❷コーラス指導の先生
3年間ほど所属していたコーラスがあり、私はソプラノで歌っていました
ピアノ伴奏ではありません
そのコーラスの指導者(指揮者でもあります)の先生の指導で、「歌を歌う」、「コーラスをする」というのをはるかに超えて
「音楽とは、歌うとは、こういうこと」というのを、各パートごと短いフレーズを歌わせながらその先生は何度も何度も…
曲がぜんぜん前に進まない…
同じ箇所をその先生が「そう!それ!」とおっしゃるまで、ひたすら歌う徹底指導
CDなどで世界有数のコーラスを常に聴き、ドイツのコンクールなどを経験されているからか、先生ご自身の耳が「最高」を知り、求めておられたので目指すところがひたすら高かったのです高いところを目指すと、基本練習はもちろん、個人的にもコーラス全体も
その先生の指導によって引き上げられるようでした
この先生のコーラス指導が、ピアノにも通じるところたくさんあり、
その先生がよくおっしゃっていた言葉が身にしみています
「コーラスも楽器も、指導者の指導によって到達するところが違うよ」
でも先生ご自身が高齢になってこられて、指導の情熱がなくなってこられたので…もう私もコーラス早めました…
ピアノの先生として、指導力を磨いていくために、私も自分をレッスンを受ける立場に置き、
また、日々ピアノを教える立場で、さらに指導力をつけるために研鑽を積んでいきたいと思います(○・`д・)vキリ
…となんか一気に思うこと書きましたが
ピアノを教えるのが好き
生徒さんが大好き
ピアノLove
なんです \_(・ω・`)ココ重要!
ハートフルピアノ教室
太田直子