イギリス|MAGIC ROCK BREWERY ②マジックロック醸造所
ヨーロッパ研修記です。
(前回までの様子はこちら→→→
マンチェスターのクラフトビール。
念願のMAGIC ROCK BREWING マジックロック醸造所へ!
さあ、いよいよ醸造所の中へ。
最近作り始めたCAN 缶ビール。
正し飲めるのはマジックロックのタップルームか、地元のビアパブのみです。
と言うのもオーナーのRichard リチャードいわく取り扱いが非常に難しいこと。
中に酵母が残るカスクエールは良い状態でビールを提供するためには信頼できる人でないと任せられない、と。
その考え方に僕は激しく同感で、
この素晴らしく繊細でスムーズ、完璧なバランスの味わいはここでしか引き出すことが出来ないと思います。
しかし事実、樽(ドラフト)やボトル、缶が伸びているのに反して伝統的なカスクエールの需要はほとんど変化がないそうです。
でも僕はそういうビールこそ価値があると思う。
【伝統あるビールがある】と言うのは
その地の人々にしっかりとビールが
【文化】として染み付いているからこそです。
話が逸れそうなので醸造所へ戻ります!
Canning カンニングと呼ばれる缶ビールの製造ライン。
そして冷蔵庫へ。
こちらはイーストケグ。
この場所は大きいと思って最近移動してきたけどもうほとんどフルになっちゃった!と(笑)
オーナーのリチャード。
1時間に3600本、最初に見た大きなタンクが空になるにはだいたい4時間ほどだそう。
マジックロックでは主にフラワーホップを使用。
オーナーのリチャード。
マッシュタンク。
ここでは全てが手動です。
醸造所をここに移動するにあたり
(マジックロック醸造所は最近、場所を移動しました。)特にこだった点。
非常に重い醸造所設備を支えるのに
耐えられる床を作るところから始めたそうです。
耐えられる床を作るところから始めたそうです。
マジックロックは一見大きく見えますが、
1つ1つステップを踏み、着実に成長している醸造所です。
オフィスへ。
2013年から始まった"Rainbow Project "についても色々教えてもらいました。
SirenサイレンやBaxtonバクストン、Hawkshead,Beavertown ビーバータウン、Wild Beerワイルドビア、PARTIZAN パルティザン等と
上の↑↑アメリカのクラフトビール
Cigar City,Crooked Stave,Dogfish Head,Firestone Walker,Prairie Artizan Ale,Surlyなどが参加する、世界のクラフトブリュワーの交流と実験的でワクワクするプロジェクト!
元はSirenのヘッドブリュワーだったRyanの発案によるものだそう。
(Ryan 彼はいま大注目のアメリカのクラフトビール"HILLFARM STEADヒルファームステッド"にいます。)
そしてミーティングルーム。
『ここはこれからカウンターを作って、VIP専用のバーにするんだよ!楽しみにしててね。』と。
また絶対きたいー!!
(VIPに入れますか(笑)???)
専用のデザイナーがいるマジックロックは
デザイン性も非常に高いです。
こちらはEVILTWIN BREWING とコラボレーションしたときのラベル。
"POGONOPHOBIA"
続く。
(研修の様子をアップしているだけでPigalleは通常通り営業しております。)
Pigalle Tokyo