八重の桜 第36回 「同志の誓い」 | 日々のダダ漏れ

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大河ドラマ 八重の桜

第36回 同志の誓い

襄(オダギリジョー)の求婚を受け入れた八重(綾瀬はるか)。
しかし槇村(髙嶋政宏)は、キリスト教徒である襄と婚約した
八重を女紅場から解雇しようとする。キリスト教に入信しな
いことが雇用継続の条件と迫る槇村に、八重は夫の考えを
認めて支えていくことを宣言。そして、教え子たちに後ろ髪
を引かれながらも女紅場を後にする。一方、中央政界から
離れた西郷(吉川晃司)は、薩摩に戻る。彼が地元で開いた
学校には、職を失ったことで日本のありように不満を持つ士
族たちが集うようになる。
1875(明治8)年11月、ついに襄の
同志社英学校が開校。その翌年1月、デイヴィス邸で洗礼
を受け結婚式を挙げた八重と襄は、新しい生活を始める。

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槇村) もし、女紅場に残って働きたいんなら条件がある。
    耶蘇の男と結婚はするが、自分は絶対に耶蘇には
    ならんと生徒たちの前で宣言せろ。
八重) そんな・・・。旦那様の信ずるものを、ないがしろに
    する事はできません。
槇村) じゃから、それが建て前やろ! あんたが心ん中で
    何を信じちょろうとどうでもええ!
表向きだけ、耶蘇
    にはならんと言うてくれりゃええんじゃ。
大事なんは
    心やろ? わしゃ、そこまで奪わん。
外面だけ、取り
    繕ってくれりゃええんじゃ。うん? 女紅場で働けん
    ようになってもええんかい? どうじゃ?
八重) んだけんじょ・・・
槇村) んだけんじょやない! 善は急げじゃ。
    明日の授業で耶蘇にはならんと言いなさい!
八重) そんなのは筋が通りやせん!
槇村) 明日やぞ。それ過ぎたら、お前は解雇じゃ!
    さすがのわしも、かばいきれんわ!
    なだめすかして・・・あ~えらいのう!

**********

襄) 八重さん、ここに、いくつの机が置けるでしょうか。
  何人の生徒たちが、ここで学ぶ事ができるでしょう。
  幾人の生徒たちが、ここから巣立っていくのでしょうか。
  大事なのは、どこで学ぶかではない。何を学ぶかです。
  ねえ! 何かを、始めるには、これくらいがちょうどいい。
ディヴィス) でも、また、さっきのように、石を投げ込む者
       がいるかもしれない。
襄) そうしたらまた、直せばいいだけです。

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八重) 私はこの結婚を、自分の心に従い、自分で決めま
    した。後ろめたいところも、後悔も何一つありません。
    私は妻として、宣教師である夫の考えを認め、支え
    続けようと思います。
役人) え~先生は、本日をもって退職されます。おい。
八重) 私は、自分の思いに嘘をつく事ができませんでし
    た。皆さんにも。
役人) やめんか。
八重) 嘘をつけと教えることはできねえ。
役人) やめろと言うとるぞ!
八重) これから、皆さんも、自分に偽ることなく。
生徒) 先生!
八重) 自分のドリームを。自分の心に従って・・・。
生徒) 八重先生!

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役人) 愚かな。この会津もんが!
八重) 会津の者は、おとなしく恭順しねえのです。



八重) お忘れでしたか?

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八重) 新島様、グッドニュースです。
    たった今、女紅場を辞めでまいりました。
    これがらは、あなたの行く道が、私の行く道です。
    あなたと同じ志を持って生きていきたいんです。
    そう決めたんです。
襄) 八重さん・・・




八重) 人に見られます。
襄) 構うもんですか。
  ただ、一つだけ、約束してください。



襄) あなたの苦しみは、私の苦しみです。
  すべてを、打ち明けてください。
八重) 黙ってて、ごめんなんしょ。
襄) 必ずです。必ず言ってください。
八重) はい。
襄) ありがとう。

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覚馬) 学校の名前を、考えでみた。



襄) 同・・・志、社。
覚馬) 新しい日本をつくりたいと願う、
    同志が集まる学校だ。
襄) 同志社。いい名前です。
八重) 同じ志を持つ者、ですね。

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襄) 今は英語の読み書きを勉強しているんです。
   聖書はその教材にすぎません。
槇村) 何じゃと? 屁理屈じゃ!
襄) いや・・・
八重) いいえ、建て前です。建て前が大事だとおっしゃ
    ったのは、
槇村さんではねえですか。槇村様だっ
    て、西洋から学ばなければならないと思って
おい
    でだから、学校を許可して
下さったのですよね?
    命懸けで、新しい国をつくりたいとおっしゃってい
    たあの時の言葉は、偽りですか? この子たちが
    学ぶ事の大切さを、槇村様が
わがらねえはずが
    ありません。
今ここで聖書は奪えても、学びたい
    という
気持ちまでは奪えねえ。この子たちは、乾
    いた土のように、何でも吸収します。
聖書だけじゃ
    ありません。すべ
て学ばせてやりてえのです。
    お願いしやす。

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彼女は幾分、目の不自由な兄上に似ています。
ある事をなすのが自分の務めだと一旦確信すると、
もう誰をも恐れません。
私の目には、
彼女はただただ、生き方がハンサムな方です。
私にはそれで十分です。



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襄) どのような時も、私と一緒に歩いてください。
   同じ志を持つ者として。
八重) マイ プレジャー。

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デイヴィスの身の回りの世話役をしながら同志社に
通う杉田勇次郎役の子が、やけに可愛いなあと気に
なっていたら、赤西仁の弟、メイサの義弟だそうで。
こちらが、その勇次郎役、「礼保(れお)」くん↓



お兄ちゃんに似てると言われれば似てる? どっちか
といえば、私は風間俊介に似てる気がしたけれどw

嘘はつけず、筋を通さずにはいられない男前な八重。
役人に啖呵をきる姿がカッコいい。まさにハンサム!

苦しみは全て打ち明けてくれという譲の言葉は、尚之
助にはいつも黙って置いて行かれた八重にとっては、
とても嬉しい言葉だったんだろうなあ。少し硬めの八
重と、柔らかな襄。結構、お似合いの夫婦なのかも。

白無垢も綺麗だったけど、ウエディングドレスもキレ
イ。やっぱり、白は花嫁の色。綾瀬はるかが美しい。
会津編とは全く違う物語が、だんだん楽しみになっ
てきました。学校でのアレコレも面白そうだし(*^。^*)


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