ふれなばおちん (10) | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

ふれなばおちん (10) 
小田ゆうあ

ふれなばおちん(10)

思いのままに、
生きていいのでしょうか。

そんなこと、できません。
できないから、苦しいんです。

大切な人たちを傷つけてはダメ。

私のこの気持ち、
彼には届いていると思います。


ふれなばおちん(10)

**********


好きだよ。君が大好きだ。

舞台上でずっと夏に言いたかった言葉を口にする龍。
沢山の人の前で、堂々と、告白する最初で最後のチ
ャンス。こんなことをされてしまったら、うれしくてたま
らないけど、心がかき乱されすぎて、高まった想いを
どうしていいかわからなくなってしまう。罪な男だよね。
嘘は見抜かれるっていうなら、嘘だと分かる嘘もアリ。
とはいえ、女心としては、やっぱり本音が聞きたいし、
本当の気持ちが知りたい。そして、言ってほしいと思
う。好きだと言われるのも辛いけど、言われないまま
は、もっと辛い。好きな男には、好きと言われたい…。
綺麗に終わりたいと思っていたくせに、いざ綺麗に終
わられてしまうと、後悔やら欲が出るのも人間のサガ。

龍のサヨナラは、自分がするほうならいいけど、され
たほうは、何だよ!ってやっぱり文句を言いたくなる
かもね。サヨナラを言うのは、辛くても自分のタイミン
グだから覚悟があるけれど、言われるほうはいつだ
って突然で、心の準備がないままだから…。屋上に
取り残されて茫然と泣き崩れる夏を思うと心が痛む。

ホント、いい歳をして、恋なんかしちゃったら、どれだ
け苦しいか、想像しただけで息苦しくなってしまう。と
っくの昔に卒業したはずの、甘酸っぱいめんどくさい
感情に振り回されて、失う痛みに心を切り裂かれて、
どうやって立ち直ればいいのか、中年少女は途方に
暮れてしまいそうだ…。不倫の恋に憧れる気持ちが
起きないのは、その先の想像力の賜物かもしれない。
だからこそ、漫画の中での恋にときめくぐらいがね…。
このもどかしくも不器用な恋の結末が、気になります。


「ふれなばおちん」関連ブログはこちらから↓
「ふれなばおちん」関連ブログリスト

「マンガ」関連ブログリスト


ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪


にほんブログ村


ふれなばおちん 10 (オフィスユーコミックス)/集英社クリエイティブ

¥494
Amazon.co.jp