「ひよっこ」第152回~世津子、早苗、漫画家たちの回収につぐ回収の巻 | 日々のダダ漏れ

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「ひよっこ」 第152
第26週 「グッバイ、ナミダクン」
世津子、早苗、漫画家たちの

回収につぐ回収の巻

 

 

今日はあかね荘のお茶パーティ。

世津子さんがここへ来て、

もう半年もたつんですね。

 

みね子) いただきま~す!

富) いただきます。

祐二・啓輔) あの…。

世津子) あの…。

みね子) えっ?

 

ん? どうした?

何か言いたいことがあるのかな?

 

**********

 

みね子) どうしました?

世津子) あっ、どうぞお先に。

祐二) えっ? ええがですか?

  そんな、譲って頂いて…なぁ?

啓輔) ありがとうございます。

世津子) いえいえそんな…。

祐二) ほんまにええがですか? なぁ。

啓輔) そうやちゃな。

早苗) いいから早くしろ。

祐二) すんません…。実はですね、

  先日、編集者の人に、

  言われまして…なっ?

啓輔) はい。言われてしまいまして。

みね子) 私が地味だって話ですか?

啓輔) いえ…あっ、はい、いえ。

みね子) どっち?

愛子) でもね、みね子さんは

  新しい恋が始まってねえ。

世津子) そうだよね、

   今楽しい感じだよね。

早苗) そうですね。

富) で、何て言われたの?

啓輔) 主人公のみね子を、宇宙人の

  女の子の設定にしたら、どうかと。

みね子) 宇宙人?

祐二) はい。もしくは、50年後の未来、

  つまり、21世紀の未来からやって来た、

  ロボットの女の子にしたらどうやと。

みね子) はぁ…。

早苗) それってそもそももう、

  みね子じゃないんじゃないのか?

祐二) いや、そんなことはないがです。

  話はそのままで、主人公を、魅力的に

  するっちゅうか、何ちゅうか。

みね子) やっぱしそこですか。

啓輔) あっ、でも、

  僕ら断りまして、そん話。

みね子) えっ?

祐二) 断りました。何や腹立って。なっ?

啓輔) はい。何や、大切な仲間を悪う

  言われた気して、受ける気にやなれ

  ませんでした。はい。

祐二) ながで、そんご報告です。

  こっからも、よろしくお願い致します。

啓輔) お願いします。

みね子) でも…。私なら大丈夫ですよ。

   気にしなくて。

祐二) いや、そんな…。

啓輔) そうですちゃ。

みね子) 私は、私として、

   谷田部みね子として、

   とっても幸せに生きてますから。

   なので大丈夫ですよ。

祐二) えっ?

啓輔) あ?

みね子) それに、何だか面白そうですよ、

   どっちも漫画として。まぁどっちかっ

   つったら、私は、未来からの方が好

   きだな。

楽しくて。

祐二) そうですか?

啓輔) ほんまですけ?

みね子) はい。

世津子) 50年後かぁ。

早苗) 西暦で言うと、2017年か。

愛子) どんなになってるの? 2017年。

啓輔) そうですちゃね…。まず、車は、

  空を走っとっと思われます。

富) 空を?

啓輔) はい。

祐二) あと、月にや、

  普通に人が旅行に行っとっでしょう。

富) お月様に? あら、行ってみたいわ。

世津子) へぇ、そうなんだぁ。

祐二) はい。

みね子) 50年後、

   どうなってんのがな、私…。

   70歳か…。

富) 130か…うん、なるほど。

世津子) えっ?

早苗) 130かって…。

  今、いけるなそこまでって

  感じでしたよね、富さん。

富) あら、分かってしまったかしら?

祐二) みね子さんの設定は、21世紀

  から来た、タヌキ型ロボットっちゅ

  うのはどうやっていうことになっと

  りまして。

みね子)

は? 何でタヌキ?

啓輔) 「猫型はどうや」っちゃ編集の

  人が言うて、そしたら祐二が、「猫

  っちゅうよりは、タヌキですかね」

  っちゅうて…なっ?

祐二) なっ!

みね子) は?

祐二) あっ、すんません…。

早苗) 結構話し合ってんだな。

世津子) でも断ったんだよね。

祐二) はい。

世津子) もう遅くないのかな?

啓輔) えっ?

早苗) あ~そうですね。もう無理か

  もしれないな。断ったんなら。

富) あら、もうダメなの?

愛子) そうみたいね、残念だね~。

啓輔・祐二) いやいやいやいやいや…。

     え~!?

世津子) やりますって言った方が

   いいと思うよ、一刻も早く。

啓輔・祐二) 行ってきます!

みね子) あっ! 頑張っぺ!

啓輔・祐二) はい!

(祠に手を合わせ、走っていく2人)

早苗) 急げ、行ってらっしゃい。元気。

みね子) あ…。

世津子) ん?

みね子) 世津子さんの話は何ですか?

世津子) あっ、そうか。

富) どうかしたの? 世津子ちゃん。

世津子) はい…みね子ちゃん。

みね子) はい。

世津子) 本当にありがとう。

   ここに連れてきてくれて…。

   本当に、ありがとう。

みね子) いいえ、そんな。

世津子) 愛ちゃん。

   早苗さん。富さん。あっ、漫画家

   さん、行っちゃったけど…。

   みんな、本当にありがとう。

   仲よくしてくれて。

愛子) 何言ってんの、もう!

富) こちらこそ。

早苗) そうですよ。

世津子) 私、ずっとこういう場所が欲し

   かったんだなって思ったの。家族

   みたいなっていうか、自分の居場

   所っていうのかな…。何でも、嫌な

   こともいいことも話せて、笑えて、

   一緒にご飯食べて…。こういう場

   所が欲しかったんだなぁって…。

   雨男さんとの時間はね、そうだっ

   たんだ、私にとっては。でもね、

   やっぱりどこかで、その時間は長

   くは続かないって思ってたしね。

   そういう場所は持てないんだな私

   はって思ってたの。だからうれし

   かった。本当にうれしかった…。

(微笑むみね子)

世津子) でもね、みんなはそれぞれ、

   自分の仕事を頑張ってて。

   私は何もしてなくて…。そろそろ、

   それじゃまずいんじゃないかって

   思って…。でもやっぱり、ほかに

   できることはないし。あっ、それに

   ね、やりたいっていう気持ちも芽

   生えてきて、女優の仕事。

みね子) ほんとですか?

世津子) うん。時子ちゃんのおかげ

   でもあるかもしれない。

愛子) そう。

早苗) すばらしいし、

  私たちもうれしいです。

富) そうよね。

世津子) うん。

みね子) はい。

世津子) それでね…。

みね子) はい。

世津子) まだいてもいいかな? ここに。

みね子) えっ?

早苗) ん?

富) えっ?

愛子) えっ?

世津子) えっ?

   あっ、ひょっとして…あれ?

   「今日でお別れします。出ていき

   ます」って言うんだと思ってた? 

   期待してた?

みね子) いや、いや、期待はしてない

   ですよ。期待はしてないです。

   ただ…ねっ、何とな~ぐね。

愛子) 泣く準備してた。

世津子) あぁ、そうか、そうなるか…。

   そうだよね…。

   え~? 何か、あれ? 何か…。

みね子) いやいやいや!

世津子) がっかりな感じ?

   どうしよう…ちょっと…。えっ?

   何これ、どうしよう私。

   えっ? どうしたらいいの?

   どうしよう…どうする?

愛子) いたいのよね?

  ここにね、せっちゃんはね。

世津子) あ…うん。

富) そうなの?

世津子) あっ、はい。

早苗) う~ん、じゃまぁ、あれだな。

  気を付けないと、仕事始めたら。

  記者とか、何かそういう人たち。

世津子) あぁ、そうか…。

富) 大丈夫よ。

 入口には、私が、いるから。

早苗) 大丈夫ですね。

(笑い声)

みね子) 大丈夫大丈夫!

   富さんがいれば大丈夫!

 

 

龍二) 早苗ちゃん…。

 

 

早苗) 龍二さん…。

龍二) ごめん、時間かかっち

  まったけど、迎えにきた。

みね子) えっ? もしかして!

富) 例の?

世津子) エレベーターの?

愛子) 「おいらはドラマー」?

龍二) 一緒にさ、花のサンフランシスコ、

  行かないか? 面白いぞ。

(動かない早苗)

龍二) あれ? 怒ってる?

  ひょっとしたらもうほかに、誰か…。

みね子) あ…いないです。いないです!

愛子) いないいないいない!

世津子) ずっと、待ってました。

 

 

早苗) 遅い! もう!

 

 

**********

 

早苗) 富さん、ありがとうございました。

富) 幸せにね。

早苗) はい。

  12年間、お世話になりました。

 

早苗さんは、あの人と一緒に、

花のサンフランシスコへ、旅立ちました。

とってもとっても、幸せそうです。

 

 

そして、とってもとっても、

きれいで、かっこいがったです。

 

**********

 

そして、漫画家さんたちは…

 

(ノック)

編集者) 先生! つぼ田先生!

 

あれからすぐに、

売れっ子漫画家に、なりました。

 

編集者) 先生!

声) にゃ~!

編集者) えっ?

みね子) 猫です。

(部屋の中でみね子に向かい

  手を合わせる祐二と啓輔)

(ノック)

編集者) 先生!

 

未来からやって来た、

タヌキ型ロボットの、ミネッコ。

 

 

結構人気、あるみたいです。

結構かわいいなとは思うのですが、

何せタヌキなので、あまり、

私がモデルだとは言いたくないです。

 



**********

 

女優に復帰することを決めた世津子は、まさ

かの残留、あかね荘に住み続けることに…。

世津子の話はどうでもいいのでカッツアイ!

 

そして唐突に、おいらはドラマー?の君が。

(愛子さんのセリフ回しだけは唯一笑った)

12年も待ち続けたエレベーターで5時間一緒

にいたきりの初恋のドラマーとは一体どんな

男なのか…。確かにミュージシャンに見えな

くはない、でも落ちぶれた感にあふれた中年

のロン毛の男。…ってファンの方には申し訳

ないけど、これが見たまんまの正直な感想。

いや、だって、相手も当時25歳、12年たって

37歳だったら、もっとギラギラしてないと!

花のサンフランシスコに行くなら尚更に…。

(でも、これ以上ヒロインの座を奪わないた

めに、このへんが妥当かもしれないが…w)

 

ちなみに龍二の中の人のお名前は、古市

コータロー。PVを見つけたのでどうぞ~↓

 

 

早苗さんの初恋が実ったのはうれしいけど、

その恋の行方には不安しかなくて。遠距離

でも、せめて文通ぐらいできていたのならと

もかく、12年前の5時間だけしか知らない人

と外国で暮らせるほど人生は甘くない…と

思っちゃうんだよね。遠くない未来、早苗さ

んがあかね荘に戻って来る予感しかない。

いや、早く戻ってくればいいのにとも思う。

でもまぁ、今は…早苗さんの初恋に乾杯♪

 

そして、散々引っ張ってきた漫画家たちが、

前半のネタふりから、てっきりドラえもんに

なりそこねたキャラ、成功をつかみそこね

た漫画家というオチかと思いきや…タヌキ

型ロボットミネッコで売れっ子になるとは。

ひよっこワールドには、ドラえもんは生ま

れないのか。ミネッコをヒントに、ドラえも

んが生み出されるのか…気になるところ。


生み出したキャラのサイドストーリーを語

らずにいられないのは、脚本家のサガ?

ある意味、関心は薄いが、ずっと描かれ

てきてあった漫画家たちはいいとして…

世津子、早苗はとってつけたようなお話

なので、どうでもいい感が半端なくて…。

回収につぐ回収というより、回収のため

の回収というか…。最終回まであと4日。



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