「ひよっこ」第153回~みね子が手紙で報告、回収は続くよざっくりと・・・ | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「ひよっこ」 第153
第26週 「グッバイ、ナミダクン」
みね子が手紙で報告、

回収は続くよざっくりと・・・

 

 

おはようございます。

昭和43年、1968年になりました。

高度成長真っただ中のこの年、

日本はついに、アメリカに次ぐ、

世界第2位の経済大国になりました。

この物語が始まってから、

4年がたったんですね。

 

客) スコッチエッグ2つで。

みね子) スコッチエッグですね。

   かしこまりました。

   エッグツー、お願いします。

秀俊) エッグツー!

元治) エッグツー!

省吾) エッグツー!

(鈴子と微笑みあうみね子)

(ドアベル)

みね子) いらっしゃいませ。

 

**********

 

お父ちゃん、それにお母ちゃん。

お元気ですか?

今日は、久しぶりに、

いろんな報告をします。

盛りだくさんです。

 

秀俊) 何か、

  全体的に味が濃かったよね。

みね子) うん。

秀俊) でも、

  盛りつけすてきじゃなかった?

みね子) うん。

   私も思った。きれいだった。

   「わ~!」って思ったよ。

秀俊) だよね。

みね子) うん。

 

ヒデさんとは、お休みの日に、

デートします。ランチを、

いろんなお店に食べに行ぎます。

安いので、ランチだけです。

 

あっ、そういえば、こないだ、

こんなこどもありました。

 

(回想)

秀俊) おいしいね、このカレー。

みね子) どっかで

   食べたことあるような味。

秀俊) そうなの?

みね子) どこだろう…。懐かしい味。

 

 

秀俊) ふ~ん。

 

 

みね子) 和夫さん!

和夫) おぉ、みね子か。

みね子) え~! え~! ちょっと~!

和夫) みんな元気か?

みね子) はい、元気です!

   和夫さん元気ですか?

和夫) まぁな。

 

**********

 

愛子さんは、

シェフの奥さんになりました。

でも、すずふり亭で働くのではなく、

仕事は今までどおり、続けるらしいです。

 

愛子) じゃ、行くね…。

  みんな、ありがとう…。

  また会おうね。また会えるよね。

みね子) 愛子さん、そこですから。

(新居はすずふり亭の2階)

みね子) でも、やっぱり…。

   寂しいです。

愛子) でしょう?

みね子) はい。

愛子) みね子さん。

みね子) 愛子さん。

(抱き合うみね子と愛子)

富) あなたが来てくれて

 本当に楽しかったわ。

世津子) うん。

   愛ちゃんは一家に一人欲しいよね。

みね子) そう! ほんとそうなんです!

世津子) 愛ちゃん…。

(愛子の荷物を持たされた祐二&啓輔)

祐二) あの~。

啓輔) 愛子さん…。

祐二) 限界ですちゃ!

愛子) あっ、ごめんごめん。

  行こう行こう行こう。

 

**********

 

五郎さんと安江さんには、

家族が増えました。

 

安江) ここも階段だからね。

  よいしょ、よいしょ、よいしょ。

  えっと、紹介します。今日から、

  うちの娘になることになりました。

  名前は、茜です!

 

 

鈴子) あら、あかね坂の、茜ちゃん?

省吾) へぇ~!

愛子) かわいらしい。

みね子) こんにちは、茜ちゃん。

元治) おいおいおいおいおい!

  よろしく! アハハハ! あれ?

(笑い声)

(茜と同じ目線にしゃがむヤスハル)

ヤスハル) よっ、茜! 俺も一緒だよ。

  俺も、突然ここに連れてこられて、  

  今日からここで暮らすんだって

  言われた。その日から、新しいお

  母さんとお父さんと一緒に暮らし

  始めた。でも、本当の親じゃなく

  ても、親子になれるんだぞ。

  幸せにな。俺は、幸せになったよ。

  ちゃんと親子になった。

 

 

ヤスハル) だから茜もなれる。

茜) うん…。

ヤスハル) よし! 今日からここは、

  お前のもんだ! なっ!

五郎) ヤスハル…。

安江) ありがとう、ヤスハル。

ヤスハル) いや…。

元治) 何かずるいな、ヤスハル。

  かっこよすぎだろ、ヤスハル。

ヤスハル) 何だよ、それ。

一郎) ヤスハル…。

ヤスハル) え~? いたのかよ~。

一郎) ヤスハル!

(泣きながらヤスハルにしがみつく一郎)

ヤスハル) やめろって!

(笑い声)

 

それからすぐに茜ちゃんは、

みんなのアイドルになりました。

 

茜) よっ!

(笑い声)

茜) ヤスハル~!

ヤスハル) 何で呼び捨てなんだよ。

  「ヤスハルさん」だろ。

茜) ヤスハル!

(笑い声)

五郎) ごめんな。

(水鉄砲で、秀俊を狙う茜)

秀俊) 怖い怖い!

安江) 茜、ダメでしょ!

茜) え~い!

一同) あ~!

 

ほかにもたくさんあっけど、今日は、

これくらいにしておきますね。

 

**********

 

<奥茨城>

(みね子からの手紙を読み、笑う実)

宗男) うわ~うわ~うわ~! 兄貴!

実) おう。

宗男) すげぇな、畑! ああやって

  見るとながながのもんだな。

茂) んだな…まぁでも、俺には、

 食えるもんでもねえのに

 売れんのが、心配だが。

宗男) それは、任せどげって!

  なっ、兄貴!

実) おう…大丈夫だよ、父ちゃん。

茂) うん。

実) あとは咲くのを待つだけだ。

美代子) うん…んだね。

実) 大丈夫! 絶対大丈夫。

宗男) もう一回見でぐっぺ、俺!

  ハハハハ!

茂) こっちも、行くか。

実) うん。

 

**********

 

<裏の広場>

秀俊) お父さんから?

みね子) うん。

(秀俊に葉書を見せるみね子)

 

 

実) 「みね子様。お元気ですか。

 突然ですが、できるだけ早く茨城

 に帰ってこられないでしょうか。

 報告したいこと、見せたいものが

 あります。相談したいことも」。

 

秀俊)  へぇ…。

みね子) 何だろ?

秀俊) いや、分かんないけど…。

みね子) うん。

秀俊) 帰った方がいいんじゃないか?

  大したことないことで、お父さん

  こんなこと言ってこないでしょ。

みね子) そうだね…。

秀俊) 休みか…。

みね子) う~ん。

秀俊) う~ん。もう一回見せて。

由香) どうも~。

  あついねえ、あついあつい。

  あっ、天気のことね。はぁ。

みね子) あっ!

由香) えっ?

秀俊) 飛んで火に入る…。

みね子) 夏の由香。

由香) は?

みね子) お願い、お願い~。

   お願い、お願い。

 

**********

 

<奥茨城>

(ワンマンカーになったバスに

 乗っているみね子)

 

小太郎) 毎度ご乗車

   ありがとうございます。

   このバスは、富岡経由、

   上賀口行きでございます。

みね子) ねえ、小太郎さん。

小太郎) ん?

みね子) 次郎さんどうした?

小太郎) バス降りだらわがっから。

みね子) 降りだら?

小太郎) あぁ。

(窓の外の田園風景を眺めるみね子)

みね子) あっ!

(窓を開けるみね子)

みね子) ちよ子~! 進~!

(手を振るみね子)

ちよ子) 姉ちゃ~ん!

進) 姉ちゃ~ん!

(バス亭に向かって走って来るちよ子と進)

進) 姉ちゃ~ん!

ちよ子) 姉ちゃ~ん!

(バスを降りるみね子)

みね子) 小太郎さんありがとう。

小太郎) おう。

(クラクション)

ちよ子) 姉ちゃ~ん!

みね子) 何、あんたら!

   迎えに来てくれだの?

(みね子に抱きつくちよ子と進)

ちよ子) うん。

みね子) ありがとう…ただいま。

ちよ子) お帰りなさい。

進) お帰りなさい。

みね子) あっ、そうだ。次郎さんが

   どうしてっか、バス降りだらわ

   がるって言われたんだけど。

ちよ子) あぁ…あれだね。

みね子) えっ?

進) あれだ。

みね子) 何、何?

(バス亭の待合小屋を見るみね子)

みね子) え~!?

進) 厳しいらしいよ、次郎さんは。

みね子) そうなの?

ちよ子) 今の村長はしぶといがらね。

 

 

**********

 

みね子) きれいだね。

(コスモスの道を歩く3人)

ちよ子) お姉ちゃんもきれいだね~。

進) んだね。

みね子) え~? 何?

ちよ子) じゃ、早ぐ行ぐか。

進) うん。

みね子) え~ちょっと走んの~?

ちよ子) 何だ~?

   おばさんになっちまったが?

進) んだが?

みね子) は? ふざけんな、こら~!

ちよ子・進) わ~!

みね子) 待て!

ちよ子・進) 怖いよ~!

(田んぼの道を走る3人)

 

**********

 

3人) ♪幸せは歩いてこない

 だから歩いて行くんだね

 一日一歩 三日で三歩

 三歩進んで二歩さがる

 

 

進) 何で二歩

 下がんなぎゃなんねえんだ?

みね子) ん?

進) 全然進まねえよ、そんじゃ。

ちよ子) 一歩ずづっつう意味だよ。

みね子) うん。

進) だったら、一歩ずづでいがっぺ?

 三歩進まなくていいわ。

みね子・ちよ子) フフフ!

(家の赤い屋根が見えてくる)

ちよ子) じゃ、私ら先行ってっがら、

   ゆっくり来てね。

みね子) えっ?

進) んだな。

(家のほうへ走っていくちよ子と進)

(微笑みながら道を歩くみね子)

みね子) ♪人生は ワン・ツー・パンチ

   汗かき べそかき歩こうよ

(田んぼに茂の姿を見つけるみね子)

みね子) じいちゃ~ん! ただいま!

茂) おう、よぐ帰ってきたな。

(鶏小屋の前を通るみね子)

ちよ子) 姉ちゃん、早ぐ~!

進) 早ぐ~!

みね子) ちょっと待って。

ちよ子) 驚くかね?

進) んだね。

(畑に続く坂道を上るみね子)

みね子) 何よ?

(みね子の手を引っ張るちよ子)

みね子) え…。えっ?

ちよ子) ほら!

みね子) ちょっと…え~!

 

 

みね子) 何、これ~! え~!


**********

本来なら伏線が回収されるのは気持ちいい

ものだし、楽しみなはずなんだけど…。なぜ

だろう。何だか痛々しいというか、そんなに

頑張らなくていいのにと思ってしまう。まる

でテストの答え合わせのようで、テトリスの

ように落ちてくるネタフリブロックを上手く

組合せて、はい消えた~と言ってるようで。

みね子とヒデのデートの流れで和夫さんに

も会えちゃいました的な? いやいやいや、

無理くりだから! ヤスハルの見せ場、もし

くは中華料理屋夫婦に見せ場をつくってや

れなかった償いなのかもしれないけれど…

養女の話は余計な話としか思えなかった。

 

一家に一人は欲しい愛子さんの結婚なの

に、あまりにも雑でどさくさに紛れた扱い。

こんな扱いなら、急いで回収しなくていい

のに~。何でもかんでもくっつけりゃいい

ってもんじゃないっつーの! そりゃみんな

幸せになってほしいとは思っていたけど、

こういうんじゃないんだよね~。もっと自然

で、小さくても、未来を感じさせる幸せって

いうか。「普通」を描きたかったんだから、

普通に終わらせてほしかったなぁ。とって

つけたような、幸せ模様じゃなく、普通に。

 

でもまぁ、広げ過ぎた風呂敷は、全力で畳

むしかないと思っちゃうよね、どうしても。

そこにまいたネタがある限り、拾わねば!

次郎さんのネタだってちゃんと拾うしね~。

 

最終週、ネタの回収につぐ回収におなか

一杯で胸焼けしそうだったけど、それを救

ってくれたのは、やはりちよ子と進だった。

癒やされる~。存在が胃腸薬のようだ~。

かわいいよ、ちよ子。かわいいよ、進。脚

本家が、10年を描く予定が4年になってよ

かったことの一番は、子役の交代を見な

いで済んだこと。特に進。進が見られなく

なるのが怖かったんだよね~。それだけ

は良かった。4年で終わってありがとう!


♪幸せは歩いてこない

 だから歩いていくんだね

 一日一歩 三日で三歩

 三歩進んで 二歩下がる

 

歩ける日もあれば歩けない日だってある。

トータルで、一日一歩分進めたら上出来。

とにかく自分で一歩ずつ、歩いていくのが

大事なんだよ~進! 進むのだ! 前へ!

 

いろいろ不満はあるけれど、ちよ子と進、

奥茨城を見せられたら、まっいっか~と。

奥茨城があってよかったよ、本当に…w



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