「トットちゃん!」第42話(11/28)~熱愛発覚?からのお見合い大作戦の巻 | 日々のダダ漏れ

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「トットちゃん!」

 

 

 

第9週 第42話(11/28)

熱愛発覚?

からのお見合い大作戦の巻

 

「お兄ちゃん」「お嬢さん」と呼びあうほど

仲良しになった徹子(清野菜名)と渥美

清(山崎樹範)の熱愛報道が出て、父・

守綱(山本耕史)は、ぶ然。そんなある

日、徹子は守綱から、母・朝(松下奈緒)

も交えて、たまには家族ですき焼きを食

べに行こうと誘われるが…!?

 

**********

 

市子) 戻りました~。

朝) おかえりなさい。

市子) 奥様!

朝) ん?

市子) 大変です!

朝) あらどうしたの?

市子) 商店街も大さわぎになってました。

朝) まあ…。

(「黒柳徹子と渥美清がまさかの…

 熱愛発覚!?」と書かれた記事)

市子) お嬢様は渥美清の事が嫌いなん

 ですよ。このアマ!とか言う人ですから。

 あんな目の小さくて細い方と、お嬢様が

 熱愛なんてなさるかしら?

朝) あの子は、誰かを好きになったら、

 隠せないと思うのよ。だから、

 この記事はでたらめでしょう。

市子) そうですよね!

朝) でもこれ、パパの目には触れない

 ようにしてちょうだいね。大変な事に

 なっちゃうから。

市子) 分かりました、奥様。捨てます。

 

**********

 

徹子) お兄ちゃん、5食でホットケーキ

 食べましょうよ。まだ時間あるから。

渥美) 本番前は食わねえんだ、俺。

徹子) そうなの?

渥美) ボーッとしてしまうじゃないの~。

 血液が胃にいっちまってさ。

徹子) へえ~いろんな事考えてるのね。

(渥美の肩をたたく徹子)

渥美) 肩抜けた…。

徹子) あらま。

渥美) 入った。

 

**********

 

朝) おかえりなさいませ。

(週刊誌を朝に差し出す守綱)

朝) あらま…ご存じでしたの?

守綱) どうするつもりなの?

朝) どうするもこうするも、

 これはでたらめですわよ。

守綱) 僕は嫌だな。

朝) でたらめですって。

守綱) でたらめでも、娘がこのような

 事を言われるのは耐え難いよ。そも

 そも嫁にもいってないのに、人妻の

 役をやるなんて変だろ?

朝) 徹子さんと渥美さんが仲良しに

 見えるのは、あの子たちのお芝居

 が上手だからですよ。

守綱) 娘というものは、嫁にいくま

 では親のものだろう。噂が立つな

 んてあってはならないよ。

朝) あの子はもう、

 私たちのものではないと思うけど。

守綱) えっ?

朝) 「ヤン坊ニン坊トン坊」が大当たりし

 てから、あの子は、皆様の黒柳徹子に 

 なってしまったのよ。だからこんな記事

 が出てもいいとは思えないな。いいと

 は言わないわよ。ですけど、これからも

 こんなふうにでたらめな事を書かれる

 事はあると思うの。その時は、怒るんじ

 ゃなくって、あの子を、信じてあげましょ

 うよ。あの子を守ってあげましょうよ。

守綱) 噂が立つなんて、僕は嫌だ。

 

**********

 

徹子) おはようございます。

守綱) おはよう。

朝) おはよう。早く座りなさい。

時間がないの。早く行かなくちゃ。

守綱) トット助。

徹子) 遅刻しちゃうから!

守綱) 今度の休みに、すき焼きでも食べ

 に行こう。忙しいのはわかってるけど、

 たまにはパパとママに付き合いなさいよ。

徹子) わかったわ、パパ。

 すき焼き行きます!

 じゃ、行ってきま~す!

朝) 行ってらっしゃい。

守綱) なんだか浮かれているな。

 

**********

 

浅原) え~それでは、ご紹介致します。

 こちらは、私が長年お世話になっている

 歯医者さん、松本歯科医院の松本先生

 と奥様、それに、ご長男の明彦さんです。

明彦) よろしくお願いします。

 自分は、東京の医大を出まして、父が

 院長を務める、青山の歯科医院にて働

 いております。毎日たくさんの患者様が

 みられますが、そのうち半数は、入れ歯

 の方でして…。

 

**********

 

野際) それお見合いだったの?

徹子) すき焼きはすき焼きだったん

 だけど、お見合いだったの。

野際) はあ…お父様がはかったのね。

徹子) 渥美さんとの熱烈交際とか

 出たでしょ? だから早く結婚させ

 たかったのかな…。

野際) あなたはどうなのよ? 

 結婚したいの?

徹子) う~ん…。生まれたからには、

 一度は結婚したいわ。

野際) ああ、そう…。で? 

 その相手はどうだったの?

徹子) すっごくよくしゃべる人だった。

野際) あなたよりよくしゃべるの?  

 フフッ。

徹子) お鍋の中で、お肉とお野菜がくた

 くたになってるのにしゃべってたわ。

野際) それでその話は面白かったの?

徹子) つまんなかった。いつもお兄ちゃん

 の面白い話を聞いてるせいかな。お肉と

 お野菜が、もったいなくて、泣きそうな気

 持ちだったわ。

野際) 最悪ね。戦争中は食べる物がなく

 て、あんなに辛かったのに、お肉やお野

 菜を無駄にするなんて。

徹子) パパもママも、あの人はちょっと

 無理かなって言ってたわ。

野際) 大体あなた、お見合いなんてやめ

 なさいよ。結婚するなら恋愛結婚じゃな

 きゃつまらないじゃない。
徹子) そうなの? 私は人を見る目に自信

 がないから、パパやママに判断してもらえ

 るなら、お見合いもいいと思うの。

野際) 冗談でしょ!? 

 人生一度きりなのよ!

 好きな人と一緒になれなきゃ、

 生まれてきた甲斐がないじゃない。

 私は嫌だ、見合い結婚なんて…。

 夢がない。

徹子) 野際さんは好きな人いるの?

野際) フフッ…いないわよ。

 いないから言ってんじゃない。

 

**********

 

スタッフ) 金剛丸さん、お願いします。

金剛丸) おう。

久松) じゃあもう一度

 通しでお願いします。

徹子) よろしくお願いします。

二木) お願いします。

久松) 5秒前から、4、3、2…。

母親) はーい、出来ましたよ。外は

 寒いけれど、うちの家族は温かいし、

 すき焼きで、体もホッカホカ。

金剛丸) そうだな。うーん…そうだな…。

(せき払い)

(机に書かれたセリフを読む金剛丸)

金剛丸) 年に一度の贅沢だ。うん…。

 母ちゃんと、一緒になった頃はな…。

 えー…うん…。白菜も…。

(皿をどけようとして落とすしてしまう)

一同) あっ…。

久松) 止めます!

金剛丸) すいません。

 もう一回、お願いします。

 あっ、すいません…。よろしく…。

久松) 新しい野菜持ってきて!

金剛丸) ごめんよ。

徹子) いえ。

 

(回想)

金剛丸) これだけは覚えとけ。

 蹴落とさねえ奴は、蹴落とされる。

 それだけだ。

 

ラジオドラマで一世を風靡した

金剛丸五郎でしたが、

テレビの時代になり、セリフが

覚えられなくて苦戦していました。

 

(スタッフが、テーブルに書かれて

 いたセリフを消してしまう)

久松) まもなくまいりますよ。

 スタンバイお願いします。

徹子) 金剛丸先生、

 白菜にセリフ書きましょう。

金剛丸) え?

徹子) 白菜のほうが、

 目線が自然だと思うんです。

金剛丸) あ…あんた、いい事言うね。

徹子) 私も書きます。

金剛丸) いや、いいんだいいんだ。

 俺が書く。自分で書かないと、

 どこに書いたか忘れちまうからさ。

 

**********

 

(白菜にセリフを書く金剛丸)

久松) 本番いきまーす!

 10秒前、8、7、6、

 5秒前、4、3、2…。

母親) はーい、出来ましたよ。外は

 寒いけれど、うちの家族は温かいし、

 すき焼きで、体もホッカホカ。

金剛丸) フフッ…。年に一度の贅沢だ。

 母ちゃんと、一緒になった頃はな、

 白菜も、買えなかった。

徹子) 昔話が好きね、お父ちゃん。

金剛丸) うるせえ。

(一同の笑い声)

二木) ただいま。

母親) おかえり。

二木) おおすき焼きかあ。いいなあ。

 冷えきっちゃったよ。

母親) どんどん食べなさい。

 待ちきれなくて早く始めちゃったの。

二木) いただきまーす!

(セリフが書かれた白菜を

 鍋に入れてしまう二木)

徹子) お母ちゃん、おネギ入れるわよ。

母親) あっ、そ…そうね。

 そ…そうしましょう。

二木) どうしたの?

徹子) いいのいいの! お父ちゃん、

 お母ちゃんと一緒になった頃は、

 白菜も買えなくて…それで…

 本当に貧乏だったのよね。ねえ?

母親) そうだったわよね?

(机を叩く音)

金剛丸) お父ちゃん、ちょっと…。

(ドラマのセットから出てしまう金剛丸)

久松) 続けろ、続けろ。

徹子) じ…じゃあ、

 私たちだけで頂きましょう。

二木) そうだね。

 

**********

 

久松) 何やってんですか、先生!

 戻ってくださいよ。お父さんが

 いなかったらこの場面は成り

 立たないんですから!

金剛丸) すまない…。

久松) 早く戻ってください!

金剛丸) はあ…いや…。

 ああ…はあ…。

 

**********

 

徹子・緑) お疲れさまでした。

二木) セリフぐらい覚えてこいよな。

緑) やってらんないわ。

 こっちが恥かいちゃった。お先。

二木) お疲れさん。

 

急速な時代の変化に置いてい

かれる金剛丸五郎の背中に、

徹子は胸がつまりました。

そしてこういう世界で生きていくよりも、

普通のお嫁さんになったほうがいい

のかな…と思ってしまいました。

 

**********

 

3人目のお見合い相手は、

大学病院に勤める脳外科の先生でした。

 

野際) ハゲてるの?

徹子) 頭がツルツルな人が好きなの。

野際) ちょっと…あなた正気!?

徹子) 私、トモエ学園っていう小学校 

 に行ってたんだけど、そこの校長先

 生の頭が、ツルツルだったの。本当

 にいい先生で…。それから私、頭が

 ツルツルな人に、悪い人はいないっ

 て信じてるの。

野際) はあ…変わった考えね。

徹子) お母様も、男の子ばっかりだっ

 たから、女の子が欲しかったっておっ

 しゃって、かわいがってくれそうだし。

野際) 結婚したらお姑さんなんて

 どうなるかわかんないわよ。

 突然厳しくなるかもしれないし。

徹子) そうなの?

野際) それに仕事はどうするのよ?

徹子) やめる。

野際) ええっ!?

 6000人の中の12人に

 選ばれたのにやめるの!?

徹子) 野際さんだって、

 3000人の中の3人じゃない。

野際) だから私はやめないわよ。

徹子) 好きな人ができても?

野際) いや…だから、あなたは、

 その脳外科の先生が好きなの?

 その頭ツルツルが好きなの?

徹子) うーん…。分かんない。

野際) もう…しっかりしてよ~。

 はあ…。

 

**********

 

朝) 徹子さん。永野さんのお母様が、

 七重のひざを八重に折ってでも、徹子

 さんにお嫁に来てもらいたいっておっ

 しゃってるんだけど。どうする?

徹子) 七重のひざを八重に折るの?

 痛そう…。

朝) そこまでしてでも、徹子さんにお嫁

 に来てほしいんですって。ありがたい

 事だけど、決めるのはあなただから。

徹子) ママがいいと思うなら結婚するわ。

朝) 結婚するのはママじゃなくて、

 あなたなのよ。

徹子) パパはなんて言ってた?

朝) パパは、トット助がいいなら、いい

 んじゃないかって、おっしゃってたわ。

徹子) 嬉しそうだった?

朝) 嬉しそうでもないけど…いいと

 思ってらっしゃるんじゃないの?

徹子) そっか…。

 じゃあ、結婚しようかな。

朝) なんだか頼りないわね。

徹子) 大丈夫よ! 

 お仕事は楽しいけど、結婚の方が、人

 生にとって大事な事だって思えるから。

 決めた! 私、この方と結婚するわ。

朝) そう…。

 

なぜかママはその時、

嬉しそうな顔はしませんでした。

 

**********

 

徹子) ママ、どっちがいいかしら?

 

そして、お嫁に行けば贅沢はできない

だろうからといって、オーバーを3着も

注文してくれたのです。

 

**********

 

このドラマが始まってから、トットちゃん関

係の本を買って読んで、だいぶ話の流れ

にはついていけるようになっているので、

ああ、これはあの話ね~と思いながら見

ることができて、かなり楽しかったりする。

 

このドラマに興味を持った方は、原作の

本をぜひ読んでみてほしい。図書館で借

りてもいいし買ってもいいし。読んだらトッ

トちゃんをもっともっと好きになると思う。

トットちゃんをもっと知りたくなると思うw

 

トットちゃんが結婚しそうになった男性も、

幸せに暮らしていますように。きっといい

思い出だよね。話のネタにしてるはず♪

 

 

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