「半分、青い」第141回~鈴愛と律で「スパロウリズム」の巻~! | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「半分、青い」 第141
第24週 「風を知りたい!
鈴愛と律で「スパロウリズム」の巻~!

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

電・草太) おねえ、明日帰ってこれるか?

 お母ちゃんが急変して家で倒れた。

電・鈴愛) えっ?

 

**********

 

<病院の廊下>

草太) 姉ちゃん。

鈴愛) 草太。

草太) 律にいちゃんも。

律) うん。

草太) カンちゃんは?

鈴愛) あっ、置いてきた。

 光江おばさんちに預かってもらった。

草太) そうか。

鈴愛) お母ちゃんどんな感じ?

 病室どこ?

草太) すぐそこだけど。一応説明しとく。

 昨日の夜中に、

 急に容態が悪なって病院来たんや。

鈴愛) ほうか。

草太) このまま入院して、4~5日して

 落ち着いたら、手術する事になった。

鈴愛) 手術、来週の予定やったよな。

草太) 早いほうがええらしい。

 

**********

 

<病室>

晴) ああ、鈴愛。何や、律君まで。

律) こんにちは。

宇太郎) おう。

晴) わざわざ来んくてよかったのに。

 ごめんね、律君まで。申し訳ないわ。

律) お見舞い来れてなかったから。

宇太郎) あ~おとうちゃん何か、

 飲み物買ってくるわ。ほれ、草太も。

草太) ん? 俺も?

宇太郎) 俺も。

晴) あ~苦しかった。

 さっきはもう死ぬかと思った。

 おかあちゃん、

 さすがに気が弱なってまった。

(晴の手を握る鈴愛)

鈴愛) お母ちゃん、大丈夫やよ。なっ。

律) おばさん…。

 

**********

 

<自動販売機コーナー>

宇太郎) 今はな、

 あの3人にしたった方がええ。

草太) 何で?

宇太郎) 晴さん、ああ見えて策士や。

 やらっせるよ~。

草太) 何を?

宇太郎) 律君に、

 鈴愛をもらってもらおうと思っとる。

草太) え?

宇太郎) ハハハハハッ。

 

**********

 

<病室>

晴) まあ、おばさんも年やしな。

 何があってもおかしない。

鈴愛) お母ちゃん、

 弱気になったらあかん。

 手術すれば、助かる。

 ほら、昨日の夜は、

 ちょっと怖なったかもしれんけど。

晴) 鈴愛、おかあちゃんは、

 あんたが心配や。

(律を見る晴)

晴) 草太はちゃんと結婚して、

 里子さんもおって、子どももおって。

鈴愛) お母ちゃん、私も、ちゃんと

 結婚して、カンちゃんもおるよ。

晴) 今は一人や。

鈴愛) まあ…ね。

晴) あ~あ…。おかあちゃんは、

 誰か鈴愛と一緒におってくれる

 人がおらんと、心配やなあ。

(律を見る晴)

(目をそらす律)

鈴愛) お母ちゃん…。

晴) 誰かいい人…。

律) おばさん。俺今、鈴愛と一緒に

 新製品を開発してるんです。

晴) えっ、律君と?

鈴愛) ほうや、お母ちゃん。

 そよ風の扇風機。こうまるで、そよ風

 みたいな、自然な風の吹く扇風機や。

 これは売れる。

晴) えっ、律君と、一緒に?

律) はい。俺、鈴愛と一緒に

 会社立ち上げたんです。

晴) えっ、会社!?

律) スパロウリズムっていいます。

 スパロウがスズメで、リズムがリツ。

晴) はあ~2人で会社…。よかった。

 ほいで、そよ風の扇風機。ええねえ。

 その風、浴びてみたいわ。

 おかあちゃん、生きとらなあかんなあ。

 死ねんなあ、その風浴びるまで。

 フフッ。楽しみや。

 

**********

 

<病院・廊下>

鈴愛) 律、本気か?

 2人で会社なんて、本気か?

律) あっ、よかったら、どうすか?

 一緒にやんない?

鈴愛) いや、律。私は分かっとる。

 あれや。あれやろ? あの流れやと、

 お母ちゃんを安心させようと思って、

 思わず言ってまったんやろ?

律) いや、鈴愛。

 思わずじゃない。思ってた。

鈴愛) ほうなんか?

律) そよ風の扇風機、2人で作ろうよ。 

 きっと楽しい。

鈴愛) 作る。スパロウリズムや。

律) スパロウリズムや。

(ハイタッチをする2人)

 

**********

 

<シェアオフィス>

恵子) う~ん、これ修次郎が作ったの?

 すご~い!

津曲) こういうのはやってるみたいよ。

 タイトル、「神様に似ている」。

恵子) へえ~すごいなあ。

 修次郎何年生になったんだっけ?

津曲) 中1?

恵子) いつ会ったっきり?

津曲) 1年ぐらい前かなあ。

 あんま会わせてくれないよ。

 あれ何なの?

恵子) 私の新商品。

 緑のパン、成功するようにって。

津曲) いや違う違う違う。その上よ。

 お母さんのオペはなんとかってこれ。

恵子) ああ。

 今、鈴愛ちゃん実家に帰ってるの。

 お母さんガンだとかで、手術。

津曲) え…あっ、そう。

 成功するといいな。

恵子) うん。

津曲) いや、そういう事って、大々的に

 こうやって並べて書くもんかね?

恵子) フフッ、ちょっと鈴愛ちゃん、

 独特なとこあるから。普通伏せる

 ようなとこ、見せてくるから。

津曲) ああ…。

恵子) でもそういうところが、何かを

 生み出せる部分じゃないかと思う。

 人と違う事って、普通の感覚と違う

 事って、何かの種だよ。そこから、

 花が咲く可能性がある。

津曲) う~ん…。

 

**********

 

(オフィスの入り口に

「SPARROW RHYTHM」のプレート)

正人) ねえ律、

 風ってどこから来るのかな。

 そして、どこに行くんだろね。

律) その質問に答えるとだなあ。

 まず風っていうのは、空気の移動。

 暑い場所に上昇気流が生じるだろ。

 するとそこの気圧が下がり、

 周囲から空気が…。

正人) ふ~ん。

律) まだ説明途中。これだから文系は。

正人) 鈴愛ちゃんのお母さん、

 明日だよね、手術。

律) うん。

正人) うまくいくといいね。

律) うん…。

 この扇風機が出来たら、

 第1号は晴さんにプレゼントだな。

正人) 律は本当、

 鈴愛ちゃんが好きだな。

(花火の音)

正人) おっ。花火。えっ、どこだろ?

律) 神宮球場だよ。

 5回の裏に花火あがる。

正人) へえ~どこどこ?

律) 音だけしか聞こえん。方向が逆だ。

正人) 何だ…そっか。

 音だけの花火、何か悔しいな。

 終わる恋より、

 始まらない恋の方がいいのか。

律) え…?

正人) 律と鈴愛ちゃんは。

 恋は必ず終わるもん。

 夏の花火みたいに。

(花火の音)

 

**********

 

<病院>

(ストレッチャーに乗せられた晴)

草太) ほんならな、お母ちゃん。

 頑張れよ。

晴) 頑張れってあんた、全身麻酔や。

 寝とるうちに終わるわ。

宇太郎) 待っとるでな。

鈴愛) 待っとるよ。

晴) 大げさや。

(手を伸ばす晴)

(その手を握る鈴愛、宇太郎、草太)

(微笑む晴)

 

**********

 

<控え室>

(本を読んでいる鈴愛)

草太) 姉ちゃん、すげえな。

 こんな時よう本読んどれるな。

鈴愛) これは、そよ風の扇風機を作

 るための資料や。律が置いてった。

 泣いて待っとっても、笑って待っと

 っても一緒や。草太、お父ちゃん。

宇太郎) ん?

鈴愛) 私は、お母ちゃんのために

 そよ風の扇風機を作る。

宇太郎) おお。

鈴愛) これは、そのための勉強や。

 風を知る。

 

鈴愛は、本当は、

あのオペ室の中の事を思うと、

気が気ではありませんでした。

でも、こう思っていました。

「私は、今の中には沈まん。

この苦しさの中には沈まん。

未来を見る」、と。

 

(本のページの隅っこに律が描いた絵)

(パラパラ漫画になっていて、

 ページをめくると絵が動き出す)

 

宇太郎) 鈴愛、どうした?

鈴愛) ちょっと、トイレ。

宇太郎) 変なやっちゃ。

 

**********

 

(ストレッチャーに乗せられた晴)

看護師) 楡野さん、目、覚めました?

鈴愛) お母ちゃん!

宇太郎) 晴さん!

看護師) よく頑張りましたね。

 手術、うまくいきましたよ。

(微笑む晴)

 

**********

 

<シェアオフィス>

(ピンクとブルーのリボンがたなびく

 屋上で、風を眺めている律)

 

**********
 

見た目、雰囲気だけなら律の方が3倍格好いい

んだけどね、「義母と娘のブルース」の店長より。

ポエマータジオ君より、店長の方がかっけえわ。

いや~こんなにも違ってしまうのね。顔だけじゃ

なく愛されているよ、ギボムスの佐藤健君は!

天から降ってくるセリフじゃ、心は動かせないよ。

血の通った人間の中から、連続した生の中から

言葉が生まれ、思いが伝わってくるのだと思う。

(ギボムスを見た日は、ドラマのレベルの落差

にめまいがして、感想を書くのが億劫になる…)

 

脚本家の人生を切り貼りして作られた物語とヒ

ロインに共感はできないけれど…。それでも役

者さんが身をけずって作り上げたキャラは、脚

本家の意図を超えて…命を吹き込まれている

んじゃないかと思えてきた。理解しがたい人物

を、何とか理解しようと格闘してきたヒロインの

中の人の、「私はこんな人間じゃない!」という

心の叫びが聞こえてくるようで。なんだか、こん

な風にしか生きられない鈴愛という女性が痛々

しくって…そう思えるのは中の人のおかげ…w

 

永野芽郁ちゃんのインタビュー記事にあった、

彼女の言葉に激しく同意、同情してしまった。

 

いつまでも変わらない言葉と勢いというのが、
良いときもあれば、大人になっていくうえで引っ

かかるところでもあったので、すごく難しかった。

 

どこに軸を置いたらいいのか分からなかった。

 

そして、鈴愛とは「友達にはなりたくない」ともw

だよね! 私も鈴愛と友達になれる気がしない。

半分北川ならまだしも、全部北川なんだもの…。

 

今日もあれこれ空から降っただろうポエムが散

りばめられていたけど…華麗にスルーする私。

とにかく、役者さんたちにはエールを送りたい。

頑張れ~負けるな~逃げろ~!(誰から?w)

 

てか…いいかげん花野を岐阜に連れていけ!

 


「半分、青い」関連ブログはこちらから↓
「半分、青い」関連ブログリスト
「朝ドラ」関連ブログリスト

●「半分、青い」HP

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村