「半分、青い」第145回~スケートからヒント?二重構造の羽根の巻 | 日々のダダ漏れ

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「半分、青い」 第145
第25週 「君といたい!
スケートからヒント?二重構造の羽根の巻

 

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

2010年 10月

 

鈴愛) 田辺さんが…。

 

(回想)

田辺) 風がね、やわらかくなるんだよ。

 壁にあてると。

 

鈴愛) 風を壁にあてると風がやわらかく

 なる事を教えてくれて。…で、律は。

律) うん。

 僕たちは、風の研究をしました。

 扇風機の風をこうして可視化すると、

 渦を巻いている。つまり、自然のそよ風

 を再現するために、この従来の扇風機

 の渦を壊さなければならない。

鈴愛) ならない。

律) そして、モアイ像から田辺さんを

 思い出した鈴愛が。

恵子) あっ、モアイ像いいから。

 先進めて。

津曲) とっとと進めて。

鈴愛) そう。そのヒントによって、壁に

 あてると渦が壊れる事に気が付いた

 私たちが、開発したのが、これ。

律) これ。これ。これ。

(羽根の前にたらいのようなものが付いた

 試作品第一号、「たらい型扇風機」)

鈴愛) このたらいみたいなのが、壁の

 役割をして、渦が壊れる訳なんです。

律) なんです。

鈴愛) そして、そよ風のような風が…。

恵子) おっ、おお…。

津曲) おお…。

律) では、いきます。

鈴愛) いきます。

 

**********

 

(扇風機を見つめている津曲と恵子)

鈴愛) どうですか? 

恵子) 何か、これ、風?

 もわ~んとした感じ?

津曲) 涼しいか?

恵子) それに…見た目美しくないし。

鈴愛) なあ。

 

**********

 

<楡野家>

晴) 何か、やろかな?

(洗濯物を畳んでいる晴)

宇太郎) 晴さん、昼、どうする?

 食堂から、何か、消化のよさそう

 なもんもらってきて食べるか?

 それとも、うどんでも。

晴) ウーちゃん。ん?

 私、何かやろうかな?

宇太郎) 何かとは?

晴) や…せっかく元気になってきたし、

 洗濯物畳んどるだけじゃつまらん。

 今、食堂は、何人か、

 人来るようになったしな。

 

草太のカツ丼が当たって、

つくし食堂は、生意気にも、

人を雇うようになっておりました。

 

宇太郎) 何やらっせる? 

 釣りでもするか?

晴) う~ん…釣りは、

 長い事待っとる時間が嫌や。

宇太郎) ほしたら、

 2人で一緒に、山登りでもするか?

晴) う~ん。何か考えるわ。

宇太郎) 何や晴さん。

 俺と一緒やなくて、

 一人で何かしようとしとるな。

晴) はっ…。

宇太郎) はあ~嫁は冷たい。

 年取ると冷たい。女子会ばっかや。

 いくつになっても、女子や。

晴) ウーちゃん!

宇太郎) ほい。ヘヘッ。あ~あ、

 晴さんと山登り行きたかったな。

 

**********

 

<スパロウリズム>

律) 片方の風で、

 片方の風の、渦を消す。

(試作品第二号、「キノコ型両翼扇風機」)

鈴愛) 律、描いてはみたが、

 私たち迷走してないか?

 もうひとつきもここで立ち止まっとる。

 作れるのか? 本当に。

 そよ風の扇風機。

律) これはないよなあ。

鈴愛) 律。今から菱松帰れないか!?

律) うわうわうわうわ! それだけは

 言っちゃいけないやつだ。う~ん…。

 アイデアが必要だ! 

 何かこう…障害物に風をあてたり、

 風で風を消したりするのではなく、

 この扇風機の渦を消す方法を…。

 お前何にも考えてないやろ?

 俺ばっかり考えてるやろ。

鈴愛) いやいやいや、考えてた。

 っていうか、思い出しとった。

 今の律を見て、漫画家時代に描けな

 くなって、筆を折った手前の自分を。

律) えっ、俺筆折るの?

鈴愛) ううん、違う違う違う。 

 何だろう。あの時、私は絶望しかなか

 ったけれど、律にはそれを感じない。

律) なぜ?

鈴愛) 何でやろ。

 律を天才って信じとるからかな。

律) それは、ちょっとうれしい。

鈴愛) そりゃよかった。

 私も考える。ない頭なりに。

律) いや、違うぞ鈴愛。お前は気付い

 てないかもしれないけどな、この、そ

 よ風の扇風機だって、発案は鈴愛。

 壁に風をあてて扇風機の渦を壊す

 事だって鈴愛のアイデアだ。

鈴愛) いや、田辺さん。モアイ像。

(ノック)

花野) ママ、律。いらっしゃいますか?

鈴愛) カンちゃん。どうぞ!

光江) こんにちは~。

鈴愛) すいません、光江さん。

 仕事場まで来てもらって。

光江) いんやいんや。

 来てみたい思とったんえ。

 や~ほんまに学校なんやなあ!

 学校を、オフィスに。おもろいな。

 フフフフッ。

鈴愛) あっ、こちら…。

光江) あっ、いんやいんや。

 お宅にお邪魔したえ。

鈴愛) あっ、そうか。

律) あっ、その節はどうも。

 あっ、チキンライス美味しかったっす。

 

**********

 

<ラーメンカフェ>

(ラーメンを食べている花野)

花野) 美味しい!

律) お~それはよかった。

 ここはラーメンは塩しかない。

 塩に特化している。

花野) トッカ、とは?

律) う~ん…

 それしか作らないって事?

 わざと? あえて? 売り?

 カンちゃんスケートどうなった?

花野) あっ、そうだ!

 カンちゃんバックジャンプ跳べる

 ようになった! 4級になった!

律) お~すげえ。あの、後ろ向きに

 滑りながら跳ぶやつか?

花野) うん!

 前は、泣いて、申し訳なかった。

 

(回想)

花野) カンちゃん悔しい!

 頑張ったのに…。(泣)

 

花野) カンちゃんは

 ああいうとこがあって困る。

律) あ…大丈夫。そこ、律大丈夫。

花野) 本当か!?

律) うん。

 

**********

 

<スパロウリズム>

鈴愛) え…カンちゃんを?

光江) うん。あかんかなあ…。

 涼次が会いたがっとる。

 

(回想)

涼次) ごめん。鈴愛ちゃん。

 

光江) あっ、ごめん。忘れて。

 鈴愛ちゃんごめんな。こんな事

 言い出して。忘れて。ほいで、

 私には、カンちゃん見させてな。みい

 バアバもむうバアバもめえバアバも、

 カンちゃんの事大好きや。

 私が余計な事言うて、鈴愛ちゃんに、

 もうカンちゃん預けんなんて言われ

 たら、みんなに怒られてしまう。

鈴愛) あっ、ううん、光江さん。

 そんな事は、全然…。

光江) ほうか? 私も、カンちゃんの

 スケート見んの、楽しみでなあ。

鈴愛) ありがとうございます。

 感謝しかないです。本当に。

 私一人では、東京に来てから、

 とても、カンちゃんを育てながら、

 働けなかったと思ってます。

 でも、ただ…。 

光江) あっ、分かった。分かった。

 忘れて。涼次の事は。なっ。

 許せんよな。そりゃそうや!

 あんなアホンダラ! 忘れて。なっ。

 ごめんごめん。

鈴愛) 涼ちゃん…。元気…ですか?

(微笑み、頷く光江)

 

**********

 

<ラーメンカフェ>

花野) 律! カンちゃん今日あれやった。

 あのね、みんなで手つないで、

 ガ~ッと滑る。

律) ん?

花野) リンクの向こうから、こっちまで、

 教室のみんなで手をつないで、

 ガ~ッと滑る。

律) ああ、律分かった。了解した。

 あの、エキシビションで、スケート選手

 よくやるな。こう…最後の方に。

 みんなで手つないで、スワ~ッと

 滑ってくる、かっこいいやつ。

 あれやったのか?

花野) 律、あれ、テレビと違う。

 本当は、すごく難しい。同じ速度?

 同じ、速さで滑るのが、ポイント。

律) ふ~ん…。

花野) みんなのスピードが合わないと、

 崩れる。へなへな~ってなる。

(律の頭の中に湧いてくるイメージ)

律) ラインが崩れる…。渦が壊れる。

 ごめん、カンちゃん! 

 律、先にオフィス戻る! ごめんね。

花野) 律!

 

**********

 

<スパロウリズム>

(鈴愛が描いた扇風機の絵を探す律)

律) あった! これだ!

 鈴愛! これ…これ。

 ここ、何で二重になってる?

鈴愛) えっ、花を模したから。

 花みたいな扇風機。

 花みたいに、扇風機の羽根が

 二重になっててもいいと思って。

律) それだ。二重構造だ!

鈴愛) えっ、二重構造?

律) 二重構造の羽根だ。

 内側の羽根と、外側の羽根で、

 風の速度を変える!

 外側の風の風速が速ければ、

 内側の遅い風に引き込まれて

 渦が壊れるはずだ!

(目をつむり、頑張って想像する光江)

花野) ただいま~。律いきなり行く

 からカンちゃんびっくりした。

 ラーメン美味しかった!

律) カンちゃんありがとう!

(カンちゃんを抱き上げて回る律)

花野) きゃ~~~~!

光江) な…何事や? 何事や? 

 あ~あ!

鈴愛) 律、律! 

 まだ確かめてみてない。

 えっと何だっけ? 

 開発は、仮説、実験、検証!

 

**********

 

まあ、あの。

私など素人からすると何が何やら

さっぱり分からない訳ですが…。

律君は、カンちゃんとのおしゃべり

によって、多大なヒントを得、

スパロウリズムは、

大きな転機を迎えます。

 

二重構造の羽根の、

改良に次ぐ改良。

外側と内側で、速度の違う羽根。

 

**********

 

(並んで3Dプリンターに

 目をこらす鈴愛と律)

(完成する羽根)

(一枚一枚の羽根に

 やすりをかける鈴愛)

(羽根を受け取り、組み立てる律)

(羽根を扇風機に取り付ける律)

 

さて、そして、完成。

 

自然のそよ風! 

扇風機で、再現できるか!?

 

**********

 

あの唐突に始まったカンちゃんのスケート熱は、

そよ風の扇風機のヒントとなる伏線だったとは。

すご~い。びっくり~。想定外~。(棒読み…w)

 

「ひよっこ」の脚本家、岡田惠和さんのラジオに

「半分、青い」の脚本家が出演した回を、さっき

聞いてしまって、Twitter情報で知ってはいたけ

れど…本当だったんだなあと脱力してしまって。

 

マジで、「全部、北川」だった。「みんな自分の事

書いてると思ってました」。「私自分消したら何も

出ない自信があります」。自分以外の、「何を書

けばいいの? はあ?」…だそうで。思わず絶句。

結婚してしまうと興味がなくなるそうで、夫婦で

何を発明しようが、何をしようが、興味がないと。

本当に、「恋愛」にしか興味がない人なんだな。

最初は自分から遠く離して書こうとするけれど、

憑依してしまうって。…だよね~ドラマも、どんど

んキャラが北川お化けになってきてるもんね…。

この人は…私小説、私ドラマしか書けないのね。

それが当たり前だと今まで思っていたと、恥ず

かしげもなく、ケラケラと笑って言える人だった。

 

一体私たちは、何を見せられているんだろう…。

 

怖いもの聞きたさでチャレンジしたい方は…↓

 

何とも言えない脱力感。感想を書く気力も失って

しまった。憑依された芽郁ちゃんはそりゃ病むだ

ろうし、さぞかし気持ち悪かっただろうと思うわ。

(毒のある人格を演じてたら、体が拒否るよね)

頑張れ、芽郁ちゃん。全て忘れて、先へ行こう!

 


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