「まんぷく」第139回~泣いてええの。私はあなたのお母さんなんやから | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「まんぷく」 第139
第24週 「見守るしかない」
泣いてええの。私はあなたのお母さんなんやから

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

早速まんぷく食品に、フリーズドライの

製造機が導入されました。製造機とい

っても、実験装置に近い、簡単なもの

ですが…。

 

久坂) -30℃で冷やし、そのあと、

 20時間かけて乾燥させます。

西野) えっ!

戸塚) 20時間…。

西野) そんなにかかるの!?

源) ここにある材料を一度にはでき

 ませんから、結果が出るまで、相当

 時間がかかりますよ。

神部) そしたらグズグズしてる暇はない。

 早速やろ。

 

**********

 

<立花家>

福子) ゆうべは徹夜やったの? 源。

源) 1時間くらいは寝たよ。

鈴) それでよく、

 朝からラーメン食べられるわね。

福子) お父さんとおんなじ体質に

 なってきたんやね。

萬平) ああそうだ源。厚紙でカップの

 サンプルを作ってくれないか。

源) (せきこみ)

萬平) 大きさや形を変えたカップを

 できるだけたくさん。

源) 僕が!?

萬平) ああ。

源) フリーズドライやってるんやで、僕。

福子) そしたらそれは私がやります。

源) ありがとう母さん。助かった~。

鈴) 私はやりませんよ。

 仕事は仕事、うちはうち。

福子) 分かってます。

萬平) 幸はまだ寝てるのか。

福子) 私が後で起こしに行きますから、

 気にしないで食べて下さい。

 

**********

 

(幸の部屋の前に立つ福子)

福子) 幸。開けますよ。

(部屋に入る福子)

福子) 幸。

幸) 今日は午前中休講やから。

福子) 風邪でもひいた?

幸) もうちょっと寝てたら大丈夫。

福子) そう。そやったら、いいけど。

(立ち去る福子)

 

**********

 

<リビング>

鈴) 本当に、ゆうべは、アルバイト

 やったの? さっちゃん。

福子) もういちいち心配せんといて

 って言うたやない。

鈴) そんなこと言われたかて…。

 ああもうどうしたらええの。

 分かるでしょう、この気持ち。

福子) 分かります。せやけど

 心配してもしょうがないでしょう。

鈴) (ため息)

福子) ほら、それより、

 手伝うてよ、カップ作るの。

鈴) 嫌。

福子) フフフフ。

 

**********

 

<研究室>

戸塚) 3分です。

神部) よし。

(お湯で戻したネギを食べる神部)

神部) おっ…ネギや。

 生で食べてるみたいや。

源) うまくいったんですね!

西野) 僕にも食べさして下さい。

久坂) ああっ! 

 ピーマンも元に戻ってる!

源) どうですか?

久坂) (食べて)ピーマンだ~!

神部) ええやないか! 

 ピーマンの緑は彩りとしても悪うないし、

 いかにも洋風いう感じや。

源) そうですね!

西野) 絶対いけますよ!

戸塚) でも…嫌いな子ども多いですよ。

源) えっ?

神部) ん?

西野) ん?

 

**********

 

<立花家>

(紙のカップを作っている福子)

福子) はい、3つ目できた!

幸) 行ってきます。

鈴) えっ、さっちゃん、ごはんは?

幸) おなかすいてない。

福子) 行ってらっしゃい。

鈴) 何かあったんやないの。あの年頃で、

 何も食べたくないなんて、おかしいわよ。

福子) おなかがすいたら、

 学食で食べるでしょ。

 

**********

 

<まんぷく食品・社長室>

世良) ほんまに発砲スチロールの

 カップや。(手に持って)熱うない。

萬平) でしょ。

(ヌードルを食べる世良)

世良) うまい!

萬平) ハハハッ、でしょ!

世良) これがまんぷくヌードルか。

萬平) 違いますよ。

世良) あっ?

萬平) この中に具が入って初めて、

 まんぷくヌードルになるんです。

世良) はあ…具?

萬平) ええ。

世良) 全く想像でけへんな。

萬平) 具材が入れば、イメージが

 がらりと変わりますよ。

世良) 全く想像でけん。

萬平) アハハハ。

 

**********

 

<夕方・パーラー白薔薇>

(テーブル席に幸)

しのぶ) どないしたんやろ…。

アキラ) コーヒー、足してこよか。

(止めるしのぶ)

 

**********

 

<立花家>

萬平) おおっ!

源) 全部母さんが作ったん?

福子) そうよ。

鈴) 私も作りました。

福子) 1つだけね。

萬平) これは話にならないな。

(ムッとする鈴)

萬平) 同じ大きさのものは、

 一つもないんだな。

福子) はい、萬平さんに言われたとおり、

 カップの幅、高さ、上と下の直径の比率、

 どれも2ミリずつくらい変えてます。

萬平) 確かに微妙に違う。よし、この中で、

 手になじみやすいものを考えよう。

源) うん。

 ありがとう、母さん、おばあちゃん。

鈴) 私のカップ…。

(ドアの開閉音)

 

**********

 

(幸の部屋の前に立つ福子)

福子) 幸。本当に晩ごはんいらないの?

幸) いらない。

(部屋に入る福子)

幸) 勝手に入らんといて。

福子) ごめん。

 白薔薇に行ったんでしょ?

 さっきママさんから電話があったわ。

 さっちゃんの様子が変やったって。

 何かあったの?

幸) 何もない。ほんまに何もないから。

(福子に背を向け、ベッドに座った幸)

(ベッドに腰掛ける福子)

福子) レオナルドさんのこと?

 すぐ分かったわ。さっちゃんはレオナ

 ルドさんのことが好きなんやなって。

 おばあちゃんはものすごい心配してる。

 せやけど、相手が外国の人でも、私は、

 幸が好きなら、別に構わないと思たし、

 もし、結婚したいって言うたら、それは、

 ちゃんと話を聞いてあげようって。せや

 かて私も、反対を押し切ってお父さん

 と結婚したんやもん。お父さんかて、あ

 なたのこと気にしてるのよ。せやけど、

 あなたが本気でこうしたいっていうこと

 があったら、反対はしないと思う。せや

 けどね、本当のこと言うと、私も、気に

 なってたの。源の仕事のことも心配や

 し、幸のことも心配。むしろ、あなたの

 方が…。お兄ちゃんには、気持ちをぶ

 つけられるお父さんがいるけど、自分

 にはいないって、さっちゃんはき~っと

 そう思てるって。せやけど、私は、いつ

 でも、受け止めるつもりでいるから…。

 つらい時はつらいって、助けてほしい

 時は助けてって言うてほしい。一人で

 抱え込まんといて。さっちゃん。

(幸の肩に触れる福子)

幸) 私…レオのことが、好きやったの。

福子) うん。

幸) レオも、

 そう思てくれてたらええなって…。

福子) うん。

幸) でも…アメリカに帰るんやて。

 アメリカに帰って、結婚するんやて(泣)。

(幸に寄り添い、肩を抱く福子)

福子) そう。

幸) 昨日紹介されたの。

 僕の、フィアンセだよって。

 あほみたい、私。

 勝手に好きになって…

 勝手に振られて…あほみたい。

 (すすり泣き)

(幸を抱きしめる福子)

福子) いいのよ。泣きなさい。

 思いっきり泣きなさい。

幸) お母さん…。

福子) そう。私はあなたのお母さん

 なんやから。大丈夫。

幸) (すすり泣き)

福子) 泣いてええの。

 

**********

 

<リビング>

(福子が作ったカップを手に、

 あれこれ考えている萬平)

萬平) 福子。

福子) はい。

萬平) 幸は大丈夫か。

福子) 大丈夫です。

萬平) そうか。

福子) お風呂入ってきますね。

萬平) ああ。

 

**********

 

幸) ごちそうさま! 

 そしたら行ってきます。

鈴) もういいの? 幸。

福子) 当たり前でしょう。

 まんぷくラーメン1杯食べたのよ。

源) 何でそんなに急ぐんや?

幸) 今日はサークルのミーティング。

 お先にお父さん。

萬平) ああ。

幸) お兄ちゃんもお仕事頑張ってね。

源) お…おう。

幸) そしたらおばあちゃん行ってきます。

鈴) 行ってらっしゃい。

福子) 行ってらっしゃい。

幸) は~い。

鈴) はあ~よかった。

 さっちゃん、元気になって。

源) そうや…。

 スクランブルエッグは? 父さん。

萬平) ああ、いいじゃないか。やってみろ。

(源を見て微笑む福子)

 

**********
 

ゴラァ~~~! レオナルドぉ~~~~!(怒)

うちの可愛いさっちゃんに何してくれんのや!

確かに誠実のかけらもない顔してたし(偏見)、

私の好みじゃなかったし(そこ?)、フィアンセ

と一緒に日本に来ているのに、女の子と二人

っきりでデートしてんじゃねえぞ、ゴラァ~!!

 

勝手に好きになって…勝手に振られて…

 

うん、まあ、そうなんだけどね。それを自覚で

きていたのはエライ! 大丈夫。もっともっと

素敵な男性に出会えるよ。お父さんのような。

 

お父さんかて、あなたのこと気にしてるのよ。

せやけど、あなたが本気でこうしたいってい

うことがあったら、反対はしないと思う。せや
けどね、本当のこと言うと、私も、気になって

たの。源の仕事のことも心配やし、幸のこと

も心配。むしろ、あなたの方が…。お兄ちゃ

んには、気持ちをぶつけられるお父さんが

いるけど、自分にはいないって、さっちゃん

はき~っとそう思てるって。せやけど、私は、

いつでも、受け止めるつもりでいるから…。
つらい時はつらいって、助けてほしい時は

助けてって言うてほしい。一人で抱え込まん

といて。さっちゃん。

 

おばあちゃんも、お父さんも、あなたを心配

していると伝えた上で、いつでも幸の気持ち

を受け止める用意はできていると。つらい時

はつらいと、助けてほしい時は助けてって、

伝えることで救われてきた福ちゃんの過去

も思い出されて、説得力があるよなあと…。

 

理想的な母親を見せられた後だったからこ

そなのだろうけれど、仕事のことしか頭にな

いように見える萬平のひと言に、グッときた。

 

幸は大丈夫か。

 

何か…ちょっと泣きそうになってしまったよ。

頑固で面倒臭い、仕事には恐ろしくマッドな

人ではあるけれど、愛情深い人なんだよね。

萬平さんは、昭和の良きお父さんだなあと。

福ちゃんも、昭和の良きお母さん。なにより、

互いを信頼している夫婦のあり方が、良き!

 

予告の鈴さんも心配だし、なにより名木君の

恋人が気になって気になって…。ヤバイッw

 

 

「まんぷく」関連ブログはこちらから↓

「まんぷく」関連ブログリスト
「朝ドラ」関連ブログリスト

●「まんぷく」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村