「まんぷく」第145回~まんぷくヌードルが・・・ついに完成! | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第145
第25週 「できました!萬平さん!」
まんぷくヌードルが・・・ついに完成!

 

 

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それは、不思議な夢でした。

 

(萬平の夢)

(部屋が回転し、真下になった

 天井に落ちる萬平)

萬平) うわ~っ!

 

萬平) うわっ!

福子) えっ、えっ…。

 どうしたんですか萬平さん。

萬平) 思いついた。

 思いついたぞ福子。

(部屋を飛び出す萬平)

 

**********

 

(萬平の足音に目を覚ます源と幸)

 

**********

 

<台所>

福子) 萬平さん?

萬平) カップを固定して、

 麺を落とすから駄目だったんだ。

福子) えっ?

(コップを裏返し、その上に麺を置く萬平)

萬平) 麺を固定して、こう、

 カップを落とせば。

(麺にカップをかぶせる萬平)

福子) あっ。

萬平) つまり逆にすればだ。

福子) あ~!

萬平) これなら麺を、

 まっすぐに固定できるぞ。

福子) 萬平さん!

源) どうしたんだや。

萬平) これで解決だ、源!

源) えっ?

萬平) どうして、

 どうして思いついたんですか?

 萬平さん。すごい!

萬平) 夢だよ、夢。

福子) 夢?

萬平) ああ。

 

**********

 

<まんぷく食品>

森本) 製造ラインの設計図です。

萬平) おお、これは随分と、複雑だな。

森本) 麺生地をこねる所から、カップをシ

 ュリンク包装する所までありますからね。

 今までの商品とは比べものになりません。

真一) 麺にカップを落とす工程は?

森本) ここです。1分間に50個のペースで、

 麺をカップに詰めることができます。

萬平) よし。

神部) この製造ラインはいつ出来るんや。

森本) 10月までにはなんとか。

岡) そしたら、

 あとはパッケージデザインだけですね。

萬平) ああ。

 

**********

 

<まんぷく食品・社長室>

電・忠彦) 実は、

 名木君に考えさせてるんや。

電・萬平) 名木君?

 ああ、忠彦さんのお弟子さん。

電・忠彦) 真一さんは僕に、新しくて、

 洋風で、世界に通じるデザインが

 欲しいと言うた。それは、萬平君の

 要望だろ?

電・萬平) ああ、そうです。

電・忠彦) それやったら、若い彼に、任

 せてみてもええんやないかと思ってね。

 もちろん、デザインが上がってきたら、

 僕がしっかりチェックするよ。

電・萬平) ああ…分かりました。

 じゃあ、楽しみに待ってますよ。

(電話を切る萬平)

萬平) まんぷくヌードルのデザインは、

 お弟子さんが考えてるそうです。

真一) 名木君が…。

 

**********

 

<香田家>

克子) ほんまに大丈夫やの?

 名木さんに任せて。

タカ) そんな大変な仕事、

 名木さんに務まるんやろか。

忠彦) 彼にはセンスがある。

 僕の弟子やぞ。

タカ) そらそうやけど…。

克子) まんぷくヌードルが会社の

 命運をかけた商品やということ、

 名木さん分かってるんでしょ?

忠彦) もちろん。

克子・タカ) そやから心配やの。

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

名木) ああ~…。

アキラ) あかん。思い詰め過ぎや。

名木) ああ~…。

しのぶ) 名木さん。

名木) あっ!

しのぶ) 考えるのはええけど、

 もうちょっと、静かに。

名木) 僕、何か言うてましたか?

しのぶ) うなってたわよ。

 「ああ~」って。

名木) 何にも思いつかないんです。

 まんぷくヌードルのデザインやなんて、

 僕には無理や!

アキラ) いや、無理やないで。

 無理やったらな、

 香田忠彦画伯は君には任せん。

 できると思たから任したんや。

しのぶ) そうよ!

アキラ) 重圧を、エネルギーに変えるんや。

 ええか、こんな画期的な商品のデザイン

 を任されたんやで。すごいことやないか。

 そうやろ?

しのぶ) そうよ。

名木) はい!

アキラ) よ~し。

 絶対に失敗は許されんぞ。

名木) えっ!

しのぶ) はっ!?

アキラ) もし失敗したら…。

しのぶ) あなた!

アキラ) いや、すまんすまん。

名木) ああ~! やっぱり僕には無理や!

アキラ) 無理やない!

しのぶ) もう黙り!

 名木さん、大丈夫。あなたなら、できる。

(無地のカップを手に取るしのぶ)

しのぶ) ああ…想像して。

 ここに、おいしい、おいしいヌードルが

 入ってる。萬平さんや、福ちゃんや、

 みんなの思いが詰まったヌードルよ。

 世界中の誰も、見たことがない、

 未来のヌードル。

名木) 未来のヌードル…。

しのぶ) これをキャンバスやと思て。

 名木さんには、どんな絵が見える?

名木) まんぷくヌードル…。

しのぶ) ほら、見えてきた。

 見えてきたでしょ、名木さん。

名木) 見えてきました…!

しのぶ) それよ、名木さん!

 

**********

 

その翌日、病院を退院した鈴さんが、

おうちに帰ってきました。

 

鈴) ああ、ああ…やっと、帰ってこられた。

幸) おばあちゃんの部屋にお布団

 敷いてあるから、休んでて。

鈴) 嫌よ。帰ってきたのに

 寝てないといけないなんて。

幸) そやかて先生が…。

福子) ええやない幸。おばあちゃん

 の好きにさせてあげなさい。

鈴) そうよ。

幸) そしたら今はいいから、

 今日は早く休んでよ。

鈴) さっちゃん、だんだん、

 福子に似てきたわね。

幸) ええっ。

福子) 幸、もうええからほんまに。

 いや、せやけどよかった、

 お母さんが無事に退院できて。

 ほんまは心配してたんよ、私。

 せやけど、咲姉ちゃんが何べんも

 夢に出てきて。

鈴) 咲?

福子) うん。お母さんは大丈夫よって

 励ましてくれたから、それを信じてたの。

鈴) 私の夢に出てきた咲は、全然心配

 してくれなかったわ。さっちゃんかて、

 タカと吉乃と、好きな人がどうとか、

 おしゃべりして、私に絵を描かせてた

 のよ。ひどい。

幸) ひどいって…。

福子) 夢なんやからお母さん。

鈴) 夢の話を持ち出したのは、

 福子でしょ。

福子) そうでした~。

 そんなに元気なら大丈夫やわもう。

幸) そうね。

(チャイム)

タカの声) おばあちゃん。

吉乃の声) おばあちゃん。

鈴) あら!

幸) タカおばちゃんや。

福子) 吉乃ちゃんも。

タカ) 退院おめでとう、おばあちゃん。

吉乃) 元気になってよかった。

鈴) ありがとう、タカ。

 吉乃もありがとう。

克子) ほんまによかった。

 もう一時はどうなることかと思たわ。

タカ) 大介も、

 おばあちゃんに会いたがってたわ。

吉乃) 麻美も、

 日曜日に連れてくるから。

鈴) まあ、うれしい。

幸) お父さんも、お兄ちゃんも、

 今日は早く帰ってくるわ。

克子) 忠彦さんも仕事が

 終わったら来るて。

タカ) 茂さんも。

吉乃) 幸助さんも。

幸) きっと真一おじさんも来てくれるわ。

鈴) まあ…。

福子) みんなお母さんのこと

 心配してたんよ。

鈴) うん、ありがとう。

 タカ、吉乃、もっとこっち来て。

(鈴にくっつくタカと吉乃)

鈴) フフフ…。

克子) あ~ほんまによかった。

(克子と、福子も鈴にくっつく)

 

**********

 

<夜・立花家>

(すやすや眠っている鈴)

(布団をかけ直し、寝顔を見つめる福子)

 

**********

 

<リビング>

福子) ぐっすり眠ってます。

萬平) ああ。

源) 病み上がりやしね。

萬平) みんなが来たもんだから、

 疲れたんだろうな。

幸) ちょっと、賑やかすぎたかもね。

萬平) うん。

福子) せやけど、

 お母さんうれしそうやった。(ため息)

萬平) どうしてため息つくんだ。

福子) うん? 

 いや、ほんまによかったなって。

 せやかて、お母さんもうすぐ80ですから。

 何があってもおかしくないでしょ。

源) 80かあ。

幸) それを考えたら、元気になって

 帰ってきてくれてよかった。

福子) でしょ。

萬平) お義母さんに早く完成した

 まんぷくヌードルを見せなきゃな。

源) 世界中の人が、まんぷくヌードル

 を食べてるところを見せたいわ。

幸) 私も見たい。

福子) せやね。私も。

萬平) じゃあ食べるか。頂きます。

3人) 頂きます。

 

**********

 

<まんぷく食品>

名木) 出来ました。

忠彦) まんぷくヌードルの、

 パッケージデザインや。

萬平) 見せてくれ。

名木) はい。これです。

萬平) おお…!

真一) なかなかええんやないか。

神部) いや、すごくええですよ。

名木) ほんまですか?

忠彦) 僕も、これはいいと思た。

源) 僕もかっこいいと思います。

西野) 新しさも感じるし。

久坂) 洋風だし。

戸塚) 世界に通じる、

 デザインやと思います。

萬平) これでいい。ありがとう、名木君。

忠彦) よう頑張った。

名木) ありがとうございます!(泣)

忠彦) よかったよかった。

名木) はい…はい…。

 

**********

 

それから2週間後。

 

(透明のビニールでシュリンク

 包装されたまんぷくヌードル)

 

ついに、

まんぷくヌードルが完成しました。

 

世良) 確かに、これは画期的な商品や。

 それは認める。せやけど、これに100円

 の値つけることには断固として反対や。

萬平) う~ん…その考えは

 変わりませんか、世良さん。

世良) 考えを変えんのは立花君やろ。

 何べんも言うけどな、袋麺は30円やぞ。

 麺が、カップに入ってるからいうて、

 100円いうのはいくら何でも高すぎる。

真一) 売れるわけがないと。

世良) 当たり前や。ほんまは

 神部君らもそう思てるんやろ。

神部) いや、僕は思うてません。これが

 ほんまに画期的な商品やということは

 自信を持って言えます。

世良) それは自分らが作ったからや。

 親バカと一緒や。

 もっと客観的な目を持て。

萬平) 世良さん、これからは、

 核家族化の時代です。

神部) 核家族化…。

世良) それが100円の値段と

 何の関係があるんや。

萬平) 核家族化がどんどん進んでいけ

 ば、日本人の食の在り方は、大いに変

 わります。家族そろってではなく、個人

 個人が、好きな時間に好きな場所で、

 1人で食事をとることが増えてくるはず

 です。そういう時に、調理も片付けも、

 簡単で安全な、インスタント食品があ

 れば…。まんぷくヌードルには、100円

 の価値があると、みんな、理解してくれ

 るはずだ。まんぷくヌードルは、100円。

 この方針は変えません。

 

**********

 

<立花家>

鈴) これが、100円…。

福子) うん、もう決めたんやて。

鈴) 高すぎる。これに、100円払う

 人なんか、いるわけないわ。

福子) お金を儲けたいと思て100円に

 するんやありません、萬平さんは。

 手間暇がかかってるんです。世の中

 の食生活をこう、ぐわっと変えてしま

 うかもしれないほどの、画期的な商品

 なんです、これは。

(まんぷくヌードルを手に、ニカッと笑う福子)

 

**********

 

そして…。

ついに、まんぷくヌードルが

発売されたのです!

 

**********
 

最初、名木君が出てきた時にまんぷくヌードル

のカップのデザインをする人かと思ったけれど、

あの描かれ方から、それは違うのかと思わせ

ておいての…やっぱり名木君でした~のオチ。

まあ、彼を印象づける描き方は正解だったか

もね。「べっぴん」さんにも名木君の中の人が

出ていたことに気付いた今日、役者の認知度

って、キャラの出来上がり次第なんだなあと。

塩軍団なんてかな~り雑魚キャラだったはず

なのに、視聴者に認識された方だと思うもの。

 

ぶしむすが無事退院してきたものの、どうして

もなんだか安心しきれない雰囲気があって…。

と思っていたところに、ら予告の映像がぁ~!

見た瞬間に涙が溢れて自分でもビックリした。

どうかどうか、夢オチでありますように。夢オチ

だったらいいなあと、心から願うばかり。本来、

年齢的にも十分あり得る展開ではあるのだけ

れど…。ここまで来ての、お別れは嫌だよ~。

私は武士の娘ですを最後まで聞きたいよ~。

来週は朝ドラウケがないのが…本当にツライ。

 

 

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