「ひよっこ２」第４回（最終回）

「ひよっこ２」 第４回（最終回）

しばらく、注意喚起させていただきます。

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

↓　オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

みね子が奥茨城に帰ってきました！
楽しい時間はあっという間に過ぎ、
今日の昼にはもう、東京に戻らなけ
ればいけません。早いですね。

実）　よし！じゃやってみっか！

秀俊）　はい！

（作業着姿でクワを振る秀俊）

実）　あ～！よぐかぎすぎだそれ。

　ちっとずつだ。

秀俊）　はい。

実）　そうそうそう。そうだそうだ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

みね子）　懐かしいね～。

（自転車に乗るみね子）

実）　あ～。

みね子）　ちょっと行ってくんね～。

茂）　ああ。

みね子）　ヒデさんも頑張っぺ～！

秀俊）　お～！

　行ってらっしゃ～い。

みね子）　行ってきま～す。

実）　ヒデちゃん。

秀俊）　はい。

実）　みね子をよろしくな。よろしく頼む。

（帽子を脱ぎ、頭を下げる実）

実）　お願いします！

秀俊）　あっ…。いや…そんな。

実）　ハハハハハ。やめっかこういうの。

　なあ。もう家族だもんな、ヒデちゃんは。

　息子だ、俺の。フフ。幸せになんなかっ

　たら、こうなんだかんな。

秀俊）　アハハ。

実）　こうなんだかんな。こう。

（秀俊にヘッドロックをかける実）

（笑い声）

秀俊）　みね子さんと結婚してよかったぁ！

（笑い声）

実）　そうが？そうが？

　アハハハハハ。よし！やっぺ！

秀俊）　はい！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜助川家＞

みね子）　おはようございま～す。

正二）　おはようみね子。

君子）　あっ。どうしたの？みね子。

みね子）　おはようございます君子さん。

　時子は？

君子）　あ～うん、牛小屋にいるよ。

みね子）　うん。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

みね子）　おはようございま～す。

豊作）　お～みね子！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜牛小屋＞

（回想）

時子）　撮影中に笑ってさ。

　「何かなまってねえか」っつって笑って。

　そしたら大げさに倒れやがってさ。

　「撮影中止」だとか言って騒ぐから、

　「あ～そうですか」って言って、帰っ

　てきたのに。あ～やだ、もうやだ…。

みね子）　おはよう時子。

時子）　みね子。ありがとう。

みね子）　何が？

時子）　ううん。何でもない。

　いいね～牛は。

みね子）　そう？

時子）　うん。いいね。

　戻ってきちゃおうかな、私。

　女優とがやめて。

みね子）　へぇ。じゃあそうしなさい。

時子）　えっ？

みね子）　本当にそう思ってんならいいけど、

　そうじゃないなら、「戻ってきちゃおうかな」

　とか言うのやだな、私は。失礼な気がする。

　田舎とが、農業とが…。まあ、私に言われ

　なくても分がってんだろうけどさ、そんなの。

（みね子にくっついて座る時子）

みね子）　昨日の夜泣いてたね。

　でもさ、後で思った。

　何か違あなって。今の時子。

　私あんまし好きじゃないなって。

　もちろんさ、なまりとが、バカにされた

　りすんの腹立つし、そん時の時子の

　気持ぢ考えたらさ、涙出てくるよ？

　でもさ、時子。違わない？

　ちょっと、やんなってきてる？

　思ってたようにいがなくて。

　だがら、そんくらい全然我慢してきた

　こどなのに、腹立てでしまった。

　むしろ、腹立でてんのは、自分自身

　に対してだね。本当は。違う？

時子）　（ため息）やだもうみね子。

みね子）　何が？

時子）　何で分かっちゃうわげ？

　やな感じ。

みね子）　何年あんたと…。

みね子・時子）　生きてきたと思ってんのよ。

時子）　フフフ。

みね子）　そういうこど！

　やんなったり、逃げたぐなったり

　したって別にいいじゃん。

　弱音吐けばいいでしょうよ。

時子）　だって…。

みね子）　負けず嫌い。

　弱いくせに負けず嫌い。

時子）　何それ、最悪じゃん。

みね子）　フフ。

時子）　最悪じゃん。

みね子）　そんなこどない！

（時子を見つめるみね子）

時子）　分がったよ。

（みね子に抱きつく時子）

時子）　分がったよみね子。

（時子の背中を撫でるみね子）

みね子）　（涙）

時子）　怖いよ～。（泣）

　苦しいよ～みね子～。（泣）

（離れて見ている君子と正二）

時子）　怖いよ～。（泣）

みね子）　もう少し頑張れそうか？

　時子～。

時子）　みね子～。（泣）

みね子）　アハハハハハ。

きりがないですね。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

そんなわけで、

みね子とヒデの短い休みも終わり、

２人は東京へ戻りました。

お父さん、お母さん。

奥茨城で、ゆっくりできたおかげで、

ヒデさんも、私も、元気に働いています。

でも、一番元気になってしまったのは、

鈴子さんです。

（ダンスをするように満席の

店内を動き回る鈴子）

温泉、すごいです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜厨房＞

元治）　ヒデ！ガロニ！

秀俊）　はい！

元治）　ソース！お願いします！

省吾）　はい。

元治）　何ですかぁ？その目は。

　ひょっとして俺がいじけてるとか、

　すねてるとか思ってます？

　牧野家は熱海に、ヒデとみね子は茨城に。

　俺は一人。それでいじけて機嫌悪いって？

秀俊）　だってどう見ても。

省吾）　違うのか？

元治）　それは正解です。

省吾）　何だそれは。

元治）　だって～。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜フロア＞

愛子）　魚介のコキール。

　ポークソテーにポークカツレツですね。

　かしこまりました。

客）　お願いしま～す。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜厨房＞

省吾）　愛子。

愛子）　落ち着いて。

愛子）　はいっ。

（省吾をじっと見る元治）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（昼の営業が終わり、「CLOSED」

の看板を出すみね子）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜フロア＞

鈴子）　あれだね、愛子ちゃん。

愛子）　はい。何でしょうか？

鈴子）　もう、ダメなお芝居はしなくて

　いいんだからね～。

愛子）　はい。

鈴子）　フフフ。

愛子）　えっ？あ…えっ？鈴子さん！

（舌を出す鈴子）

鈴子）　フフフフ。

愛子）　ん～！悔しい！

由香）　嫁姑の闘いだよ。怖～い。

みね子）　え～！

鈴子）　ああでも、うれしいことだねえ。

　働けるってことは。もう本当にうれしい！

みね子）　でも…何でそんな急に元気に？

　温泉の効果なんですか？

鈴子）　そうなのよ～。

みね子）　え？ほんとに？

鈴子）　温泉、に行くっていう効果ね。

みね子）　ん？

鈴子）　楽しくてね、家族旅行。

　そんなこと、考えもしなかったねえ。

　そういう、時代になったんだねぇ。

　何かね、長く生きてると、時代が変わる

　ことに、つい、何もかも、眉をひそめてし

　まうもんなんだけど。頑張って、働いて、

　みんなが、家族と旅行を楽しむ。それは、

　すばらしいことだね～。だから、また、

　来たいなって思ったら、何だか、元気に

　なっちゃった。フフ。

愛子）　今度はね。ねえ鈴子さん。

鈴子）　うん。

鈴子）　ねっ？省ちゃん。

省吾）　年１回は、

　店のみんなで来ようって。ねっ。

由香）　うん。みんなでね。

秀俊）　おぉ、すげぇ。

みね子）　え～ほんとに？うれしい～。

元治）　よかった～。よかった～（泣）

省吾）　あれ？

元治）　鈴子さん元気になって、

　もうよかった。ほんとによかった。

鈴子）　もうばかな子だねえ、この子はもう。

元治）　だって…。だって俺にとっちゃ、

　おふくろみたいなもんすからね。

　もう鈴子さんは。（泣）

鈴子）　ごめんね。

お父さん、お母さん、

すずふり亭は、大丈夫です。

元治）　どうする？ヒデ。

　温泉、慰安旅行とくれば宴会、

　一発芸だろ？俺たち漫才だろ。

秀俊）　はあ？やりませんよ俺は。

元治）　じゃ誰とやんだよ～！

秀俊）　知りませんよ～。

元治）　みね子のツッコミは怖えだろ～。

みね子）　はい？

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（腕を組みながら歩くみね子と秀俊）

秀俊）　メニューは少なかったけど、

　何かいい感じだったよね？全部が。

みね子）　うん。

それから数日後のお休みには、

こんな出来事が。

早苗）　みね子。

（背の高い男の後ろから顔を出す早苗）

みね子）　早苗さん！

早苗）　みね子～！

（抱き合うみね子と早苗）

みね子）　帰ってきたんですか？

早苗）　うん。ただいま。

みね子）　お帰んなさ～い。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜あかね荘＞

みね子）　あら？

澄子・豊子）　じゃじゃ～ん。

啓輔・祐二）　じゃじゃ～ん。

富）　じゃ～ん。

みね子）　どうしたの？みんな。

早苗）　私のお土産。はい。

みね子）　あっ。

早苗）　２人には…うんこれ。

みね子）　あ～！

早苗）　この辺りの人、みんなの分ある。

みね子）　ありがとうございます。

秀俊）　うわ！すごい！斬新！

（笑い声）

早苗）　だろ～。

みね子）　へえ～。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜広場＞

柏木）　はあ～できるんだ。

　あっ、そうなんだ。アハハ。

龍二）　音楽は、どんなこととだって、

　両立できます。なぜなら、音楽は…

　人生そのものなんで。

ﾔｽﾊﾙ）　和菓子屋でもですか？

柏木）　おぉ、そうそう、和菓子屋でも？

龍二）　和菓子屋のブルースを歌えばいい。

柏木・ﾔｽﾊﾙ）　お～！

元治）　えっ？えっ？

　えっ、宗男のかっこいい版？

（テーブルの上で指でビートを刻む龍二）

元治）　えっ、何何何。何が始まった？

柏木）　♪和菓子屋の～

元治）　何が始まった？

柏木）　♪朝は早い～

元治）　えっ、どうしたんすか？

柏木）　♪小豆がなけりゃ

元治）　えっ。何これ。

柏木）　♪もうおしまいだぜ

元治）　何？

柏木）　♪早く起きて小豆ゆでよう

　オ～イエ～

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（漫画の原稿を見ている早苗）

早苗）　フッ。フフ。ハハハ。

祐二）　あ～！ハハハ！

早苗）　フフッ。

祐二・啓輔）　成長しとっちゃあ、おらぁち。

富）　よかったわね～。

秀俊）　早苗さん？何か変わりましたね。

　こんなことで笑う人じゃ、

　なかったですよね？

みね子）　うん。私も、そう思った。

早苗）　え～？ああ。アメリカにいたらさ、

　何か、すぐ笑うようになったんだよね。

　もうね、大しておかしくなくても、つまん

　ないことでもとりあえず、笑っちゃうよう　

　になっちゃった。ハハハハ。

一同）　あ～。

澄子）　なるほど。

豊子）　あ～そいでか。

　漫画家は分がりませんが、

　小説家などの場合、死んでから

　評価されるこどもありますから。

澄子）　いがったですね。

祐二・啓輔）　え～！

早苗）　ハハハハ。

みね子）　早苗さん！

早苗）　おう、みね子～！

（ハグしあう２人）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜奥茨城＞

（制服姿のちよ子がバスに乗っている）

（回想）

ちよ子）　大学行かねえよ、私は。

　就職するって、もう先生にも話した。

美代子）　えっ。

一同）　え～！

みね子）　本当なの？それ。

ちよ子）　うん。

（回想・みね子が東京に戻る前）

みね子）　ちよ子。あんたはいい子だよ。

（首を横に振るちよ子）

みね子）　ありがとう。いつもありがとう。

ちよ子）　ううん。

みね子）　ありがとうって言ってばっかしだ。　

　あんたには。それはうれしいこどだげど

　さ、本当は、あんたに、「ありがとう」って

　言われたいんだよ。お父ちゃんや、お母

　ちゃんも。それが一番うれしいとぎなん

　だよ。親とが、私とがのね。へへへ。

　今ちょっと私いいこど言ったな～。

ちよ子）　え？

みね子）　ねっ。今言ったね、私いいこどね。

ちよ子）　はい。

みね子）　言ったよね？

ちよ子）　はいはいはいはい。

　ほれ、もう時間だよ。

みね子）　あぁ。

ちよ子）　はいっ、行ぐよ！

みね子）　は～い！

（後ろの男性にお辞儀をするちよ子）

天下井（アマガイ））　なぁ谷田部。

ちよ子）　えっ。あっ…はい。何でしょうか。

天下井）　おめえ、茨大か？やっぱし。

（うつむくちよ子）

天下井）　だよな、やっぱし。

　さぎに行って待ってっから。

（お辞儀をし、バスを降りるちよ子）

ちよ子）　ありがとう小太郎さん。

小太郎）　気ぃ付けでな。

（歩き出すちよ子）

（足が早くなり、駆け出すちよ子）

ちよ子）　あ～！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜谷田部家＞

（進の背を測っている宗男）

宗男）　去年よりちっせえぞこれじゃよう。

茂）　言うこと聞かねえ。あぁ、ありがとう。

実）　ありがとう。

滋子）　おぉ、お帰り。

一同）　お帰り。

ちよ子）　お父ちゃん。

実）　うん？

ちよ子）　お母ちゃん。

美代子）　うん？

ちよ子）　じいちゃん。宗男さんと

　滋子さんも、話、聞いて下さい。

宗男）　うん。どうした？

進）　え？俺は？

ちよ子）　あぁ、じゃあ進も。

進）　「じゃあ」って何だよ。

ちよ子）　私…。

　私、大学行ってもいいですか？

茂）　おお。

実）　本当が？

ちよ子）　うん。

　負担、かけてしまうと思うけど…

　でも、私…。

実）　うん。うん！もちろんだ。

　もちろんだ！なあ？

美代子）　はい！

茂）　フフフフ、頑張れ。

ちよ子）　ありがとうございます！

実）　何言ってんだちよ子。

　こぢらこそだ。ありがとう。

茂）　まだまだ頑張っぺって

　気持ぢになんな。

実）　んだなあ。

宗男）　いいもんだなぁ、

　いいもんだ！なあ！

滋子）　んだなあ、いいもんだ！

　かっこいいなぁちよ子。女子大生か。

宗男）　大学で教わったこど、

　俺にもいろいろ教えでくれよ。

　なあちよ子。

ちよ子）　え？

宗男）　おめえは茨城の

　宮沢賢治になれ。なあ。

ちよ子）　はあ？

宗男）　ハハハハ。

進）　宮沢賢治って誰？

宗男）　いんだそういう人。

　いっぱい本書いた人。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（美代子と奥の部屋へ行くちよ子）

ちよ子）　お母ちゃん。

美代子）　えっ？

ちよ子）　もう参ったよ～。あんな

　ふうにいい話になっちゃって。

美代子）　うん。どうした？

　じゃあちょっと、コショコショ話で。

ちよ子）　実はね…。

（美代子に耳打ちするちよ子）

美代子）　え～！

（自分の口をふさぐ美代子）

美代子）　それ、ほんとけ？

ちよ子）　（頷く）

美代子）　うわ～ちよ子～！

ちよ子）　もうどうしよう。

美代子）　ちよ子～！

　えっ、天下井先輩が？

ちよ子）　うん。

美代子）　あ～いがったねえ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

電・みね子）　へえ～そう。うん！

電・ちよ子）　でも、

　そんな理由でいいのかな？私。

　もちろん、それだけじゃないんだけど。

電・みね子）　いいんだよ、ちよ子。

　立派な理由じゃなくていいんだよ。

　とってもすてきな理由だよ。

　最高だよ！ちよ子！私たちは、

　幸せになるために生きてんの。

　頑張んの。だがら…最高だよ、ちよ子！

（富とほほ笑み合うみね子）

電・みね子）　で、どんな人なの？

　かっこいいの？ヒデさんより？

　「うん」って何よ。

電・ちよ子）　だって…。

電・みね子）　「だって」何よ。

電・ちよ子）　そうなんだもん。

電・みね子）　はあ？フフフ。

電・ちよ子）　お姉ちゃん。

電・みね子）　うん？

電・ちよ子）　ありがと。

電・みね子）　へへへへ。うん。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜広場＞

みね子）　久しぶりだね。

そして赤坂では、

久しぶりにこの３人が。

時子）　久しぶりだぁ。

三男）　大丈夫なのが？時子。

　なまってっけど。

時子）　うん。大丈夫だよ。

みね子）　どうしたの？あれがら。

時子）　あっ、うん。

　あれからさ、撮影再開すっとぎにさ。

　この度は…。

（回想）

時子）　この度は・・・みじゅぐなわだしの

　せいで、さづえい現場を止めて、時間

　を無駄にしちまって、本当に申しわげ

　ありませんでした！いいドラマにでぎ

　るよう、死ぬ気で頑張ります。皆さん

　よろしくお願いいたします！よろしく

　お願いいたします！（頭を下げる時子）

　はい！ではやりましょうか。

　シーン35でしたよね。

男性）　おう…。

時子）　今日からよろしくお願いしま～す。

　お願いします。

時子）　…ってなった。

（拍手）

みね子）　ああそう。いがったねえ。

時子）　うん。

みね子）　よかったよかった。

時子）　ご心配おがげしました。

三男）　ほんとだよ全ぐよ。冗談じゃねえわ。

時子）　はあ？何がよ。

みね子）　別に、

　三男に何の影響もないでしょうよ。

三男）　あるわ。大ありだわ。いいが？

　俺は大変だったんだよ。おめえ俺は。

（回想）

米子）　あれあれ？ひょっとして

　まだ未練あるわけ？ねえ。

三男）　そりゃそうだっぺ。

米子）　はあ？

（回想・次の日）

善三）　あっ、おはようございます。

女性）　おはようございます。

善三）　米子は？

三男）　えっ、あれ起きたら

　いなかったんですけど。あれっ？

（「実家に帰らせていただきます米子」

と書かれた置き手紙）

善三）　実家って…どこだ？

三男）　ええ？

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜奥茨城＞

（バスに乗っている米子）

米子）　♪だれのせいなのか

　今もわからない

　涙で綴りかけたお別れの手紙

みね子）　で、どうしたのよ？

時子）　ちゃんと迎えに行ったの？

三男）　行ったわ。

（回想・角谷家）

（笑い声）

太郎）　ばかだなおめえは。

三男）　だってよぉ。

太郎）　いや分がるよ？分がっけどな、

　おどごにはよ、そういうこどはあんのよ。

征雄）　女はな、それを絶対に理解は

　しねえ。絶対にだ！分がっか？

三男）　分がった。

（男たちの後ろから見ている女たち）

三男・太郎・征雄）　わ～！

三男）　というわげだよ。分がったか？

時子）　何が「というわげだよ」。ば～か。

三男）　はあ？

みね子）　ほんとだよ、ばか。

三男）んだよ。

時子）　もうあれだね？今度から三男や

　めて、米子ちゃんと３人であづまっか。

みね子）　いいね、そろそろね。

時子）　うん。

三男）　何だよ「そろそろ」って。

みね子）　そろそろ。

三男）　えっ？

（笑い声）

みね子）　大人んなったね、私たち。

三男）　ほんとだな。

みね子）　ねっ。いいんだよね。

　これでいいんだよね？

三男）　おう。

時子）　うん。

みね子）　私…。私さ、怖くて。

時子）　ん？どうした？

　みね子何が怖い？

みね子）　幸せすぎて、怖い。

（笑い声）

三男）　何だそりゃ。

みね子）　じゃあ、そろそろ、あれやっが？

三男）　あれって？

みね子）　あれだよ、あれ。

時子）　あれね。

三男）　あれか？

みね子）　ねっ！

三男）　やっか！

時子）　よし。

みね子）　そろそろ、かな～って

　思ってただんだけどね～。

三男）　よしよしよし。

時子）　久しぶりだね～。

みね子）　みんな、準備、できた？

三男）　おお。

　じゃあみね子、掛け声。

みね子）　これからも…。

みね子・時子・三男）　頑張っぺ！

（それぞれポーズを取る３人）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜奥茨城＞

ちよ子）　おさぎに～。

進）　はっ？

ちよ子）　ただいま～！

進）　姉ちゃんずれえ！

茂）　おお。お帰り～。

美代子）　お帰り～！

実）　お帰り～！フフ。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（おたまでドラムのまねをする宗男と

ほうきでギターのまねをしている滋子）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（君子の肩をもんでいる正二）

君子）　あ～痛い痛い！

（通りかかる豊作）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（選挙カーから身を乗り出す小太郎）

小太郎）　よろしく頼むど！

　おう！ありがとう！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（高子の頬にキスする太郎）

高子）　やっ、やだ！

（きよの頬にキスする征雄）

（征雄を張り倒すきよ）

善三）　孫、欲しい。

三男）　何言ってんですか！

（神棚に手を合わせる米子）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（漫画を見ながら変顔す祐二と啓輔）

（変顔する富）

豊子）　ハハッ。

（せんべいを食べている澄子）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（「月時計」で世津子からの葉書を

読む愛子と、みね子、早苗、邦子）

葉書・世津子）　「あかね坂の皆さん、

　お元気でしょうか？私は今、パリで

　映画の撮影をしています。実は、主

　演のアラン・ドロンに、プロポーズを

　されてしまいました」。

一同）　え～！

愛子）　「でも、パリで暮らすという

　ことなので、お断りしました」。

一同）　え～！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

柏木）　どうしたかな、ヤスハル。

　コンクール。

茜）　あっ、ヤスハル。

（階段でつまづいてずっこけるヤスハル）

茜）　落ちた～。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

みね子）　ハッシュワンお願いします！

省吾）　はいハッシュワ～ン！

元治）　ハッシュワ～ン！

秀俊）　ハッシュワ～ン！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

鈴子）　そうですか、まあ。

愛子）　グラタン仕立てにしております。

みね子）　ありがとうございました。

「ひよっこ２」、

お楽しみ頂けましたか？

最後のご挨拶を、みね子から…。

みね子）　これからも、頑張ろうね。

　また、会えるといいね。

　またねっ。フフ。

　いらっしゃいませ。

（「またね！」の看板を出すみね子）

それでは皆さん。また会う日まで！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（セリフの量が多いので、感想は短めに…）

やっぱひよっこの世界はいいね、平和だね～。

心の田舎、理想の田舎、ほっとする田舎だわ。

４日間、懐かしい顔に会えてホント楽しかった。

これからも……頑張っぺ！！！

うんうん。そんな気持ちになるよね。頑張っぺ。

またいつか、ひよっこのみんなに会いたいな♪

「ひよっこ」関連ブログはこちらから↓

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪

にほんブログ村

にほんブログ村

連続テレビ小説ひよっこ完全版ブルーレイ BOX2 [Blu-ray]

16,278円

Amazon

連続テレビ小説「ひよっこ」オリジナル・サウンドトラック2

2,569円

Amazon