「まんぷく」第151回(最終回)~私はずっと萬平さんと一緒です! | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第151回(最終回)
第26週 「行きましょう!二人で」
私はずっと萬平さんと一緒です!

 

 

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ついに、

歩行者天国の日がやって来ました。

 

世良) しゃ! 始まったで!

福子) 萬平さん。

萬平) よし、いくぞ。

神部) やるぞ!

源・久坂) はいっ!

タカ) 吉乃、そっちにヤカンある?

吉乃) 大丈夫。

岡) 絶対売ったるで!

一同) はいっ!

 

**********

 

<社長室>

(ウロウロ歩き回る真一)

森本) 始まりましたよ、歩行者天国。

 専務、始まりましたよ。

真一) 分かってる!

 ああ、ごめん。うん。

 

**********

 

<立花家>

(仏壇に手を合わせる鈴と幸)

鈴) 何とぞ、何とぞ、うまくいきますように。

幸) お願い、咲おばちゃん。

 

**********

 

<香田家>

克子) ほんまに大丈夫なんかしら、

 萬平さんたち。

忠彦) 大丈夫や。

 福ちゃんも一緒におるんやし。

大介) 何で福ちゃんが一緒におったら

 大丈夫なん?

忠彦) 何でて…

 まんぷくラーメンの時も、、萬平君と

 福ちゃんが二人三脚で頑張ったんや。

克子) うん。

忠彦) 萬平君は天才や。せやけど、

 福ちゃんがおらんかったら、あの

 才能が花開くことはなかった。

克子) そうかもしれないわね。うん、

 大丈夫。福子がおったら、大丈夫やわ。

忠彦) 2人が作ったまんぷくヌードルが、

 世の中に認められんわけはない。

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

名木) お客さん、来てくれるやろか。

純) そんなに心配なら見に行こうよ。

名木) 怖ぁて行かれへん!

しのぶ) ほな、私らが店閉めて見に行こか。

アキラ) 僕は怖ぁて行かれへん。

敏子) やっぱり行こう、ハナちゃん。

ハナ) 怖い!

 

**********

 

<立花家>

(仏壇の前に鈴と幸)

鈴) お願いします。

 うまく、いきますように。お願いします。

(電話の呼び出し音)

幸) 電話や!

(リビングに向かう幸)

電・幸) 立花です。

電・福子) 幸! お客さんが、みんなが

 まんぷくヌードルを食べてくれてるの!

 

**********

 

(電話ボックスの中から、

 歩行者天国の人々を見る福子)

 

**********

 

<歩行者天国>

萬平) ああ、ありがとうございます。

神部) お待たせしました。

岡) 3分お待ち下さい。

 

**********

 

<立花家>

電・福子) 若い人たちが、こんなに大勢。

電・幸) ええっ!

 (鈴に)まんぷくヌードルが売れてるって。

 

**********

 

<歩行者天国>

タカ) 世良さん、お湯がなくなる。

世良) そんなこと言われても…

 はよ沸かんかい!

 

**********

 

<社長室>

電・真一) ほんまか!?

電・神部) はい。もう売れまくってます。

 みんな100円で買うてくれてますよ。

電・真一) そうか、売れまくってる!

森本) よっしゃあ~っ!

 

**********

 

<香田家>

電・タカ) 売れてるなんてもんやない。

 もうすごい人やわ。

電・克子) 大繁盛やて!

忠彦) 大繁盛!?

大介) さすがや!

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

テレビ) 「今日、中央通りで、歩行者

 天国が開催されました。歩行者天

 国は、若者たちや、家族連れで大

 にぎわい。ふだんは歩けない車道

 に、自由に入れるとあって、食べ

 歩きしながら楽しそうに行き交う

 若者たちも大勢見受けられました」。

敏子・ハナ) あっ! あっ!

アキラ) まんぷくヌードルや!

純) まんぷくヌードル

 食べながら歩いてるで。

名木) (泣)

しのぶ) 福ちゃん! 福ちゃん!

アキラ) 萬平さんもいるわ。

(テレビの画面に福子と萬平)

ハナ) 福ちゃんきっと喜んでるわ。

敏子) マスター! 

 まんぷくヌードルお願い。

ハナ) 私もお願い。

純) 私も。

名木) 私も。

しのぶ) 私も!

アキラ) ユー ユー ユー ユー アー

 まんぷくヌードル。オッケー!

 

**********

 

<歩行者天国>

(「完売!」の貼り紙)

萬平) みんなご苦労さま。

一同) ご苦労さまでした!

萬平) みんなが頑張ってくれたおかげで、

 今日用意したまんぷくヌードルは、

 全て…完売だ!

(拍手と歓声)

萬平) 今日は我々にとって、

 記念すべき日だ。本当に、ありがとう。

一同) ありがとうございました!

世良) みんなようやった!

神部) よかったな!

一同) はいっ!

(福子の肩を抱く萬平)

 

**********

 

(ゴミを集める源たち)

源) あっ、あっちにも。

戸塚) あっ、はい。

 

**********

 

(道に転がったまんぷくヌードルの

 空の容器を拾って、見つめる福子)

福子) ありがとうございます。

(カップを掲げ、微笑む福子)

 

**********

 

<立花家・リビング>

テレビ) 「歩行者天国では…」。

福子) うわ~。

 ほんまにうれしいですね、萬平さん。

萬平) ああ。あんなにたくさんの

 人が食べてくれるとはな。

幸) 私たちの世代では、まんぷく

 ヌードルはファッションにもなるんよ。

 みんなかっこいいって思てくれたんよ。

源) 父さんの言うたとおりやったね。

萬平) それに気付かせてくれたのは、

 お前たちだ。ありがとう。

鈴) 浮かれてはいけません。

 駄目よ、すぐ有頂天になったら。

 いいことがあったら、次は、

 悪いことがやって来るんやから。

萬平) あっ…。

福子) ああっ、いっ…。

 

**********

 

鈴さんの不安は…。

 

<スーパー>

客) まんぷくヌードル!

客) まんぷくヌードルや!

 

的中しませんでした!

翌日には、全国の問屋から注文が殺到し、

どこのスーパーにもまんぷくヌードルが

並んだのです。もちろん値段は100円!

そして、まんぷくヌードルは大ヒット商品

になったのです!

 

**********

 

<立花家・リビング>

福子) あっ、これは…。

萬平) まんぷくヌードルの販売数だ。

 どんどん伸びてる。

福子) こんなに!

 いや~おめでとうございます萬平さん。

萬平) ああ。

 ありがとう、福子。

福子) 萬平さんたちみんなが

 頑張ったからですよ。

萬平) そうかもしれないけど…。

 60にもなってまんぷくヌードルを

 作ることができたのは、

 お前がいてくれたからだ。

(ニヤニヤしながら萬平に上着を着せる福子)

福子) せやけど、

 これで終わりやないんでしょ?

萬平) ん?

福子) まだまだ続くんですよね、

 萬平さんですもの。

萬平) ああ…

 お前が一緒にいてくれる限りはな。

福子) 私はずっと萬平さんと一緒です。

萬平) うん。ハハハハハハハ!

 

**********

 

<社長室>

真一) まんぷくヌードルの販売数が、

 10万食を超えました。

神部) 10万食…。

萬平) そうか…。

真一) 萬平君はすごい。その年になって、

 まんぷくヌードルを発明するなんて…。

神部) ほんまに尊敬します。

萬平) みんなが頑張ってくれた

 おかげですよ。

真一) こんなことは、照れくさくて言えな

 かったけど、僕は、萬平君に出会わせ

 てくれた縁に、心からありがたいと思っ

 ているんや。

萬平) ハハ…。

真一) ほんまに、心から。

神部) 僕もです。萬平さんと出会えた

 ことは僕の人生の宝です。

萬平) お礼を言いたいのは、僕の方です。

 今日まで、一緒に頑張ってきてくれて、

 ありがとうございます、真一さん。

(お辞儀をし、右手を差し出す萬平)

(その手を握る真一)

萬平) ハハハハ。ハハハハ。

(抱き合う真一と萬平)

 

(回想)

真一) よかった、よかった。

 

(回想)

萬平) いろいろとつらいことがあった

 んだろうな、真一さん。

 

(回想)

萬平) うちにわざわざそんな

 格好で出勤しなくても。

真一) 仕事をしてみたら、やっぱり、

 ちゃんとしないと落ち着かないから。

 

(回想)

萬平) 彼は入社したばかりです。

 何も知りません。

 

(回想)

真一) 申し訳ない! 萬平君一人に、

 責任を負わせることになってしまった。

 

(回想)

真一) 僕はまんぷく食品の社員になる。

 よろしく頼むよ、萬平君。

 

萬平) ありがとう、神部君。

神部) ありがとうございます。

(握手をし、神部を抱きしめる萬平)

萬平) ハハハハハ。

 

(回想)

神部) うまい…うまいです。

萬平) ん? 水を?

 

(回想)

神部) 僕も連れてって下さい。

福子) 神部さんは子どもたちの

 家庭教師でしょう?

神部) 萬平さんたちがいなくなるのに、

 他人の俺だけ、残るわけにはいきません。

 

(回想)

神部) 水かけてくれ~!

 

(回想)

神部) ほんまに大好きなんです!

 お願いします。手伝わせて下さい。

 

(回想)

神部) 万歳! 万歳! 万歳!

 

萬平) 実は、

 2人に伝えたいことがあるんです。

真一) 何でしょう。

萬平) しばらくの間、まんぷく食品を、

 真一さんに任せようと思います。

真一) えっえっ?

神部) 任せる!?

萬平) 神部君は、

 役員として、専務を支えてくれ。

神部) いや…どういうことですか?

真一) しばらくの間って、

 萬平君は何を?

 

**********

 

<香田家>

忠彦) 旅に出る!?

克子) どこに行くの?

福子) 萬平さんがね、前に言うてくれたの。

 2人で世界の麺を食べに行こうって。

吉乃) 麺?

タカ) 麺?

克子) 麺を、食べに行くの?

忠彦) 世界の麺…。

福子) アジアからヨーロッパまで。

 世界一周、麺の旅です。

 

**********

 

<屋台>

(ラーメンを食べている萬平と世良)

世良) 麺の旅て、そんなことして

 何の意味があんねん。

萬平) 夢があるじゃないですか。

世良) 社長自らが陣頭指揮に立ってやな、

 まんぷくヌードルをガンガン売っていかな

 あかん時や。25年前、一緒にラーメン食

 べた時からの親友やからこそ言うんやぞ、

 僕は。

萬平) 会社は大丈夫です。

 信頼できる仲間がいますから。

世良) せやけど、

 立花君はまだ現役なんやろ。

萬平) だからこそですよ。次の商品を

 考えるために、世界中の麺を食べて

 みたいんです。

世良) まだ、新しい商品を発明する

 つもりなんか君は。

萬平) 僕はまだ60ですよ。世良さんだって

 まだまだ、若いんだから、頑張らないと。

 僕より年下なんだし。ハハハ。

 うん、うまいよ、ご主人。

店主) おおきに。

世良) 大したもんや。

萬平) うん。

(ラーメンに夢中の萬平)

世良) 大好きや!

(萬平の肩を抱く世良)

萬平) 何ですか。

(激しくハグをする世良)

萬平) おっ。ハハハハハ。

 

**********

 

季節が変わり、春。

 

(部屋で手紙を読む鈴)

鈴) 「お母さん、お元気ですか。

 日本を出発して、2週間。萬平さんと

 私は、台湾から、シンガポールを経て、

 マレーシアの首都、クアラルンプール

 にいます」。

 クアラルンプールって、どこ? 咲。

 

**********

 

(テラスでキャンバスに福子と

 萬平の絵を描いている忠彦)

(そばで微笑む克子)

 

鈴) 「これから、私たちは、タイに向かい

 ます。タイには、辛くて酸っぱいスープ

 を使った、麺料理があるそうです」。

 ハハハ。全く、いくつになってもあの

 2人は、変わらないわねえ、咲。

咲) そうね、お母さん。

鈴) フフフ…。

 

**********

 

<タイ・バンコク>

(水辺の屋台に福子と萬平)

福子) コップン カー。

萬平) ありがとう。おお~。

(麺を食べる萬平)

萬平) うっ…辛い。

福子) ほんまに世の中には

 いろいろな麺があるもんですね。

萬平) いや、楽しいなあ。ハハハハ。

福子) 楽しい!

萬平) あっ、辛い!

福子) うん、おいしい!

萬平) 確かにうまい。

 

 

 

**********
 

歩行者天国は大成功! まんぷくヌードルは大

ヒット商品に! そして2人は麺を食べる旅に…。

 

まさかのバンコクの川岸で、2人が麺を食べる

シーンがラストとは…。初めてのデートも川岸

の屋台でラーメンを食べた2人らしいラストだっ

た。世良と屋台でラーメンを食べるところも、あ

の最初の頃の2人からつながっているのよね。

 

思えば、まんぷくならぬ、反復(はんぷく)する

ドラマだった。何度も何度も、同じことを繰り返

す…というより、同じ目に遭うというか、山あり

谷あり…でも少しずつ前へ。まさに3歩進んで

2歩下がる的な? みんなが同じことを繰り返

しているようで…でも、繰り返してきたからこそ

の変化が自然と見えてくるドラマだったなぁと。

 

何と言うか、何気に定点観測しているような…

ただ一つずっと変わらなかった福子と萬平が

互いに互いを信頼する気持ち、愛情があって、

その上で、ゆっくりと、じんわりと変化していく

2人と周りを取り巻く人たち。真一さんも神部

ワンコしかり。森本さんも岡さんも、あの加地

谷も、暗い目をした人たちが変わっていく姿。

鈴さんも、変わらないようで変わっていったし。

 

ハラハラドキドキ、その先が気になって仕方

ないドラマではなかったけれど、毎日穏やか

に、見ていて自然と笑顔になるような、ちょう

どいい朝ドラだったと思う。半年間毎日見る

ドラマは、とにかく不快感が少なくあってほし

い。そういう意味で、安心して観ていられた。

 

実力のある女優と俳優が揃うといろんな名

シーンが生まれてくるという効果も実感した。

萬平の中の人が伸び伸びと実力を発揮でき

たのは福子の中の人のおかげだと思うから。

受ける人に力がないと、熱演も浮いちゃうし。

相手がいい芝居をしても、受ける相手が未

熟だとそれが生かされないからねぇ(苦笑)。

 

最終回は今まで以上に感謝感謝の回で…。

福ちゃんには今までも何度も感謝の言葉を

伝える萬平さんだったけど、最後に、真一さ

んと神部ワンコにも感謝を伝えてくれてうれ

しかった。特に神部! よかったね、本当に。

 

胡散臭いし、最初は適当な物言いだっただ

ろう世良の親友発言も、歳月を経て本物に

なっていたことにも胸熱で…。ホント、いい

キャラもらったよね~世良さんの中の人~。

 

そして何よりぶしむす鈴さん! あなたがい

なければ、まんぷくの世界は成り立たない。

愛すべき文句たれ、うざ可愛いお母さんだ

った。最後には、とうとう自由自在に咲姉ち

ゃんを実体化、召喚できるようになったみ

たいだし…。さすが観音様になると違うね。

仏様に近い存在になったからだろうか…w

 

安藤サクラ、長谷川博己、松坂慶子。この

最強の3人だからこそ出来た、「まんぷく」。

3人の笑顔に癒やされました。ありがとう!

あ、愛菜ちゃんのナレーションもグッジョブ。

用意したカップヌードルも早速頂きました。

おいしい! うれしい! ありがとう~!!!

 

無事、「まんぷく」も完走できました。おつき

合いいただき、ありがとうございました~!

「なつぞら」も、よろしくお願いします(*^_^*)

 

 

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●「まんぷく」HP

 

 

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