「おかえりモネ」第104回~先生の言葉は時々きついけど、私にはないと困る | 日々のダダ漏れ

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「おかえりモネ」 第104
第21週 「胸に秘めた思い」
先生の言葉は時々きついけど、

私にはないと困る

 

 

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(電話中の百音と菅波)

電・菅波) 龍己さん、

 家業を整理しようとしてるんですね。

電・百音) うん・・・それで家族が悩んでて。

 でも、うちの仕事のことは、私が簡単に

 口出しできることじゃないから・・・。

電・菅波) 離れていた人間に、とやかく

 言われたくはないでしょうしね。

電・百音) 先生言葉がきついです。

電・菅波) あ・・・。でも、あなたが

 一番感じてることでしょう?

電・百音) はい。

 でも、一度離れたから、

 それで、戻ったから、

 感じてることもあって・・・。

電・菅波) うん。

電・百音) みんな、ここでずっとふんばっ

 て、なんとかやってきた人たちだから、

 逆に言えないこととか、まだたくさん抱

 えてる。痛みは、きっと、何年たっても

 消えなくて。

電・菅波) うん。

電・百音) 言ってほしいって言っても、

 分かるわけないって・・・そうだと思う。

 でも、痛みを抱えたまんま、平気な顔

 で居続けるのはつらいでしょう?

電・菅波) まずは、ここが痛いって言わ

 せてあげるだけでいいんじゃないです

 か? ここが痛い、まだ傷むって、口に

 出さしてあげることは、本人の、心を

 軽くします。解決が無理でも、それで

 糸口が見つかるということもある。ん?

電・百音) 先生の言葉は時々きつい

 けど、私にはないと困る。

電・菅波) これも、重荷になる

 言葉かもしれないけど・・・。

電・百音) ん?

電・菅波) 頑張れ。

電・百音) はい。

 

**********

 

ラジオ・百音) 「おはようございます。ただ

 いま、午前7時を回ったところです。現在

 の気温は、マイナス0.1度。寒い朝です

 ね。今、港にけあらしが出ています。とっ

 てもきれいです。これをお聴きの方、もし 

 港が見える場所にいらしたら、是非見て

 みてください。朝日も、とてもきれいです。

 こんなにきれいだったんだなって、今、

 改めて思っています。ここでちょっと、

 気象と心にまつわるお話です」。

 

(食卓に座った耕治)

耕治) 頂きます。

 

ラジオ・百音) 「今日は、低気圧が近づい

 てきています。こんな日は、体が重かっ

 たり、頭が痛かったりする方も、いらっし

 ゃると思います」。

 

(道具を運んでいる龍己)

(出かける支度をしている未知)

 

ラジオ・百音) 「これは気象病といって、

 気圧の変化を、体が敏感に感じること

 によって、起きる症状です。今日のよう

 な日は、ふだんは、忘れていた痛みが、

 ぶり返したりするものです。そしてそれ

 は、体の痛みだけではなく、心の痛み

 も、だったりします」。

(ラジオを聴いている耕治と亜哉子)

(体がきつそうな龍己)

(ラジオを聴いている未知)

 

ラジオ・百音) 「皆さん、ちょっと痛いな、

 しんどいなと思ったら、心にためてい

 ること、言えないこと、少しだけでも、

 外に出してみてください。ここに来て、

 話してくれてもいいです。

 声を、聞かせてください」。

 

 **********

 

(ラジオブースの前に、

 リクエストボックスを置く百音)

百音) あっ、あかりさん。

 話しに来てくれたの?

(首を横に振るあかり)

百音) うん。でも来てくれてうれしい。

あかり) あの・・・。

百音) うん。

あかり) いいですやっぱり。悪いから。

百音) いやいや待って。

 悪いことなんて何もないから。

あかり) でも・・・。

百音) あのね、あかりさん、子供は、

 堂々と大人の力を借りていいと思う。

 私もいろんな人の力借りてきたから。

 私にできることなら、したい。

あかり) 永浦さんは、

 テレビに出てた人でしょ?

百音) うん、そう。

あかり) ってことは、

 永浦先生の娘さん、ですよね?

百音) 先生? あ・・・母の?

あかり) 先生に会いたい。

(微笑む百音)

百音) 分かった。

 

**********

 

<永浦家>

亜哉子) 石井あかりさん・・・。

 あかりちゃん!?

あかり) はい。

亜哉子) うわ~大きくなって!

 さあ、どうぞどうぞ。

 

**********

 

亜哉子) そうよね、

 3年生になる時よね。

あかり) はい。母の実家の方に、

 家族で行くことになったので、

 転校しました。

亜哉子) そうだったね、

 北海道だったよね。

 それで今年、戻ってきたの?

あかり) はい。

(飲み物とお菓子を置く百音)

亜哉子) ありがとう。

 違ってたらごめんね。

 でも・・・少し時間が早いから。

 学校さぼってきちゃった?

あかり) ああ、ああ・・・。

 はい、すいません。

 あっ、でも、時々です。本当に、時々。

亜哉子) 今日だけじゃないって

 自分で言っちゃってるじゃないの。

(笑い声)

亜哉子) まあいいわ。

 私も今は先生じゃないし。

 いいんじゃない? 時々なら。

 ああ駄目か。

 怒られちゃうかな?

百音) まだ中学生だから、あんまり

 すすめない方がいいかもね。

亜哉子) はい、すみません。

 あかりちゃん、今のなしね。

あかり) フフフフ、はい。

亜哉子) 6年間だもんね。

あかり) え?

亜哉子) 小学校3年から、

 中2でしょ? 向こうにいたの。

あかり) ああ、はい。

亜哉子) 友達もた~くさん

 できてたでしょ。

(あかりの顔から笑みが消える)

あかり) 本当は・・・。

 フフフ・・・戻ってきたくなかった。

亜哉子) うん。

あかり) でも、

 お父さんもお母さんも、

 こっちに戻れて、

 すごく喜んでるから・・・。

亜哉子) うん、あかりちゃん

 優しいもんね。

あかり) 違う、気仙沼嫌いじゃない

 です。普通に中学も楽しい。

 新しい友達もできたし。

亜哉子) うん。

あかり) ただ・・・。

 ずっと言えなくて。

(別の部屋で聞いている百音)

亜哉子) うん。

(あかりの肩に触れる亜哉子)

亜哉子) 言えてよかった。 

 言ってもらえてよかった。

 来てくれて、ありがとう。

あかり) (涙)

(微笑むあかり)

亜哉子) フフフ。

(笑い声)

あかり) 頂きます。

 

**********

 

<夜・永浦家>

亜哉子) 今日はありがとね。

百音) ううん。急だったから

 お母さんも驚いたでしょ。

亜哉子) でもうれしかった。

(ため息)

(台所にたつ亜哉子の手が止まる)

亜哉子) ああ・・・。

百音) お母さん・・・。

亜哉子) 本当に、ちっちゃかったのよ。

 かわいかった。1年生だもんね。

 あの時、あの子たち。

(一点を見つめる亜哉子)

亜哉子) あの時、学校で、

 私子供たちを守ろうと必死だった。

 でも、あの長い夜の一瞬・・・。

 ううん・・・一瞬っていうのは、

 都合のいい言い方かな。

 どれぐらいだろう・・・10分、ぐらいかな。

 私・・・。あなたたちのこと考えてたのよ。

百音) 私たちの?

亜哉子) モネは、おとうさんと一緒だ

 からきっと大丈夫。でも未知は? 

 おばあちゃんと2人で、うちにいるの?

 いや・・・きっと非難してるはずだ。

 ああでもモネ、仙台でおとうさんと、

 はぐれてたら・・・。

 未知は、あの子、大丈夫? 

 モネも未知も、泣いてたら・・・。

(震える亜哉子の背中を見つめる百音)

亜哉子) (泣)

 気が付いたら私・・・。

 学校から出ようとしてた。

(涙のあふれる目で百音を見る亜哉子)

亜哉子) あなたたちよりうんと小さい、

 あかりちゃんたちを・・・置いていこう

 としてた。

(亜哉子を見つめる百音)

 

**********

 

ヒリヒリするシーンを緩和させる菅波シーン。

離れていても、週一は欲しい癒やしの時間。

 

菅波) まずは、ここが痛いって言わせて

 あげるだけでいいんじゃないですか? 

 ここが痛い、まだ傷むって、口に出さし

 てあげることは、本人の、心を軽くしま

 す。解決が無理でも、それで糸口が見

 つかるということもある。ん?

百音) 先生の言葉は時々きつい

 けど、私にはないと困る。

菅波) これも、重荷になる言葉

 かもしれないけど・・・。

百音) ん?

菅波) 頑張れ。

百音) はい。

 

きつく感じられても、その裏の愛情を信じら

れるから、百音にはないと困る菅波の言葉。

きついって言えるし・・・頑張れと言われても、

素直に受け取れる。いいカップルだよね~。

 

あのね、あかりさん、子供は、
堂々と大人の力を借りていいと思う。
私もいろんな人の力借りてきたから。
私にできることなら、したい。

 

子供たちには、何十回、何百回も言ってあげ

たい。大人の力を借りようって。あきらめずに、

誰かに頼ってみよう。きっと聞いてくれる人は

いるから。その人にはできなくても、ほかの人

ならできるかもしれない。まわりをよ~く見て。

 

亜哉子さんが百音や未知の心配をするのは

当然で、しかもそう思っただけで実際は職務

を全うしていたのだから、誰も責められない。

誰だって、家族や、大切な人を思う自由があ

るし、心配する気持ちを、消せるはずもない。

ただ、先生には一番に生徒を守ってほしいと

期待する気持ちも・・・先生自身もそうありたい

と自分を律する気持ちも、どちらもよくわかる。

これまた、誰の立場から見るか?で変わるし。

 

心に思っただけで、そんなに自分を責めなく

てもいいと思う人が大多数だと思うけれど・・・

そう思ってしまう人の痛みはその人のものだ

から、軽くも重くも他人が決めつけていいもの

ではないと思う。ただ、分かろうとしてあげら

れたらいいなあと。分からないけど・・・分から

ないから、話を聞きたいし、理解したいって。

心の傷や痛みは、外からは見えないから・・・。

 

皆さん、ちょっと痛いな、

しんどいなと思ったら、

心にためていること、

言えないこと、少しだけでも、

外に出してみてください。

 

うんうん、口に出すって大事。一人の時でも、

足の小指をぶつけたら、「痛~い!」って、声

に出すとちょっと紛れる気がするし(違う?)。

言語化するって本当に大事。口にしてみると、

ああそうだったのか~って、初めて自分の気

持ちがわかったりするし。あの森林セラピー

のように、大声を出すだけでもいいかもよ~。

 

 

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