「魔法のリノベ」
第7話~帰りたくない実家を
二世帯住宅リノベ!
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喜代子) 私ね、諦めてるの。
おとうさんは変わらない。
だから私もそれでいい。すまいる
住宅さんにお願いしたのは、
誰かが欠けても困らない家。
おとうさんがいなくても、困らない家。
お母さんのそのひと言は、
お父さんを、無言にした。
**********
電・小梅) 私、パンドラの箱、
開けちゃったかもしれないです。
電・玄之介) ん?
何か、大変そうですね。あぁ~。
でもこっちも、なかなかです。
電・小梅) 私、これまで、お客様
のお力に、ちゃんとなれてたんで
しょうか。
電・玄之介) 心配ありません。小梅
さんは、いつも誰よりも、お客様に
寄り添って仕事してます。
電・小梅) ありがとうございます。
電・玄之介) いえ。
ミコト) お待たせ、ご飯だよ。
進之介) うわ~!
電・玄之介) あっ、そうだ、
今ミコトさんが来てるんです。
ちょっと仕事の相談で。
電・小梅) あぁ~あぁ…えっ…あっ
そうなんですか、頑張って下さいね。
電・玄之介) はい、ははっ。
**********
竜之介) 庭を削ってもいいから、
2階建てのプラン、小梅さんと
考えてくれないかって。
小梅) お父さんが?
(回想)
鳥雄) 小梅と一緒に考えてみてくん
ねぇか? 今の、真行寺家にとって、
一番いいプランを。あいつはわかっ
てるはずなんだよ。かあさんが、い
いなと思う家がどんなものか。それ
から、これは厚かましいことなんだ
けど…。俺がいないとダメな家。お
父さんがいないと、困る家にしてほ
しいんだ。頼む。
小梅) ごめんなさいね、
うちの、込み入った話に。
竜之介) 小梅さん、真行寺家の再生
プラン、僕にも考えさせてください。
小梅) お願いします。
**********
小梅) テーマは、家族が繋がれる
二世帯。玄関を共用にして、ウォ
ークインシューズクローゼットを
付けました。
樹) 広~い! ははっ。
小梅) 部屋は好きに分けられたり、
共有部分とつながっていたり。
喜代子) 私の部屋に、
ウッドデッキまで付いてる。
鳥雄) あぁ~。おい、南向きの
風呂と、庭、残してくれた。
喜代子) あぁ~。
樹) うちらの階に収納が増えてる。
青空) うわ、すげぇでか。
樹) ふふふっ。
竜之介) 庭は、モダンガーデン風に
してみました。砂を接着剤で造形し
て、落ちてる小枝を、照明器具に生
かしました。
鳥雄) へぇ~いいじゃない。
小梅) 都会の設計士っぽさを
見せたかったそうです。
竜之介) いや言わなくていいですよ。
喜代子) さすがね~。
小梅) 誰かがいなくなったあとの住
み心地よりも、家族みんながそろっ
ている間の住み心地を、大事にした
い。そう竜之介さんと話しました。
竜之介) うちは、母が死んで、次男も
出ていっちゃって。やっぱり、寂しい
んですよね。だから、家族が一緒に
いる時間を、大切にしてほしいです。
ここ、小梅さんの部屋も残してあり
ます。
鳥雄) おぉ~。
竜之介) 多少狭くしてますけど、小梅
さんがいつでも帰ってこれるように。
お父さんの本棚も、ここに。また日曜
大工、してあげてくださいね。
鳥雄) う~ん…あんなもんで良かっ
たらいつでも作ってやるよ。ふふっ。
喜代子) ふふっ。
小梅) じゃあ、
イ…イメージしてみましょっか?
これからの生活を。
気に入ってくれた?
お父さんもお母さんも、
家族みんながいないと、困る家。
鳥雄) 俺は、いいと思う。
どうかな? かあさん。
喜代子) まあ、
やってみましょうか。ふふっ。
青空・樹) ふふっ。
小梅) じゃあ、お願いします。
竜之介) リノベは、魔法なんです。
小梅) で~す。
竜之介) ふふっ。
樹) ははははっ。
青空) はははっ。
小梅) 何かちょっと、
言いたかったみたいで。
ごめんなさい。
**********
鳥雄) いい会社に入ったな。
愛されてて安心した。
小梅) 愛されすぎて、
困ってるくらい。
鳥雄) やりがいもあるようだ。
小梅) うん。
リノベーションされる側って、こんなに
うれしいんだなって、勉強になりました。
鳥雄) お前を東京に出す時に、父さん
こう思ったんだよ。うまくいくなって。
とっとと夢破れて泣きついてこいって。
はははっ。どうやらそうもいかんようだ。
小梅。お前の、思うとおりにやりなさい。
小梅) ははっ、言われなくても。
鳥雄) つらくなったら帰ってこい。
そんときは、茶でもいれてやる。
小梅) ありがとう、お父さん。
鳥雄) うん。
**********
竜之介) 小梅さん。
僕、兄に遠慮しないから。
**********
こんなお父さんはさすがに少なくなってきて
いると思いたいけれど…いるよね、普通に。
誰かが欠けても困らない家。
おとうさんがいなくても、困らない家。
この人は変わらないと、静かに諦めてしまっ
て、もう期待することもなくなって、ダメージ
少なめで、関わらない道を、静かに選ぶ妻。
お父さんもお母さんも、
家族みんながいないと、困る家。
やっぱり、そんな家で暮らしたいよね。間に
合ってよかった。誰かがいなくなったあとの
住み心地より、家族みんなが揃っている時
の住み心地を大事にする。年を取ると、つい
つい先走ってしまいそうになるけど、「今」を
最大限に楽しむっていうことも忘れたくない。
玄之介とは違い、グイグイ来る竜之介。ビジ
ュアル的には竜之介の方が好みなので、小
梅の気持ちは置いといて…ドキドキする~。
(今頃竜之介の中の人に注目する私。遅っ)
でもやっぱドラマのエンディングバージョンが好き♪
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