「ちむどんどん」第103回~姉のお古、お下がりの智 | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第103
第21週「君と僕のイナムドゥチ」
姉のお古、お下がりの智

 

 

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矢作) どうした?

歌子) ゴミ袋が見つからなくて。

矢作) あれ? レジの近くにない?

 あれ? ちょっとごめんね。

智) 毎度、

 スナガワフードです。伝票。

矢作) あ~こんなとこに。

歌子) ごめんなさい。

 まだ分かってなくて。

矢作) 分かんないこと

 あったら何でも聞いて。

歌子) はい。

智) 早くはんこ。

(引き出しを開ける矢作)

矢作) ねえ。

智) あるでしょそこに。

矢作) だからねえっつってんだろ。

智) ないわけないでしょ。

矢作) ねえ…。

歌子) すいません。はんこはうちが。

矢作) 歌子ちゃんか。センキュー。

歌子) すいません。

智) 全然態度違いますね。

矢作) 何?

智) 歌子、困ったことがあったら

 何でも俺に言え。

歌子) うん、ありがとう。

矢作) お前の方こそ、何か怪しいな。

智) 何言ってんすか。

歌子) 智ニーニー、見て。

(胸にネックレス)

智) なかなか、似合ってるさ。

矢作) 智…ニーニー?

歌子) ああ…すいません。

 昔から、家族みたいなつきあいで、

 そう呼んでいて。

矢作) ふ~ん…。

智) 俺の顔、何かついてます?

矢作) 用事、もう済んだんだろ?

智) 毎度。

歌子) 智ニーニーと、

 仲悪いんですか?

矢作) 別に特別仲が

 悪いってわけじゃ。

歌子) じゃあ、

 すごく仲よしなんですね。

矢作) いや、全然違う。全然違うよ。

歌子) アッハハ…。

矢作) えっ?

 俺なんか変なこと言った?

歌子) フフフフ…。

矢作) 言ってないよね?

歌子) フフッ、フフッ…。

 

**********

 

三郎) ちむどんどんの新しい仲間、

 歌子ちゃんの上京に、乾杯!

一同) 乾杯!

順次) いらっしゃい。

健男) よろしくね!

智) よく来た。

歌子) 乾杯。

暢子) もう歌子が来てくれて、

 デージ助かっています。

多江) あっ、矢作さんは?

暢子) 誘ったんですけど。

智) 相変わらずか。

暢子) だけど、歌子のおかげで、

 智とのケンカも、なくなったし。

多江) どういうこと?

暢子) 歌子は昔から、その場を、

 和ませてくれるというか。

歌子) ネーネーやめて。

暢子) 本当のことさぁ。

田良島) こんばんは。

暢子) 田良島さん!

田良島) 暢子ちゃん。

暢子) はい。

田良島) 「東洋グラフ」が、

 ちむどんどんを取り上げてくれるぞ。

暢子) まさかやー!

田良島) 東京都内の沖縄料理店の

 特集を組みたいって聞いたから、

 推薦したんだよ。

暢子) ありがとうございます。

和彦) ありがとうございます。

順次) うちも載せてちょうだい。

トミ) 鶴見は東京じゃないでしょ。

田良島) ごめんね。

(笑い声)

暢子) じゃあ、うちは、そろそろ。

多江) あっ、そうね。

順次) もう行っちゃうの?

 まだちょっといいさ。

和彦) 明日定期健診もあるし。

多江) 今暢子ちゃんの命は2つ。

 大事にしないとね。

暢子) はい。ありがとうございます。

 じゃあ皆さん、ごゆっくりどうぞ。

多江) はい。

暢子) お休みなさい。

多江) お休みなさい。

順次) お休みなさい。

多江) お大事に。

順次) そういうことね。ハハッ…。

 

**********

 

<数時間後>

三郎) 歌子ちゃん。歌子ちゃん。

 披露宴の歌最高だったよ。

 若い時の賢三を思い出したぜ。

多江) 三線は亡くなったお父さん

 に習ったの?

歌子) はい。昔はよく一緒に、

 沖縄民謡を歌いました。

順次) 歌子ちゃんの唄聴いて、

 故郷の家族を思い出したさ。

 島に帰りたくなったよ。

トミ) うちも。

歌子) ありがとうございます。

多江) 本当に上手だった。

智) 歌子はいずれ、プロの

 レコード歌手になるんです。

歌子) やめて、うちはそんなこと…。

順次) あっ、じゃじゃあ、景気づけに、

 1曲、お願いしようね。

健男) アッハハ、聴きたい聴きたい!

和彦) しまった! 

 お酒が足りませんね。

歌子) あっ、うちが買ってきます。

田良島) いやいやいや…。

多江) いや、

 歌子ちゃんが行かなくても。

歌子) ほかに、何か買ってきますか?

トミ) あっ、たい焼きも買ってきて。

歌子) はい。

智) じゃあ歌子はたい焼き。

 酒屋は重いから俺が。

 途中まで一緒に行こう。

歌子) うん。行ってきます。

トミ) ありがとう。

多江) ありがとう。

田良島) 気をつけてね。

歌子) はい。

智) ありがとうございます。

田良島) 行ってらっしゃい。

 お願いします。

(ニヤニヤする田良島)

田良島) あの2人なかなか

 お似合いだね。

健男) 気付いた?

多江) まあまあまあ…。

 

**********

 

(歌子が買い物から戻ってくる)

 

**********

 

健男) じゃあ智は暢子ちゃん

 に振られたから妹の歌子

 ちゃんに乗り換えたわけ?

順次) 違う違う。

 昔は暢子ちゃんのことが好きだ

 ったけど、今は歌子ちゃんの

 ことが好きになったバーテー。

健男) つまりは、

 姉のお古、お下がりの智と…。

和彦) やめてください。

三郎) ちょっと悪酔いだ。黙ってろ。

 

**********

 

智) どうした?

(智が帰ってくる)

智) 何で入らないわけ?

歌子) ううん、何でもない。

智) おう、フッ…。

(店に入る2人)

智) ただいま帰りました。

一同) お帰り。

歌子) どうぞ。

多江) あ~ご苦労さま。

トミ) ありがとう。

三郎) お帰り。

歌子) ごめんなさい。

 うちも、そろそろ休みます。

智) どうした? 大丈夫か?

歌子) 少し疲れたから。

 お休みなさい。

三郎) お休み。

トミ) お休み。

順次) 唄聴きたかったな…。

 

**********

 

<2階>

(暢子の寝顔を見て、

 奥の部屋へ向かう歌子)

(ネックレスを外す歌子)

 

**********

 

<沖縄・石川家>

(机にノートを広げ、

 頬杖をついた良子)

博夫) ただいま。

良子) お帰り。

博夫) まだ考えてるのか?

 給食の献立。

良子) であるわけさぁ…。

博夫) そんな一朝一夕に、

 残飯率は下がらない。アリ。

良子) どうしたの、これ。

博夫) ほかの学校が取り組んでる

 食品学習の資料。こっちが那覇の

 で、こっちが福島の。

良子) わざわざ、探してくれたわけ?

博夫) これ、参考になるんじゃない?

(資料を見る良子)

良子) 「食育」?

博夫) 最近使われ始めた言葉。

 体験学習を通じて、食べるものに

 関する知識を教え、健全な食生活

 を送るよう育てる。

良子) 食育…。

博夫) 新しい取り組みなんだから、

 つまずいて当然。今の良子は、みん

 なが後に続けるよう、道を切り開い

 てる。それだけでも、すごいことさ。

良子) ありがとう。

 うちだけじゃない、同じ思いを持っ

 てる人たちが、全国にいるんだね。

 これを参考に、また一から頑張っ

 てみる。

博夫) チバリヨー。

良子) (頷く)

 

**********

 

<朝・ちむどんどん>

暢子) うん。よし…。

歌子) 今日、定期健診だよね?

暢子) うん。もう行こうね。

歌子) うん。

暢子) あっ、そうだ。昨日どうだった?

 歓迎会楽しめた?

歌子) うん、楽しかった。

暢子) よかった。

 あっ、そうだ。このラフテー、

 お昼に智も来るから、みんなで

 食べて感想聞かせて。

歌子) うん、分かった。

和彦) 暢子、病院の時間。

暢子) うん。

和彦) 僕は今日打ち合わせ。

 歌子ちゃんが来てくれてから、

 本当助かるよ。

暢子) うん、ありがとう。

 じゃあ、お願いね。

歌子) うん。

暢子) 行ってきます。

歌子) 行ってらっしゃい。

和彦) 駅まで一緒に行こう。

暢子) うん。

 

**********

 

<昼>

智) 暢子はとにかく思いついたら

 止まらないところがあるからな。

矢作) 猪突猛進型っていうのか?

 フォンターナの厨房でも、一つの

 ことに集中すると周りのことが見

 えなくなってたな。

智) 暢子は考える前に行動する

 タイプ。だけどそこがまた、

 暢子の、いいところ。

矢作) 経営者に向かねえな。

 そういうタイプの人間は。

智) 暢子はやっていけますよ。

 なあ歌子。

歌子) うん…。ごちそうさま。

(食器を片づける歌子)

(目で追う智と矢作)

 

**********

 

<2階>

(奥の部屋に座る歌子)

(タンスの上にネックレス)

智) 歌子。

 まだ具合悪いのか?

歌子) 大丈夫。

智) 昨日の夜から何かおかしいさ。

歌子) 大丈夫って言ってるさぁ。

智) 今度の休み、どっか連れてくよ。

 東京タワーは?

歌子) 東京タワーは一緒に行った。

 うちが検査に来た時。

 覚えてないわけ?

智) あれ。じゃあ、浅草寺。

歌子) お母ちゃんと行って、一緒に

 あげまんじゅう食べた。

智) 何個食べた?

 暢子は10個も食べてたけど。

 あっ、じゃあ、上野動物園のパンダ。

歌子) パンダは、暢ネーネーと行った。

智) まあ、歌子は体調も心配だし、

 人混みはやめとくか。

歌子) 病人扱いしないでちょうだい。

 どこか行きたいところがあったら、

 一人で勝手に行く。

智) 何かその態度。

 人がせっかく…。

歌子) どうせうちは、陰気で病弱。

 おなかの中に、弱気の虫も。

智) 誰もそんなこと言ってないさ。

 何をすねてるわけ?

歌子) もう帰って!

智) 勝手にせー。

 

**********

 

(通りを行く智)

智) ぽってかす…。

男性) 危ない!

(クラクションとブレーキ音)

智) はっ…!

 

**********

 

(電話の呼び出し音)

電・暢子) はい、もしもし。

 ちむどんどんです。

 あっ、三郎さん?

 えっ? 智が、瀕死の、重体?

(暢子に駆け寄る歌子)

 

**********

 

歌子なしでどうやってやっていくつもりだ

ったんだい?暢子~。なのに、そんな歌子

の歓迎会も、途中で抜けていく暢子。主役

のはずが、買い出しに行かさせる歌子。そ

れも、聞くに堪えないゲス発言を聞かせる

ため。よくもまあ、思いつくよねゲス台詞。

 

つまりは、
姉のお古、お下がりの智と…。

 

いやいやいや…だったらず~っとあまゆに

一緒にきていた愛ちゃんと和彦はどうよ?

暢子は愛ちゃんのお古、お下がりの和彦と

結婚したということに? ゲスい。ゲスすぎ

る。智があの言われようなら、和彦と暢子

も、本当は陰で何を言われているのやら…。

 

このゲス発言に萎えすぎて、歌子と智の痴

話ゲンカにうんざりしたところで「瀕死の

重体」って。いやいや…駄目にもほどが!

 

 

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