「ちむどんどん」第104回~チンピラは突然やって来る | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第104
第21週「君と僕のイナムドゥチ」
チンピラは突然やって来る

 

 

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電・暢子) えっ?

 智が、瀕死の、重体?

 

**********

 

<病室>

暢子) 智? 生きてるわけ?

和彦) あっ…よかった~。

智) えっ、何で?

暢子) トラックにひかれて、

 生きるか死ぬかだったんじゃ…。

智) 誰がそんなこと。

暢子) 三郎さんが電話で、救急車で

 運ばれて、頭蓋骨陥没で、生死の

 境をさまよったって。

多江) 私がうちの人に伝えたの。

 トラックにひかれて、頭を打って、

 救急車で運ばれたって。だけど、

 生死の境をさまよってるなんて

 言ってません。私は、順次さん

 から電話で聞いたとおりに。

順次) いや、だからさ。

 智本人から電話で、トラックにひか

 れて、頭強く打って救急車で運ば

 れたって。

智) 言ってません!

 トラックにひかれそうになって、

 頭を軽く打ったって。

順次) アイ、大丈夫? 

 ひかれてない?

智) ひかれそうになっただけです。

 念のために、一晩入院して、様子

 をみようって言われただけです。

暢子) 順次さん。

和彦) お願いしますよ。

順次) ごめんごめん。

多江) まあ、思い込みで話を大きく

 したのはうちの人も一緒だから。

 とにかく、よかった。

(出て行く多江)

順次) 俺だけの責任違うよね?

 ハハハ…。

トミ) いいから、開店準備!

 智君、お大事に。

智) ありがとうございます。

暢子) 安心したら、おなかすいた。

和彦) 下の売店で何か買って帰ろう。

暢子) うん。

和彦) 歌子ちゃんも。

歌子) うちは、少し休んでいくから。

 先に行ってて。

暢子) 大丈夫?

歌子) うん。走ったら、

 少し疲れてしまって。

暢子) 分かった。

 じゃあ、先に帰ってるね。

歌子) うん。

暢子) 智お大事に。

智) うん。

和彦) じゃあね。

智) ありがとう。

 ごめん、心配かけて。

歌子) ここに来るまで、ずっと

 心臓が潰れそうだった。

 あんなしてケンカ別れして、

 智ニーニーが死んでしまったら、

 どんなしようって。

智) 心配してくれてありがとう。

(ベッドからおりる智)

歌子) あっ…。

智) あっ、大丈夫。

 まあよく分からんけど…。

 仲直りヤサ。

(手を差し出す智)

(その手に触れる歌子)

歌子) あっ…。

三郎) 智…大丈夫か?

歌子) 失礼します。

三郎) あれ? みんなは?

 

**********

 

<ちむどんどん>

暢子) ど~ん!

 試作、第6号です。

 

暢子) 第7号!

 

暢子) 8号!

 

開店まで3日。

暢子が最後までこだわったのは、

沖縄そばでした。

 

(試食をする和彦と歌子と矢作)

矢作) なあ、勘弁して。

 もうそばは食えねえ。

和彦) 僕も…もう駄目。

歌子) ネーネー、ごめん。

暢子) 東京の人に合う、

 つゆの味付け、麺の太さ、かたさ。

 うん、このバランスで作ったのが、

 ちむどんどんの沖縄そばというこ

 とで、決まりにしたいと思います。

 矢作さんも、確認してください。

矢作) 俺はお前に言われた

 とおりに作るから。

暢子) じゃあ、そばはこれで決まりとして、

 あとは接客、予約の受け方の確認を…。

矢作) それは俺の仕事じゃねえ。

 言っただろ? 俺は厨房から一切出ねえ。

歌子) そばが出来てよかった。ねっ。

 ああ、ほかのことも打ち合わせしよう。

暢子) うん。

 

**********

 

一方、ここフォンターナには、

東京での営業を終えた、2人が…。

 

(賢秀と清恵)

清恵) 高そうなお店だね。

賢秀) そう?

清恵) お金持ってるの?

賢秀) 親父さんが、預けてくれた。

清恵) お父さんが?

賢秀) うん。

二ツ橋) ご注文は?

賢秀) 俺はいつもの。

 一緒でいいな。

清恵) あっ、うん。

二ツ橋) いつものと、おっしゃいますと?

賢秀) カ~ッ、特上ランチを、2人前!

二ツ橋) こちらのランチをお二つ、

 お持ちいたします。

賢秀) じゃっ、それで。

(清恵をじっと見る賢秀)

清恵) 何よ…。

賢秀) 何か、そういう服着てると…。

清恵) 似合ってなくて悪かったわね。

賢秀) いや、似合ってる。

 意外と、美人…チュラカーギーヤサ。

清恵) 見ないでよ。もう…。

 あ~こんなお店で食事するの

 何年ぶりだろう。ああ、もう昔…

 何年前だったかな。もう忘れた。

賢秀) 誰と?

清恵) 友達と。

賢秀) 男?

清恵) 女の、友達。

賢秀) ふ~ん…。

清恵) バカな子でね、華やかな

 都会の暮らしに憧れて、生まれ

 育った田舎を飛び出して。

賢秀) 俺と一緒ヤッサー。

 ハッハッハ。

清恵) 最初は、工場で女工してた

 んだけど、悪い男に引っ掛かって、

 行き着いた先が、水商売。さんざん

 男に貢いで、気が付いたら借金地

 獄。ある日とうとう親に見つかって、

 生まれて初めてひっぱたかれて、

 無理やり田舎に連れ戻された。

賢秀) それから?

清恵) 毎日コツコツ、泥んこになっ

 て働く父親を見ているうちに、一か

 ら生まれ変わってみようって。バカ

 だよね。今さら生まれ変わっても、

 親不孝は償い切れないのに。

賢秀) 償えるさ。人はよ、

 何回でも人生をやり直せる。

清恵) いいこと言うね、たまには。

賢秀) そう思わないと、

 俺自身やっていけないのに。

 俺なんか、その娘さんより、もっと

 恥ずかしい過去ばっかりヤサ。

清恵) 確かに…。

賢秀) はぁ…。

(自分の名刺を見つめる賢秀)

賢秀) 今日の営業、俺、

 まあまあ、やれてたよな?

清恵) うん。意外とちゃんとしてた。

賢秀) 俺も、本気で心入れ替えて、

 コツコツやってみようかな。

 地道にコツコツ、お前と2人で。

清恵) えっ…?

賢秀) えっ?

清恵) 本気?

(ドアベル)

二ツ橋) いらっしゃいませ。

涌井) 清恵!

 久しぶりだな、清恵。

(男を見て、逃げる清恵)

涌井) 清恵!

賢秀) おい! ちょっ…。

二ツ橋) お食事が出ますので…。

賢秀) 釣りは、取っとけ!

(店を飛び出す賢秀) 

賢秀) おい!

二ツ橋) 足りないんですけれど。

 あの…。

(テーブルの上の

 賢秀の名刺を見る男)

 

**********

 

<ちむどんどん>

暢子) 和彦君、歌子とも相談して、

 東京風に、メニューも考えてみた

 わけ。ゴーヤーチャンプルーは、

 ニガウリの肉炒め。どう?

和彦) なるほど。それなら東京の

 人にも、どんな料理か分かるよね。

暢子) うん、できることは全部

 やったはず。いよいよ明日か…。

 何してるの?

和彦) 明日、オープンだから。

(暢子に料理を出す和彦)

暢子) ハッ…。

和彦) はい。

 ちむどんどん、僕からの前祝い。

暢子) アキサミヨー、イナムドゥチ!

和彦) 歌子ちゃんに教えてもらい

 ながら作ってみた。

暢子) 懐かしい。お正月に、

 家族みんなで食べたさぁ。

和彦) イナムドゥチは、沖縄の

 お祝い料理の定番なんだよね。

暢子) うん。頂きます。

和彦) どうぞ。

暢子) ん~マーサン!

 うち、この白みそ、大好き。

 フフフ…。

和彦) よかった。

 料理を作って、喜んでもらえる

 のって気持ちいいね。

暢子) うん! うれしい。

和彦) あんまり力になれなくて

 ごめんね。

暢子) ううん。ありがとう。

 最高のお祝いさ。

 和彦君も一緒に食べよう。

和彦) うん。ついでくる。

暢子) うん…。アイ!

和彦) どうした?

暢子) 蹴った。

和彦) 蹴った?

暢子) うん。

和彦) えっ…。

(お腹に手をあてる)

和彦) あっ…動いた!

暢子) 蹴る力がデージ強い。

 男の子かね?

和彦) どうだろう。

 暢子にそっくりな、女の子かも。

暢子) 早く会いたいさー。

和彦) うん。楽しみだね。

暢子) うん。フフフッ…。

 

**********

 

1979年(昭和54年)9月

 

そして、暢子の店、沖縄の味、

ちむどんどん、開店の日。

 

(店の表に立つ暢子)

(朝陽に向かい、手を合わせる)

 

**********

 

<店内>

田良島) あれ、俺がお客様第1号?

暢子) 田良島さん!

 すいません、まだ開店前で。

田良島) あ~表で

 待ってた方がいい?

暢子) いやいやいや。どうぞ。

 歌子、看板出して。

歌子) はい。

田良島) お~い、いいってさ。

 お邪魔しま~す。

暢子) いらっしゃいませ、

 お好きな席にどうぞ。

智) 暢子、オープンおめでとう。

暢子) 智! もう来てくれたわけ?

智) 当たり前ヤサ。

歌子) いらっしゃい。

 

**********

 

田良島) とりあえず、沖縄そば。

男性) 俺も!

男性) 俺も!

男性) 俺も!

田良島) 人数分と…。

暢子) はい。

田良島) あとは、暢子ちゃんの

 おすすめを、適当にお願いし

 ていい?

暢子) 分かりました。

 ありがとうございます。

田良島) はい。あとこれ。

暢子) えっ?

田良島) 差し入れ。

暢子) 頂きます。

田良島) はいはい。

暢子) いらっしゃいませ。

 矢作さん、ニガウリの肉炒め、

 もう出せます?

矢作) はいよ。…ったく、ようやく

 仕込みが終わったと思ったら。

 よし…。

 

**********

 

毎回毎回、くだらなさを更新してくれるよね~。

智の一連の病院コント、面白いと思ってやって

るんだよね? 三郎の数珠もオチのつもりなん

だよね? ぜんっぜん面白くないんですけど~。

暢子と和彦、歌子と智、いいところで邪魔に入

る、目撃するのは三郎さんの役目ということ?

つまらないことばかり繰り返すのもわざとよね。

ホント制作陣の感性とは致命的に相性が悪い。

 

今日のしょうもない大賞は、断トツでフォンター

ナに突然やって来たチンピラの図。しんけん?

銀座の高級イタリアンで、清恵まっしぐらに突

入してくるチンピラ君。彼は超能力者なのか?

外から中が丸見えなお店じゃないし、もう少し、

ありそうな設定を考えても良さそうなところを、

もう考えるのも面倒くさくなったのか?(苦笑)

清恵の過去語りも、聞けば聞くほど親父さん

が賢秀とくっつけたがる気持ちが分からなく

なるだけだったし。何でいまさらこんな設定を

出してくるのか…。ただ、Twitterでチンピラ君

が「曽我のニーニー」と呼ばれていることには

ちょっと笑ったけど。こんな役でお気の毒に…。

彼のために、もう出番がないことを願うのみw

 

 

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