「ちむどんどん」第111回~最高の豚肉がやって来た! | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第111
第23週「にんじんしりしりーは突然に」
最高の豚肉がやって来た!

 

 

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ママ) リリィ待って!

 大事なこと忘れてた。

 角煮用の豚肉もお願い。

 ほら、この前のすっごく

 おいしかったから。

清恵) あ~うちの実家の。

 分かりました。知り合いの

 肉屋なら置いてるんで。

ママ) 珍しいね。

 皮付き肉卸してるなんて。

清恵) 実家の養豚場で沖縄出身の

 人が働いてて、優秀な人なんです。

 その人のアドバイスで。

ママ) へえ。

 じゃあその豚肉、よろしく。

清恵) は~い。

(買い物カゴを手に、スナック

 「ヒットパレード」を出る清恵)

 

**********

 

<ちむどんどん>

(沖縄そばを試食する歌子と矢作)

矢作) 何かが欠けてるような、

 イマイチ物足りねえ。

 

**********

 

(買い物カゴと精肉店の袋を下げ、
 通りを歩く清恵)

(沖縄の味「ちむどんどん」の

 看板に目がとまる清恵)

清恵) ちむ、どんどん?

 

**********

 

<ちむどんどん>

歌子) もしかしたら…。

 豚肉…かも。

矢作) 豚肉…。

暢子) であるよね、豚肉。

 やっぱり足りないのは、

 おいしい豚肉だよね。

清恵) ごめんくださ~い。

暢子) いらっしゃいませ。

矢作) おい。

 すいません、休業中で。

清恵) あ…また来ます。

暢子) あっ、待ってください!

 お食事にいらっしゃったんですよね?

 あの、もしよかったら、食べていって

 ください。

清恵) あっいや、でも…。

暢子) どうぞ。歌子、お水。

歌子) はい。

暢子) お代は要りません。その代わり

 に、おすすめのメニューを出すので、

 是非、感想を聞かせてください。

清恵) あっはい…。

暢子) あっ、どうぞどうぞ。

清恵) 失礼します。

(テーブル席につく清恵)

(水を出す歌子)

清恵) 沖縄の方?

歌子) はい。うちと姉は、沖縄のやん

 ばるの出身で、姉が店を開きまして。

清恵) やんばるの…。

 暢子さん、ですね?

暢子) えっ、何でうちの名前

 知ってるんですか?

清恵) えっ? えっと…。えっ…

 ちょっ、それはえっと、あの…。

 あっ、あれです。あれ。

(店内に掲示された責任者の名札)

暢子) あ~!

 うちが、青柳暢子です。

 沖縄、お好きなんですか?

清恵) あっ、私の友達に、沖縄の

 方で比嘉さんという人がいて。

歌子) ニーニーだったりして。

暢子) まさかやー。

 うちたちのニーニーもこっちに出て

 きていて、比嘉賢秀っていうんで

 すけど、違いますよね?

清恵) 違います。

暢子) であるよね。「比嘉」は、沖縄で、

 一番多い名字らしいです。そのお友達

 の比嘉さんは、何をされてるんですか?

清恵) あっ…千葉で豚を。

暢子) 千葉で豚?

清恵) ぶた…。

 ぶた…ぶた…舞台関係の仕事を。

暢子) 舞台関係。

清恵) ええ…フフッ…。

 あっ、お兄さん、ここにもよく?

暢子) まだ一度も。

歌子) ニーニーは風来坊で、いつも

 「ビッグになる!」とか言ってて、

 どこで、何やってるのか謎なんです。

清恵) 困ったお兄さんね。

 

**********

 

(表に賢秀が来る)

賢秀) ここか…。フッ…。

智) 賢秀!

賢秀) ん? おお、智。

智) 何してる?

賢秀) 何って、腹減ったから。

智) 今はまずい。

賢秀) 何がよ?

智) とにかく、まずい。メシは別の

 場所で、俺がおごるから。

賢秀) おお…。

智) うん。

 俺が行くと、何かまずいのか?

智) 違う違う。

 中で、お前の誕生パーティーの、

 打ち合わせをしている真っ最中

 なわけ。

賢秀) アキサミヨー。

 俺の誕生日は、もう3か月前に…。

智) だからよ。

 ドッキリ、誕生会。

賢秀) ドッキリ誕生会?

 

**********

 

<店内>

(「ハンダマの酢みそ和え」、「ラフテー」、

 「フーチャンプルー」、「にんじんしりしり

 -」、「クーブイリチー」)

歌子) ご感想は後で。

清恵) どれもおいしそう。

暢子) はい。

 看板メニューの、沖縄そばです。

 こっちはコーレーグース。

 島トウガラシを、泡盛に漬け込ん

 だ調味料です。お好みでかけて

 お召し上がりください。

清恵) はい。これが沖縄そば…。

 頂きます。

(まずは、沖縄そばを食べる清恵)

(厨房から見ている暢子たち)

 

**********

 

清恵) ごちそうさまでした。

 おなかいっぱい。

暢子) あの、出汁の味付け、麺の

 ゆで具合、太さ、かたさ…ほかの

 料理のことでも何でもいいので、

 是非感想を教えてください。

清恵) どれも、おいしかったです。

 フーチャンプルー、は味がよくしみ

 ていたし、にんじんしりしりーは、 

 いくらでも食べられそう。

暢子) ありがとうございます。

 あの、何か、不満な点とかは…。

清恵) 強いて言えば…。

暢子) はい。是非お願いします。

清恵) 豚肉。

暢子) やっぱり…。

清恵) そうだ。

(精肉店の袋から包みを出す)

清恵) これ、よかったら使ってみて。

暢子) これって…。

清恵) 知り合いの養豚場の豚肉。

 いけない、もう戻らないと。

暢子) あっ…。

矢作) お住まい、この辺ですか?

清恵) あっ、近くの店に

 住み込みで働いてるの。

暢子) あっ、よかったら、

 名前教えてください。

清恵) リリィです。

暢子) リリィ?

清恵) 暢子さんの料理を食べて、

 元気が出た。どうもありがとう。

暢子) 元気、なかったんですか?

清恵) 一番大事な人に、

 ひどいことしちゃって…。

 落ち込んでたの。

 ごちそうさま。

暢子) ありがとうございました。

歌子) ありがとうございました。

清恵) ありがとう。

暢子) リリィさんって、

 外国の人じゃないよね?

歌子) 変わった名前だね。

矢作) 何も知らねえんだな。

 源氏名。

暢子) 源氏名?

矢作) 水商売の人が、

 お店で名乗る名前。

暢子) ふ~ん…。

 はぁ~…。

 やっぱり、問題は、豚肉か。

矢作) 今沖縄から仕入れてる

 皮付き肉は冷凍だからな。

暢子) 全ての条件を満たしてくれる、

 そんな仕入れ先が、

 この近くにあれば…。

(包みを開ける歌子)

歌子) あっ…皮付きだよ!

暢子) まさかやー。

 

**********

 

暢子) 頂きます。

矢作・歌子) 頂きます。

(もらった肉で作った、

 ラフテーを食べる3人)

矢作) 何だこれ、うんめえ!

歌子) おいしい!

暢子) 最高の豚肉!

矢作) 明日にでも買いに

 行ってみるか!

暢子) うん!

矢作) 何て店だっけ?

暢子) リリィさんに聞いてみよう!

矢作) うん。

歌子) あっ、でも、どこのお店で

 働いてるか分からないよね?

暢子) アイヤー…。

矢作) 店の名前も聞いてねえ。

暢子) この豚肉を、絶対に仕入れたい!

 どこの仕入れ先か分かったら…。

 リリィさん、また来てくれないかね?

(戸が開く音)

歌子) 智ニーニー。

矢作) お前かよ。

智) 何でよ。まずかった?

暢子) 今、すっごいことが起こったわけ!

歌子) お客さんが、最高の豚肉を

 持ってきてくれた!

智) 豚?

暢子) これでお店を復活できるかも!

 オーナーが言ってた、知らないお客さん

 で満席になる日も、夢じゃないさ!

歌子) 本当においしいわけ!

矢作) ちょっと、食ってみな。

 ほら、ほら!

智) ちょっと! ちょっと盛り上がって

 るところ悪いんだけど。明日賢秀の

 ドッキリ誕生会やらない?

暢子) えっ?

 

**********

 

<ヒットパレード>

ママ) いつもありがとね~。

客) そういえば、最近、この辺で、

 変な男がうろついてんだって?

ママ) そうそう、何か人捜し?

客) リリィちゃんも、気をつけてな。

リリィ) はい。

客) ハハハッ、じゃあ、お休み!

ママ) は~い。

リリィ) お休みなさ~い。

客) ママ、次の曲入れてよ。

ママ) は~い。はいはいはい…。

(客を見送り、ぼんやり考える清恵)

 

(回想)

賢秀) 「ちむどんどん」。

 俺の妹が、オープンした店の名前。

 ちむどんどんは、ここが、ドキドキ

 するって意味。

清恵) ちむどんどん?

賢秀) はぁ~。太鼓をたたくように。

 はい、ちむ…。

清恵) どんどん。

賢秀) おう。ちむ…。

清恵) どんどん!

賢秀) ちむ…。

清恵) どんどん! アハハッ…。

 

清恵) 妹さんに、うちの豚だって

 教えてあげればよかった。

ママ) リリィ、お願~い。

リリィ) は~い!

(店に戻る清恵)

(向かいの店から賢秀)

賢秀) 離せ! あっ…アガッ!

マスター) こんな女知らねえ! 

 営業妨害だ。帰れ。

(写真を投げる)

マスター) ごめんね。

(写真を拾い、別の店へ行く賢秀)

賢秀) いてっ…はぁ…。

 あの、すいません…。

 

**********

 

<ちむどんどん>

矢作) あっ、もう…。何で俺がこんな

 ことしなくちゃいけねえんだよ。

智) しかたないでしょ、店を守るため。

(戸が開く音)

三郎) よう。

暢子) あっ…三郎さん!

三郎) おう…。あちこち声かけてみ

 たんだけど、何せ昨日の今日だし、

 あまゆも今夜は組合の宴会だって。

暢子) ああ…

 お忙しいところすいません。和彦君

 も今日は取材でいないんです。

三郎) …で、ドッキリの主役は?

智) そろそろ来ると思います。

 歌子、表のアレ。

歌子) ああ…そうだ。

(誕生日の飾り付けをした店内)

暢子) 三郎さんも、これ付けてください。

三郎) これ俺か。

 

**********

 

(入り口に「本日貸し切り」

 の貼り紙をする歌子)

歌子) よし…。

(店に戻る歌子)

(道に清恵が来る)

(貼り紙を見る)

清恵) あれ?

賢秀) おい!

(道の先に賢秀)

 

**********

 

ちむどんどんの世界は広いようで狭い。沖縄

とか銀座とか鶴見とか杉並とか言ってるけど、

ほとんど同じ町内にあるような距離感だよね。

暢子のお店の場所を知っていたような勢いで、

清恵がわざわざ皮付きの豚肉を持ってやって

来る。まあ、なんという奇跡でしょう!よかった

ね~。…なんて思えるわけがない。都合がよ

すぎるにもほどがある。賢秀も、水商売と言わ

れて、ピンポイントで暢子の近くで捜すのも謎。

 

実家の養豚場で沖縄出身の人が

働いてて、優秀な人なんです。

一番大事な人に、
ひどいことしちゃって…。

 

距離感のいい加減さはドラマにはありがちだ

からいいとして、後付けの回想や台詞による、

記憶の改ざんというか、設定の改ざんがひど

すぎる。優秀な人? 一番大事な人? 何か見

落とした? いつのまにそんな関係に? 賢秀

が優秀に思える出来事なんて、あったっけ?

 

一体、どんな後付けで、どんな力技で賢秀を

まあまあいい人に持っていくつもりなのか…。

 

 

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