「ちむどんどん」第121回~うちはこの村で、レストランを開きたい! | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第121
第25週「やんばる!ちむどんどん!」
うちはこの村で、レストランを開きたい!

 

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

1985年(昭和60年)5月

 

(やんばるの畑に作業着姿の暢子)

新垣) 暢子~!

暢子) アイ。

新垣) 暢子の畑はいつも

 元気いっぱいやんやー!

暢子) だからよ。

 野菜がどんどん育ってくれるから、

 うちも畑に来たくてうずうずするわけ。

新垣) またやー!

 

手紙・暢子) 「オーナー、お元気ですか?

 やんばるに帰ってきてはや1年。毎日の

 畑仕事が楽しくて、たまりません」。

 

(収穫した野菜を見る暢子)

暢子) お~!

 

**********

 

<共同売店>

客) またやー。

優子) ありがとうね。

安室) アイ、ウニの殻を

 肥料にするのもいいね。

暢子) ウニの殻?

安室) 砕いて埋めて、腐らせると、

 いい土になるよぅ。

暢子) アイヤー。初めて知ったさ。

優子) 海も山もつながっている。

 このおばぁたちは畑の生き字引さ。

安室) アイ優子、人を仙人みたいに。

新垣) うちらまだ、

 そんな年じゃないよ~!

安室) なぁ。

優子) であるね。

(メモを取る暢子)

暢子) 「ウニのカラ」…。

 

手紙・暢子) 「おばぁたちが、畑や野菜

 の知恵を分けてくれて、毎日が新しい

 発見の連続。デージちむどんどんして

 います」。

 

健彦たち) ただいま~!

優子たち) お帰り。

健彦) お母ちゃんただいま!

暢子) お帰り。

 アイ、お店の中は走らないよ!

優子) 「ママ」がいつの間にか、

 「お母ちゃん」になっているね。

健彦) おばぁ、おなかすいた!

 サーターアンダギー!

男の子) 俺も!

男の子) ジュース飲みたい!

優子) アリアリ。

新垣) はい。

優子) ちゃんと座って食べなさいよ。

健彦) うん。

暢子) 「ばぁば」がいつの間にか、

 「おばぁ」になってるさ。

優子) アイ…。

健彦たち) 頂きま~す!

(サーターアンダギーを食べる、

 小学生の健彦)

健彦) おいしい、マーサン!

 

**********

 

<夕方・比嘉家>

暢子) たくさん食べて。

 お代わりもあるよ。

 

手紙・暢子) 「うちも、良子ネーネーも

 歌子も、それぞれ別の家庭を持っても、

 時々みんなで集まって、一緒にご飯を

 食べています」。

 

(この日のおかずは、チンクワータシヤー、

 島らっきょうの天ぷら、タコイリチャーなど)

暢子) はい、どうぞ。

健彦) ありがとう。

和彦) おいしい。

 歌子ちゃんは、もう豆腐の仕事

 手伝ってるの?

歌子) うん、少しずつ教えてもらって。

智) お客さんの人気者で母ちゃんも

 デージ喜んでるさ。

良子) 歌子もすっかり砂川家の

 一員であるわけだね。

歌子) うん。

 

**********

 

手紙・暢子) 「歌子と智は結婚しました。

 智のスナガワフードも、順調みたいです。

 歌子は時々歌う仕事をしながら、お豆腐

 屋さんの仕事も手伝っています」。

 

(店に飾った写真に、ウエディングドレス姿

 の歌子と、タキシード姿の智)

歌子) お義母さん、これで大丈夫ですか?

玉代) うん、上等さぁ。ありがとう。

歌子) はい。

 

**********

 

<猪野養豚場>

賢秀) いないない、ばぁ~!

賢太) (笑顔)

清恵) もういいから豚舎の掃除!

 

手紙・暢子) 「ニーニーのところにも

 元気な男の子が生まれ、『赤ちゃん

 みたいなパパ』と言われながら、

 元気に楽しく暮らしているそうです」。

 

(親子3人の姿に目を細める寛大)

 

**********

 

<ちむどんどん>

佳代) ありがとうございました。

矢作) ありがとうございました。

従業員) ありがとうございました。

矢作) お待たせしました。

 沖縄そばセットです。

 

手紙・暢子) 「ちむどんどんは、矢作

 さんが佳代さんと一緒に、しっかり

 引き継いでくれました」。

 

矢作) いらっしゃい!

佳代) いらっしゃいませ。

 こちらにどうぞ。

矢作) お待たせいたしました。

客) ありがとうございます。

佳代) 沖縄そば2丁。

矢作) はいよ。

 

手紙・暢子) 「矢作さんにお店をお願い

 して、本当によかったと思います」。

 

**********

 

<比嘉家>

(月明かりの縁側で三線を弾く和彦)

♪三線(「椰子の実」)

 

手紙・暢子) 「和彦君は、東京の出版社

 に送る原稿を書きながら、沖縄のあっち

 こっちに取材に出かけ、執筆に明け暮

 れています。やりたい仕事をマイペース

 に進める和彦君を見ていると、うちも、

 うれしくなります」。

 

和彦) ごめん、起こしちゃった?

暢子) ううん。大丈夫。

 

手紙・暢子) 「ほとんど自給自足の

 生活で、お金はあまり使わないので、

 十分暮らせています」。

 

**********

 

(収穫した野菜を抱え、海を見る暢子)

 

手紙・暢子) 「オーナーはいつ、沖縄に

 いらっしゃいますか? この海と山を、

 オーナーにも見てほしい。この島は、

 うちにとって、世界で一番おいしいもの

 であふれています。オーナー、うちは、

 ずっとこの島で待っています」。

 

**********

 

<比嘉家の庭>

良子) おいしそう!

暢子) パパイアの漬け物、かぼちゃの

 酢の物、モーイ豆腐、タコと小豆の汁、

 シマナーンブシー、貝のジューシー。

 頂きます。

一同) 頂きます。

 

やんばるに帰ってから、

暢子は毎週日曜日、おばぁたちと、

地元野菜と郷土料理の勉強会を

開いています。

 

暢子たち) おいしい。

新垣) 上等さ。

安室) マーサンヤー。

歌子) このパパイア、暢ネーネーが

 アカバナで色づけしてくれたから、

 見た目もきれいになったね。

暢子) うん。野菜の食べ方、昔ながら

 の料理も、まだ知らないことがたくさん

 ある。うちは、もっともっと知りたい!

良子) うまんちゅ給食をやる時、

 うちもそう思った。

安室) こんな献立はもう、うちらの代で

 終わってしまうかもしれんね。

暢子) だったら、うちがいっぱい作る。

 こんなにおいしい料理の伝統が

 途絶えてしまうのは…。

善一) アイ、例の勉強会ね。

 あ~今日はあちこち出歩いて

 疲れてしまった。これ、全部

 サーターアンダギー?

暢子) はい。食べてみてください。

 こっちは、いつもの。黒糖、フーチ

 バー、かぼちゃ、紅いもです。

善一) へえ~頂きます。

和彦) どうぞ。

 このお茶はカラキでいれたそうです。

善一) んっ、いい香り。

良子) んっ、おいしい。

歌子) マーサン。

新垣) はぁもう懐かしいさ。

安室) こういうのを食べられるお店、

 ないしね。

暢子) 食堂をやりたい。

和彦) この村で?

暢子) うん。うちはこの村で、

 レストランを開きたい!

 自分なりの工夫もしてみたいし、

 もっと、みんなに食べてほしい。

歌子) みんなって?

暢子) それは、分からないけど。

 何かいい方法はないかね…。

 

**********

 

(月明かりの縁側に暢子)

(机に向かい原稿を書く和彦)

(糸づくりの内職をする優子)

和彦) この辺りは戦前から、出稼ぎで

 大工修行に出たことがある人が多い

 そうですね。

優子) 賢三さんも昔、

 このおうちを一人で建てた。

和彦) 一人でこの家を?

優子) 少しずつ、

 働きながら何年もかけて。

暢子) それだ!

 どうして思いつかなかったわけ?

 できる。レストラン!

優子) えっ?

暢子) お母ちゃん、お願い!

 ここで、この家で、レストランを、

 食堂をやりたい。

優子) アイ、面白そうだね。

暢子) アハハッ…。

和彦) ヘッヘッ…。

優子) えっ、ここで?

暢子) ここで!

優子) レストラン?

暢子) レストラン!

 

**********

 

<昼・比嘉家>

暢子) お母ちゃんも、大賛成って!

良子) 本当にここで食堂を?

暢子) うん。

 ここに、お店を建てる。

歌子) いつごろまでに?

暢子) ん~何年かかってもいい。

智) よし、そうと決まれば、

 まずは資材の調達を。

暢子) お母ちゃんが善一さんに

 相談してくれるって。

善一) お~い、持ってきたよ~。

暢子) あっ、アイ…ああっ…。

善一) あちこち声かけて、余った

 材料とか、少し集まったよ。

暢子) 本当にありがとうございます。

善一) 何言ってる、ゆいまーる。

 みんなで助け合い。ほら、見て。

暢子) アイ…。

男性) 暢子ちゃんの食堂、

 みんな楽しみにしてるよ。

男性) 毎日は無理でも、来られる時は

 手伝いに来るからさ。

男性) 暢子、お店が出来たら

 マーサイ料理食べさせてよ。

暢子) はい! 任せてちょうだい。

 はぁ~うれしい。

和彦) 皆さん、ありがとうございます。

良子) 今お茶いれますね。

歌子) 黒砂糖も出します。

善一) よいしょ。

智) 手伝いますよ。

 

こうして暢子は、やんばるで新たな

夢に向かって動き出したのです。

 

**********

 

そんなある日…。

 

(バスから下りる乗客)

(まもるちゃんが通りかかる)

 

**********

 

(畑仕事に向かう暢子)

(道の先を見る)

暢子) オーナー!

(房子に飛びつく暢子)

房子) アハハハッ…暑苦しい!

 ただでさえ暑いんだから!

暢子) 沖縄ですから。

房子) 相変わらずね。

暢子) はい。相変わらずです。

(房子の荷物を持つまもるちゃん)

房子) あっ…あっ、あの…。

暢子) ああ…大丈夫です。

房子) 知り合い?

暢子) まもるちゃんです。

 アイ、行きましょう。

 まもるちゃん、ありがとう!

(和服の房子が、日傘越しに海を見る)

房子) きれい…。

暢子) オーナー。

房子) あっ…。

(笑い声)

房子) 優子さんはお元気?

暢子) はい。

 今日も売店で働いています。

房子) そう。

 ちょっと、大事な話があって。

暢子) えっ?

 

**********

 

矢作の「ちむどんどん」なら行ってみた~い!

沖縄そばの紅ショウガがちゃんと赤かったw

イタリアンと融合させたメニューもあったし…

前よりずっと感じのいいお店になってるよ~。

 

それにしても…暢子がやんばるに戻ったのっ

て、本当に畑がしたかったからだったのね…。

いやまさか、畑って…片手間かと思ってたよ。

自給自足でお金がかからないとか言ってるけ

ど…子供がいるわけだし、現金は必要よね?

優子は良子や賢秀、結婚したら歌子…という

より智から仕送りを受け取っていそうだし…そ

の仕送りで、暢子たち家族の分もちゃっかり?

野菜を売るでもなく、料理したものを売るでも

なく過ごす暢子って…マジ暢子サマだよねw

 

うちはこの村で、
レストランを開きたい!

お母ちゃん、お願い!
ここで、この家で、

レストランを、食堂をやりたい。

 

言うと思った。そうなると分かってたよ。わか

ってはいたけど、あまりにも、酷い展開だった。

 

バッカじゃないの?

バッカじゃないの?

 

普段、私が毒を吐きまくっても静観している夫

が何度もそう言うのが、ツボにはまってしまい。

だよね~。ホント、そう思うよね~。その感想

しか出ないよね~。温厚な視聴者に毒を吐かせ

る朝ドラ…って! すごいわ、いろんな意味で。

 

 

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