「らんまん」第113回~第23週「ヤマモモ」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

らんまん 第113
第23週「ヤマモモ」

 

 

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野宮) おはよう。

 あれ・・・波多野君から聞きましたか?

万太郎) はい。

野宮) しかたないですねえ。

万太郎) ほんなら、やっぱり・・・。

野宮) ええ。辞表はもう出しましたよ。

 これで終わりです。

万太郎) どうして? 

 野宮さんは、世界中の植物学者たちが

 挑戦した難問の、第一発見者です。

 去るべきお人ではない。

野宮) 生命の神秘は最初からここにある。

 俺はただそれを見たってだけですよ。

 俺はもともと田邊さんに引き抜かれて

 ここへ来ました。本当なら、田邊さんが

 非職となった時に共に去るべきだった。

 それでもあの時、未練ができてしまった。

 生っ粋の語学の天才。若き学者が声を

 かけてくれたから。

(描き終えたばかりの、最後の植物画を

 波多野に渡す野宮)

野宮) 君が見たいと願うものを、

 俺も見てみたかった。

 それだけだったんだよ。

 

(回想)

野宮) 君は何を見ているんですか?

波多野) 僕は・・・見えない

 ってことを見ています。

 

(回想)

野宮) 波多野君がいたからね!

 一緒に見つけたんだ!

 

野宮) ここまで連れて

 きてくれて、ありがとう。

波多野) 野宮さん、僕は・・・。

野宮) 時々は目を休ませるんだよ。

 これ以上目を悪くしたらいけないから。

波多野) うん・・・はい。

野宮) 槙野さんもね。

 君は知らないでしょうが・・・

 俺が奮起できたのは

 君のおかげなんですよ。

 

(回想)

万太郎) おめでとうございます!

 おめでとうございます!

野宮) ありがとう・・・!

 

波多野) これからどうされるんですか?

野宮) さあ・・・どこかでまた、

 図画の教師に戻るつもりです。

波多野) 手紙書きます。

野宮) 俺も。手紙書くよ。

波多野) はい。

野宮) そうだ! 槙野さん。

 う~ん・・・東京を離れる前に、

 お願いがあるんですが・・・。

万太郎) わしに?

 

**********

 

(万太郎家族の絵を描く野宮)

寿恵子) いいんですか?

野宮) こちらこそ・・・

 あ~・・・人物画は久しぶりで。

万太郎) そんなん言うたち、

 野宮さんお上手じゃないですか。

 わしと違うて・・・。

野宮) フフ・・・。

寿恵子) よかったねえ、鶴ちゃん。

 アハハハッ。

野宮) そういえばね、昨日西洋絵画

 の研究会にも挨拶してきたんですよ。

 面白い話を聞きました。

寿恵子) うん? 

万太郎) 面白い話?

野宮) うん。西洋じゃ今、

 石版印刷より、新しい印刷が・・・。

寿恵子) えっ? 新しい印刷?

野宮) ああ・・・まあ俺も、話で聞いた

 だけなんですが・・・アルミニウムっ

 ていうものが出てきたそうなんです。

寿恵子) アルミニウム・・・。

大喜) アルミニウム・・・。

千歳・百喜) アルミニウム?

万太郎) うん・・・金属じゃ。

 確か、フランスで見つかったボーキ

 サイトゆう鉱石から、作れるがじゃ。

野宮) さすが槙野さん。

 そう、そのアルミニウムを板状にして、

 石版の代わりに使う印刷方法だそう

 です。石版は持ち運ぶのも重いし、

 磨くのも大変でしょう?

寿恵子) はい。それに万太郎さん

 の絵だと、300も刷れなくて。

野宮) 板状のアルミニウムは、

 筆遣いそのままに版下を作れる。

 しかも、軽いから、どの印刷所にも

 持ち込める。

万太郎) ほう~・・・。

野宮) で、面白いのが、曲げられる

 そうで、こう・・・版を、印刷機にくるっ

 と巻きつけて、それが回って、大量

 に刷れるそうなんです。

寿恵子) あっ、それ! それです!

 私が欲しいのそれです!

 野宮さん、その印刷機、どこに?

 

**********

 

(ぐっすり眠った4人の子供たち)

(部屋に飾った家族の絵)

万太郎) けんどまだ、日本には

 入っちゃあせんじゃろう?

寿恵子) でも、大畑印刷所だって、

 石版印刷機を輸入したでしょ?

 そういう、新しい印刷機があるってな

 ったら、誰かがすぐに輸入しますよ。

 そしたらすぐに、国産の者も出来ます。

万太郎) けんどのう・・・。

 高いじゃろう・・・。

寿恵子) うん・・・。

 はあ・・・お金ためなきゃ・・・。

 2000円・・・5000円?

万太郎) 5000円?

寿恵子) だって、石版印刷機

 だって1000円かかったでしょ? 

 そのアルミニウムなんてもの

 だったら、5000円じゃ足りない?

万太郎) いや・・・あ・・・う~ん、

 けんど・・・寿恵ちゃん、今は、借金

 は片づけたがじゃろう? それに、

 千鶴も、無事に生まれて・・・。

 無理はせんでも・・・。

寿恵子) そうですけど・・・。

 綾義姉様がお酒を諦めてないのと

 一緒です。ねえ、思い描いてみて。

 新しい印刷機。

(庭に出る寿恵子)

寿恵子) 晴れた、風のない日にね、

 ここにみんなで干し場を作るの。

 新しい印刷機なら、

 万太郎さんの植物画、

 たくさん刷れるんでしょ?

 刷り上がったら、片っ端から

 バ~ッて干して、本文は、

 活版印刷所で、どしどし刷って。

 本文と、図版、そろって、図鑑完成!

 フッ、冊数も一気に作れますよ。

 私、すごくいい図鑑になる自信が

 あります。

万太郎) 寿恵ちゃんは、

 自信があるがかえ?

寿恵子) フッ、うん。

 もうはっきり見えてるの。

(空を見る寿恵子) 

万太郎) フッ・・・。はあ・・・。

 寿恵ちゃん・・・ありがとう。

(寿恵子の肩を抱く万太郎)

寿恵子) ねえ万太郎さん。

万太郎) うん?

寿恵子) 私、商い、やりたいです。

万太郎) いや・・・寿恵ちゃん

 もう十分働いてくれゆう。

寿恵子) あの、もしできるなら、

 次は、新しい商いを、自分で

 始めてみたいんです。

万太郎) 自分で?

寿恵子) みえ叔母さんみたいに。

 みえ叔母さん、料亭の切り盛り

 すごく楽しそうなんです。

 人を差配して、お店をにぎわせて。

 もうかっこいいんですよ。

万太郎) うん。

寿恵子) 新しい冒険なんです。

 私、思いっきりやってみたいです。

 自分の力を試してみたい。

(寿恵子の頬を指先で撫でる万太郎)

万太郎) 牡丹の、痣。

 それに、光る玉。寿恵ちゃんの

 心の中に、あるがじゃのう。

寿恵子) フッ・・・。

 私にもあります?

万太郎) うん。まぶしいくらいじゃ。

寿恵子) フフッ・・・。

万太郎) けんど寿恵ちゃん、

 体だけは、大事に。のう?

寿恵子) うん。

(千鶴の泣き声)

寿恵子) あっ・・・。

 また、ご相談しますから。

 万太郎さんは、図鑑の中身を

 考えといてください。

(家に入る寿恵子)

 

**********

 

渋谷は、宮益坂と道玄坂、

2つの坂道の谷底にある村でした。

渋谷川が流れ、辺りには、

田園や茶畑が広がっていました。

 

明治30年、9月。

寿恵子は、

この町に降り立ちました。

 

(くたびれた農民や、

 安い着物の女たち)

(元気なのは、野良犬だけ)

 

寿恵子) ここが、道玄坂。

 

**********

 

野宮さ~ん・・・(涙)

これで終わり? 終わらないよね?

 

新しい印刷技術情報に、万太郎の

図鑑の未来に光が。アルミニウム

の歴史ってこんなに浅かったのか。

 

そして、まさかの・・・ド田舎渋谷!

実に興味深い。当時の人たちに今

の渋谷を見せたらビックリだよねw

 

 

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