こんにちは。
早速、前回の続きから行きましょう。
前回は、東大の二次試験で270点取れれば合格だという所まで説明しました。
今回もドンドン具体的に考えていきます。
270点の取り方ですが、東大の二次試験は440点満点です。
だから、270÷440=61.3%なので、全体で約6割の点数を取れれば合格です。
これは有名な話。
で、この440点の内訳ですが、
英語120点、国語120点、数学80点、日本史60点、地理60点
の配点です。
この配点のうち、とにかく合計が270点になればよいと言う事ですが、
例えば、全科目6割ずつの点数を取っても合格。
極端な話、英語で満点(120点)、国語で満点(120点)、数学で30点とれば、日本史と地理は0点でも合格です。
こんな風に270点を振り分けながら、270点の配分を決めていきます。
という事で、恒例となった、僕の実際作ったエクセルファイルの画像をご覧ください。
※5割の点数と6割の点数は参考のため載せてあるだけです。
見ての通り、数学の配点が高め、社会科目の配点が低めに設定してあります。
とは言っても、社会科目もとても低いわけではありませんけどね。
大事なのは、このように自分がどの科目で、何点取れるかと『イメージ』する事です!←しつこいですが、キーワードです。
ここで作った目標点を暗記して、常に目指していく事が、基本中の基本になります
ちなみに、ここでも情報収集が大切です。
東大の国語の入試問題は、80点以上取るのは、かなり難しく、ほとんどの受験生が50~70点に収ま
り、差がつかない教科と言われています。
しかし、こういう情報を調べておかないと、『国語は得意だから90点を取ろう』というような、現実味のない目標設定になってしまいます。
逆に、英語は80点取れても全然不思議ではない。実力が伸びれば、90点取ることも夢ではないと言われています。
こういう情報を元に、現実味のある目標設定をするのです。
ここまでくると、だいぶ具体的になってきましたね。
しかし!!この作業、ほとんどの受験生がやりません!!
本当にごくまれに、こういうイメージを作る子もいますが、
やったとしても受験直前期がほとんどです。(つまり、センター試験の数か月前)
これではかなり遅い。。。
というか、まず真っ先にすべき作業だと思います。
僕の場合は、受験勉強の開始が2015年4月ですが、
それよりさらに一年前ほどの2014年の2月にすでに行っていました。
(つまり、東大受験日より2年前)
むしろ、この作業をしないと、自分が東大に受かりそうかどうか、判断が出来ないと思います。
最終目標のイメージを具体的に持つ事がとても大切です。
お読みの皆さんも、目標を達成したいと思ったら、達成するときのイメージを具体的に持ちましょう!
この作業をするだけで、可能性がぐっと上がります。
では、次回は『目標を定めよう』の最後です。
お楽しみに!