Side.R




固まってしまった君。
不破と会ったことを思い出したのだろう。


「………見たよ。」


「…えっ…!?」


「不破が、来てただろう…?」


そして、その時……不破は、君に……。


「二度目はないって、言ったよね?」


そう言うと、絶句した君を見て、
やはりあれは見間違いなんかじゃなかったことが分かる。


「す、すみませんっっ!あの時…意識が…」


意識が…?まぁそうかもしれないね。
君の母親のあの非道な言葉を聞いて、
思わず飛び出して来たあとだったんだ。

…ごめんね?
本当はこんなことを問いただしに来たんじゃなくて、
君を慰めに来たはずだったのに…
それでも、俺は…もう…

不破がしていたのと同じように、
君の顎を掬い上げ、視線を合わせて…






………チュ………





グアムで君の唇の感触を知ってしまった今、
それがまた不破に奪われたとなっては、
もうあのバレンタインの時のように、頬キスにすり替えることすら出来ない。

でも、理由はどうする…?
そうだな、、、


「お仕置き…。」




⇒ ACT.223 続き妄想 (5) へ続く

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次で終わります~!
それにしても…お仕置きww
いや、自分で書いたんですが…。
二度目はない、の二度目が起きてしまった今、じゃあこの約束破ってどうなるの?
って思ったら…
こうなりました(笑)
でもチュー率が高くなってきた今のスキビで、
まだ蓮とキョーコの姿ではないんですよっ?
見たいじゃない…ねぇ♪