Side.K





「す、すみませんっっ!あの時…意識が…」


意識が…?意識が曖昧だったって言って言い訳になるの…?
だって、あの時の私は…
抵抗もしなければ、ショータローに蹴りを入れてやることも出来なかった…。

それじゃあ、まるでショータローのキスを受け入れていたと思われても仕方ないじゃない…

そう考えていると、敦賀さんが私の顎を掬い上げ、目が合ったと思ったら…





………チュ………





……え?…今…?

びっくりして目を見開いたままの私に、
敦賀さんはにっこりとした笑顔で…


「お仕置き…。」


「………!!!?
お、お、お、お仕置きって…!」


約束を破ったから!?

それにしたって、今のはっ…!


「お仕置きじゃ不服?
じゃあ、君の涙が止まるおまじない」


「~~~~!!///
もうとっくに止まってますーっ!!」


自分の顔が真っ赤になっているのは分かっていたけど、この薄暗い公園ならあまり見えなかったかな…?



まだこの時の私達は知らなかった…。
私達の近くの茂みに、雑誌BOOSTの記者が潜んでいたことを……



Fin.

と、思ったけど…
⇒ ACT.223 続き妄想 (おまけの6) へ続く

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おおお終わったぁー。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
書き始めたら、当初頭にあった流れとは全然違う方に進んでいき…
ホントはベンチに座って、グアムでの食事証拠動画を一緒に見て和む予定だったんだけど、どこへやら…?(笑)
でも何か、書き出したら勝手に蓮とキョーコが会話を進めていく、不思議感覚?を味わえて…
なんか楽しいかもー(〃∇〃)
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました(*^o^*)