☆アメンバー100人記念☆
風月さまよりリクエスト
『カメラマン蓮様とグラビアキョーコちゃん』のお話♡
※これもダメだろうなぁ……試しに通常で出してみます……。
ホントは明日の朝ＵＰしようかと思ってたんだけど・・
朝から消されても明日はちょっと対策が取れないのと、読んで下さるみなさんも平日の朝っぱらより今のがいいよね？と思いまして（笑）
通常のみの方、飛び飛びでごめんなさい(。´Д⊂)
そして、消されたらやっぱり限定行きになりますっ(ノ_＜。)
消される前に読んじゃって下さいね！
※いきなり来ますよ？(笑)
背後左右ＯＫですか？
それでは桃の香りにご注意を……♡
蓮がするすると結び目を解いたことで、たらりとキョーコの身体に掛かっているだけとなった細い紐。
ドキッとしたキョーコの瞳が不安に揺らぐ。
王子様だと信じてきた “ショーちゃん” でさえ、触れたことも目にしたことさえもないその膨らみが今、蓮の手によって暴かれようとしていた。
キョーコの不安を感じ取った蓮は、そっと伸ばした手を微かに震えるその頬へと添えた。
「大丈夫だよ。最上さん……いや、キョーコちゃん……。」
ここへ来て初めて名前で呼ばれたことに驚き、一瞬目を見開いたキョーコだったが、その妙な安心感と頬に伝わる蓮の体温に、心を落ち着かせコクンと小さく頷いた。
蓮はキョーコの頬から首の後ろへと手を移すと、首の後ろで結ばれていた紐もするりと解いた。
これでもうキョーコの膨らみを隠す僅かな布も、ただ重力で乗っかっているだけに。
蓮がそのまま解いた紐の端を握ると、キョーコは思わず両手で自身の顔を覆った。
シュルッ……っと一思いに水着が引き抜かれた瞬間ーーー
「やっぱり嫌っ///」
顔を覆っていたはずのキョーコの両手は一瞬にして、晒されたはずの膨らみを覆い隠した。
「ふぅ……」
蓮の漏らした息に、この期に及んでまだ躊躇う自分に呆れられたのかと、キョーコの表情が曇る。
「いいよ、そのままで……」
カシャ
カシャ
蓮は両手で胸を隠すそのままのキョーコの姿をカメラに収め始めた。
「……お、怒ってますか……？」
無言で撮影を続ける蓮に、キョーコが恐る恐る尋ねる。
「いや……？」
急に言葉数の少なくなった蓮に、不安が増すキョーコ。
この手さえ退かせばいいのだろうかとか、撮影が進まないことを怒っているのかとか、とにかく蓮の機嫌を必死に探るキョーコ。
「……ちょっと、休憩しようか。」
すると、蓮はカメラを置いて、そのまま撮影部屋を出て行ってしまった。
その場に一人取り残されたキョーコ。
きっとこんな不安気な顔では撮影にもならなかったんだろうと、自己嫌悪に陥っていた。
＊ ＊ ＊
一方、撮影部屋を出た蓮は、洗面所に来ていた。
洗面台に両手を付き、正面の鏡ではなく下を向いている……。
(落ち着け……、落ち着くんだ、俺！)
ゆっくりと顔をあげると、
(…っ！？……俺、こんな表情(ｶｵ)してるのか……)
今まで見たこともないような自身の表情に驚く。
(これまでどれだけ撮影してきたと思ってるんだ……。
女の子の身体なんて嫌というほど見てきただろう？)
蓮が撮影してきたグラビアアイドルは既に数十人……。
仕事として向き合う女の子の身体に何かを思うことなど全くなかったのだ。
(だいたい……俺、何でキス……したんだ？)
口元を手で覆いながら、赤い顔をした鏡の中の自分を見る。
(はぁ～～～～～…………。
俺…………まさか…………。)
最後に水を勢いよく出した蓮は、冷たい水で顔を洗ってから、再び撮影部屋へと踵を返した。
＊ ＊ ＊
パタンーーー
撮影部屋に蓮が戻ると、キョーコは先程と同じく胸を両手で覆い隠したままの姿勢で窓の方を向いて座っていた。
再びカメラを手に、その後ろ姿も撮影する蓮。
カシャ
少し憂いを帯びた後ろ姿が美しく見えた。
徐々に近づいて行くと、キョーコの肩が震えていることに気づく。
(もしかして……、また泣いてる？)
初日のようにまた泣き出してしまったのかと心配になった蓮は、そっとキョーコの肩に手を置く。
すると、ピクンと大きく跳ねたキョーコがゆっくりと蓮の方へ振り向いた。
(ーーーっ！
な、なんて表情(ｶｵ)してるんだっーーー！)
振り向いたキョーコは、頬が真っ赤に上気し、今にも雫が溢れそうなほど潤んだ大きな瞳に、肩が上下するほど荒く熱い呼吸。
「はぁっはぁっ、敦賀さんっ///」
「うっ、な、なに……かな？」
その余りにも扇☆情☆的なキョーコの様子に、必死に平常心を保つ蓮。
「私っーーー///」
するとキョーコは、勢いよく蓮の首もとへと抱きついた。
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今回、最初から限定行きのつもりでしたが、
蓮様自覚の回になってしまったので( ´艸｀)
消されるまでの間・・通常投下しちゃいます・・！
