映画「キングダム2 遥かなる大地へ」感想/2022.7.15(初日) | PERFECT PERSONAL WORLD

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西に東に、はてしない追っかけ日記

キングダム2 遥かなる大地へ
1回目・2D(TOHOシネマズ天神・ソラリア館)





3年待った続編、夢の続き。

とにかく最高でした!

前作は八万対三千から、策で咸陽中枢での攻防になりましたが、今作は秦魏の蛇甘平原での合戦。VFXでの大軍同士のぶつかり合い、俳優さんの演技による武将同士のぶつかり合い……とにかく最高で濃密な2時間でした。











何と言っても清野菜名さんの羌瘣が羌瘣過ぎました(語彙力なし)。



原作でも武力値は最強級の羌瘣。
その最大奥義・巫舞の表現もスタント、ワイヤーアクションを駆使して最高に表現されてました。

原作より内面を多く見せたり、信との関係も強調された羌瘣が2の最大の見どころだったと思いますが、大成功だったと思います。
PVで羌瘣をやっていた山本千尋さん演じる姉・羌象役もピッタリだったし、信・漂、尾平・尾到の「兄弟」の対比も上手いと思いました。

それにしても原作5〜7、9、10巻までの二つの信の初陣編と嬴政暗殺未遂事件を上手くまとめた脚本の構成が本当に見事。あそこから始まるとは思わなかった!
時節柄、虐殺の部分や「防壁」の表現は気をつけたんだろうなあ。

トヨエツの大将軍・麃公、小澤さんの魏火龍・呉慶、浜津さんの澤圭伍長、渋川さんの縛虎申千人将、ラストに出てくる◯さん、と皆様ぴったりでキャスティングも最高でした。

「奇貨居くべし」で有名な丞相・呂不韋。
キングダムでは王座を巡って嬴政側と争いますが、「レッドクリフ」や「三国志 Three kingdoms」の曹操みたいに器の大きな描かれ方をしていますが、佐藤浩市さんがぴったり過ぎる!
今年の頭、新撰組!の再放送の芹沢鴨見て、呂不韋役似合うだろうなあと思っていたので嬉しい配役でした。

キングダムの原作が持つ、知略による大軍同士のぶつかり合い、キャラクター同士の信念のぶつかり合い、それらが生む物語とそのうねり、どれもが見事に表現されていたと思います!

そして、ラストのサプライズに「うおーっ!」と。
噂には聞いていたけど笑

今回の鑑賞ノルマは5回のつもりでしたけど、もっと観るかも。

終わって、舞台挨拶中継。

山﨑賢人、吉沢亮、清野菜名、大沢たかお、佐藤信介監督が登壇!

コロナ禍で撮影プラン(主に中国ロケ)が全部なくなって、新たに組み直した苦労やアクション、演技のこだわり、夢=続編への展望等。生で見たかったなあ。

物販は前回も買ったクリア下敷き、前作で信の剣や王騎将軍の矛を買えなかったので、今回は早めに羌瘣の剣、緑水のペーパーナイフをゲット。





大ヒットしますように!