モニター写真~鼻をシュッとすっきりに 鼻尖縮小+鼻尖形成+鼻翼縮小(外)~美容外科医のノート | 美容外科医のノート  室 孝明(東京&福岡 ビスポーククリニック)

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目・鼻・抗加齢医学にこだわり続ける美容形成外科医、室 孝明(むろ たかあき)のブログです。美容医療の初心者の方からベテランの方まで幅広く参考になる情報とお得情報をお送りいたします。
バランスのよいお顔作りに定評があります。

(写真はいったん削除していますのであしからず)


フランス・パリで起こったテロによりお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。そして重傷の方々が一人でも多く一命をとりとめて、痛みから解放されることを望みます。



比較的遠方からのモニターさんです。
お心遣いいただきありがとうございました。


さて

手術して一か月目の検診のとき(お化粧されていましたが)、『今まで鼻が足を引っ張ってきたんですね』と思わず本当に失礼な言葉を口にしてしまうほど、小さな手術の組み合わせで大きな効果を出せた患者さんです。

まだ術後1か月なのでpolly beak 変形(鼻先から鼻背にかけての盛り上がり)などは残っていますが、鼻先もあがることなく良い結果となりました。見て頂ければ明らかですが、垂れ下がった小鼻も持ち上がり挙上されたように見えます。鼻中隔延長まではしたくないけど、鼻先を少しだけ下げたいという希望の方にはよいモニターさんだと思います。

鼻の下半分が大きく、張り出して見えるということでご来院されました。


張り出しも鼻孔全体も大きいタイプです。鼻先も軟骨が広がって大きく見えます。

 
鼻の穴が斜めからみて目立ちます。絶対に鼻の穴が上に向かないようにする必要があります。
 
少し鼻先が上にあるように見えます。鼻の穴が切れ上がっているのがそれを助長しています。

鼻の皮膚が薄く、手術する私にとってはありがたい鼻。術後の予測もつきやすいタイプです。



手術は①鼻尖形成術②鼻尖縮小術③鼻翼縮小術(外)を行いました。
一つの手術で欲張るのではなく、自然な印象を残しつつしっかり効果を出すために、上記手術内容となりました。

無事に手術を終了してギプスで鼻先の軟部組織を押さえていたのですが、効果を出したい思いが強かったのか、術後数日頃から一時的に鼻柱の皮膚の血流が悪化しました。経験上はギプスによる圧迫が強すぎただけでまず大丈夫だと確信していましたが、ご本人には心配をかけてしまいました。

さて術後1か月の状態です。

 
手術していないみたいですね、なかなか自然です。

 
鼻の穴は上に上がっておらず目立ちません。
polly beak がまだ残っています。
 
鼻翼の傷跡はまだ赤みがあり目立ちます。

 
鼻の穴は自然に見えるために重要なポイント。
効果を出しつつも比較的自然な鼻孔形態だと思います。


比べてみましょう。
 
 
 
 

 

鼻先が適度に下がり、小鼻の根元は上がり少し延長したような効果が出ています。
これは鼻翼軟骨の固定の際にひと手間を加えることで可能になります。
 
 

しっかり効果が欲しいとのことで限界まで小さくしましたが、お顔全体ではむしろちょうどよい、上品なお鼻になりました。
そして『足を引っ張っていた鼻』がなくなった今、ぐっと女子力があがったように感じました。


充実した日々をお過ごしいただけていればうれしい限りです。



照れ照れ照れ照れ照れ照れ照れ


美容外科医のノート本


おしまいニコニコ