ふゆ | 犬の美容室 プリティドッグのブログ

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今日で、ふゆのお葬式をしてから 2週間がたちました。

よくお世話になっている おおぞらさんで、執り行いました。
先代のナツ(MAX)  クリ(Mダックスフンド)もお世話になっている所です。

最近 改装され、とても綺麗になって 最新鋭の焼却炉になっていました。

火葬して頂いている時に、煙は出ていないのですが 外に出て 空を見上げると
先代達の時も そうでしたが、 なんだか すうっとします。

「あ~ 天国に旅立ったなぁ~」と・・・

ふゆも先代達と 並んで お骨になってしまいました。






まだ 誰かと話している時は、そうでもないですが 一人になると 思い出して涙が出てしまいます。 ふゆを火葬している時に おおぞらさんにお参りに来られた方と出会い、その方曰く
「泣くのも その子の供養だから 精一杯泣いてあげね」と言われました。
やっぱり メソメソしてしまいます。


ふゆは、ある繁殖場にいた子でした。
その繁殖場の経営が成り立たなくなり、引き揚げる際に 繁殖には、もう使えないと振り分けられた犬達のなかの一匹でした(先代のクリもそうでした)
とてもひどい環境にいた様で その繁殖場にいた犬達は皆 うんちまみれ、毛玉もフエルト状に皮膚にからまり 床はウンチが何センチにもなり 大きなドッグフードの袋の中には 犬の死体が何体もあったそうです。 私もその犬達を何匹かシャンプーカットして 里親を探すお手伝いをしたのですが そんな劣悪な環境だったのにもかかわらず 皆太っていました それは、3日に一回エサをばらまきに来ていたとのことでした。

そんな環境にいた ふゆでしたので ウチにきた当初は、精神的にも不安定で クリと寄り添い身をひそめていました。 
「パアーン」という 物を叩く音にものすごく反応し、顔色が変わりしっぽを下げて 隅っこに行ってしまいました。
このトラウマは取れることは、ありませんでした。
クリは 最後まで人と交わる事が苦手な子でした。

ペットショップで 可愛らしい子犬達が並んでいますが 影には、そんな犬達がいたことを
少しでも 思って頂けたら 幸いです。








亡くなる数日前のふゆです(ふゆの頭上にふざけた奴がいますが)
おしっこに行くのも辛いだろうにと オムツをしましたが 最後まで おしっこを知らせてくれ 
しんどい体で 外におしっこに行った本当にいい子でした。