とにかく音を純粋に《楽しい!》と感じていただけることを目指します。
そして、
段々生徒さんの成長と共に
《楽しい》だけじゃ続かないときが来ます。
これはもう、何かを志し進歩していこうとするなら必ず。
ピアノに限らず楽器での演奏技術の習得は、家庭での練習が必ず必要です。
進級、進学し、勉強や、クラブや、成人の方では転属…
忙しくなったとき、それでも、練習に向かえるかどうか…
ここでまず試されます。
そんなとき、ご自分や子どもさんを支えるのは…
《それでもピアノが好き!》
という気持ち。
この、好き!が無いと、
続けていくのはなかなか困難です。
でも逆に、好き!さえあれば、どんなにしんどくても続けていける。
私事ですが、私の高校生の息子は吹奏楽部です。
吹奏楽部は文科系の野球部、と表現されるほど忙しく大変な部活です。
試験期間以外休みもほとんどなく、毎日朝練と夕方から夜までの練習、土日もお弁当を持って朝から一日練習です。
春からすぐ何本かステージ出演をこなし、
毎日毎日、基礎練、基礎練…
夏は炎天下野球部の応援に燃え、そしてコンクールへの特訓。来月にはコンクールの舞台にたち、秋からはステージ出演が何本も待っていて。
帰宅は夜、疲れて帰ってきてご飯とお風呂ですぐに22時を回り、急いで学校の課題をする姿を見て、思わず健康も心配になることもあります。
が…彼を支えているのは「それでもやっぱり音楽が好き!」という気持ち。
帰ってきて、やっと何かのんびりしながら何か聴いてるな…と思ったら、今練習中の課題曲だったり、
自分の部屋に上がったなと思ったら、ベースの音が聴こえてきたり…
やっぱり音楽が「好き!」なんだなぁと。
そして、私自身や周りの音楽仲間達もそう。
「音楽が好き!」という強い気持ちが、どんなに忙しくてもつらくても自分を突き動かし続け、今に至っています。
ピアノは楽しい、から
「ピアノが大好き!」
と実感できるようになることが
ピアノを長続きさせていける最強のコツです。
じゃあどうしたら「好き!」を実感できる…?
そのお手伝いをすることも
ピアノ教室の大きな役割のひとつです。
一緒に「大好き!」感じて、加速していきましょう^^
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石橋ふみよ
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