今回のその方の課題は
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「ゆっくりテンポの曲が弾きにくい…」
多くの場合「思うように指が動かず、速いテンポの曲が弾きにくい」という悩みをお聞きするけれど、こんなケースも結構あり。
こういう場合、
考えられる原因のひとつは
「心の中にその音楽が流れているか?」
その曲を弾きたい、という思いに変わりないのだけど
“その楽譜を”弾くことだけを考えていると
“楽譜上の音符を鍵盤に落とす”
ことがゴールになってしまい、
その曲らしさやテンポ感、どころじゃなくなってしまい、なんか違う、弾きづらい…となってしまう。
そういうときはまず、弾いてもらうのは一旦休憩、ピアノ交代。
生徒さんにはタイコを渡し(今回はハンドドラム)
私の伴奏で課題の曲を弾き歌うのを聴いてもらいながら、合わせ叩いて体感してもらいます。
通しで最低2〜3回。
ビートに慣れ、合わせて叩くことに慣れたら
歌なら歌詞を、歌詞がなければメロディーをドレミで叩きながら歌ってもらいます。
今回は歌詞で。
これも2〜3回。
体でビートを感じ
メロディーが心の中で流れていないと、指先に任せて音符ばかり追いかけてしまう。
でも、体に、心に
音楽が流れ始めると…一変!
ピアノ経験者の方でしたが
レッスンが進むにつれ
「…そういうことかっ…」
と驚かれつつ叩き、歌い、弾く…
1時間後。
別人のように…変身^^
音楽が流れ始められました。
こんな、レッスンの瞬間が
たまらなく好きです。
*
2010年、今の教室立ち上げ当初から始めたこのブログ。
その後2012年3月から、
レッスンの中で心に残ったことを時々、記録してきたこのレッスン日記。
約6年経った今日、やっと100記事めになりました(^^;
書けないことの方が断然多くて…
ほんの一部、ですが
毎日毎日みなさんとピアノ・音楽を楽しませていただけている日々に
改めて感謝します。
これからも記録していきます。
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